2015.04.15

【交通事故注意報】示談を円滑に進めるための5つの注意点

いざ示談交渉!大切な5つのポイント!


交通事故を起こして加害者の立場になってしまった場合、示談交渉では不利な立場に立たされがちです。
いたずらに高額な示談金を要求される場合も少なくありません。

加害者の立場になったときこそ、自分を守る!

ということで今回は、加害者として示談交渉に臨む場合に、大切な5つのポイントについて解説します。

1.現場に残って必要な措置を採る!

道路交通法は、交通事故を起こした場合、被害者の救護や警察への報告を直ちに行うことを義務づけています。
この義務に違反すると、もちろん刑罰を科されますが、それだけではありません。
被害者に、誠意のない加害者と思われ、その後の示談交渉が円滑に進まなくなる危険性があります。
示談交渉を円滑に進めるためにも、法律上の義務は怠ることがないようにしましょう。
というよりも、人として当然の行動を取れば何の問題もありません。

2.お見舞いや謝罪を忘れずに!

現在、多くの任意保険には、示談代行というサービスが付いています。
なので、通常は、示談交渉自体は保険会社にほぼ任せることになります。
しかし、保険会社は、謝罪やお見舞いの代行まではしてくれません。
あなたの執事ではありませんので。

そして、事故直後の対応が不誠実だと、被害者が態度を硬化させることも少なくありません。
『なんだアイツは!?』となってしまいがちです。
そうすると、示談交渉が難航してしまいますよね。

ですので、まずは被害者に対して誠実な謝罪をすることが大事です。
これまでの人生の中で一番謝ってください。
こういう場合が、頭を下げる、ここぞという時です。
恋人に謝る、仕事でミスを犯して上司に謝る、それよりもワンランク上の謝罪を意識しましょう。

ただし、被害者や遺族の中には『加害者となんて会いたくもない!』という人もいます。
そのような感情を無視して、謝罪を強行することは明らかな逆効果ですので、お見舞いやお詫びの前には、警察や保険会社を通じて、被害者や遺族の側に受け入れる意思があるか確認することが必要です。
押し売りは厳禁。

3.事故直後の会話は録音する!

人の記憶は簡単に変わります。
都合良くコロコロ変わります。

被害者の中には、自分の落ち度を隠すために、あるいは、より多くの賠償金を得るために、後日に証言を変える人も結構います。
目撃者がいない、他に証拠がない場合には、被害者が証言を変えても、それが判明しないことも結構あります。
ですので、証拠を残すために、事故後はなるべく早い時点から、現場にいる人の会話を録音するようにしましょう。

スマホなどの録音機能を使えば、簡単に録音ができますよね。

4.「被害者の過失」はちゃんと主張する!

交通事故は、加害者の過失だけでなく、被害者側の過失も原因である場合が少なくありません。
例えば、自転車の無灯火などが挙げられます。
そのような、被害者に過失がある場合には、『俺、当てた方だしな~…』などの罪悪感は捨てて、警察に報告しましょう。
そして、示談をする場合にもしっかり主張しましょう。
主張が認められれば、賠償責任が軽減される可能性がありますから。
行き過ぎた責任を負わないようにするために、主張できることは主張するのは当然です。

5.示談で必ずまとめなければならない訳ではない!

正当な賠償額を提案したにも関わらず、被害者が応じない場合もあります。
被害者が怒っていて、話など全く聞いてもらえないケースや、真実とは違う主張をして譲らないようなケースです。
このようなケースでは、示談にこだわると、かえって解決が長引いてしまいますし、事故を起こしてしまった人は、精神的にさらに追い詰められることになります。

なお、任意保険に弁護士特約が付いていれば、弁護士に訴訟の代理を依頼することができます。

また、被害者の中には、保険会社からの示談案には応じないが、裁判を起こした後に、裁判所の和解案には応じる人や、判決が下されれば納得する人もいます。
ケースによっては、無理に示談でまとめようとせず、被害者が訴訟を提起するのを待って、訴訟の中で解決することも視野に入れておきましょう。





以上、自分が負わなければならない責任の範囲をハッキリさせることは、とても大切なことですね。
加害者だからといって、責任を全て取らなければならない訳でもないのです。

もしも加害者になってしまったときは、この5つのポイントを頭に入れて、潔く、スマートに対応しましょう。





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