2015.05.12

「肉」にはやっぱり「米」が合う!!「肉離れ」にも「RICE」が合うんです


無理な動きをして筋肉に急に強い収縮が働くと、筋組織が断裂することがあります。
この状態を医学用語で「筋断裂」といいます。

簡単に言うと「肉離れ」のことですね。

運動する時はもちろんですけど、日常生活での外傷や交通事故などでも起こり得ます。

筋繊維が断裂する「肉離れ」

歩行時や運動時に突然に肉離れを起こすと、激痛あるいは鈍痛を感じます。
過去に肉離れになったことのある方は、あの苦痛は忘れられないはず…

この症状は、いきなり歩けなくなるくらいの痛みを感じる場合もあれば、徐々に痛みが強くなったりすることもあるので、『うわっ!肉離れだ!』とすぐに気付かないこともあるのです。
そして、主に、太ももの裏側やふくらはぎの筋肉で起こりやすい傾向があり、筋肉の過剰な収縮で筋繊維が断裂するため、肉離れになると痛みや腫脹、皮膚の変色といった症状が見られます。

以下、肉離れの要点をまとめましたのでチェックしてみてください。

●身体を動かしている時に急に痛む(筋繊維断裂)
●痛み方にも色々あって見分けが付きづらい
●太ももの裏側やふくらはぎの筋肉で起こりやすい
●痛かったり、腫れたり、変色したりすることもある


軽度の場合は、放置して安静にしていれば自然に治ることもあるのですが、だからといって甘く見て放置してしまうと怖いです。
靱帯や腱、筋肉といった組織が関節を正常な範囲で動かせなくなったり、動かす力が弱くなったりと、日常生活を正常に過ごせなくなってしまうことも。
なお、何度も同じ部位を傷つけやすくなるので、早い段階で適切な処置を受けておいた方が無難ですよ。

肉離れには、RICEが効く!

はい、『米を食ったら治るやん!』と言いたい訳ではありません。

肉離れの応急処置には、打撲と同様「RICE」が有効なのです。
もちろん、米のライスもしっかり摂取すると、非常に元気が出ますけどね。

RICEとは、患部の出血や腫脹、疼痛を防ぐことを目的にした応急処置のことです。
患部を安静(REST)にし、氷などで冷却(ICE)し、弾性包帯やテーピングで圧迫(COMPRESSION)し、患肢を挙上すること(ELEVATION)が基本です。

肉離れの直後に適切なRICEが行われるかどうかが、その後のリハビリテーションや復帰期間に影響しますので、損傷の程度に関わらず、すみやかにRICEを行いましょう。

ただし、長すぎる冷却には注意が必要です。
冷やし続けると、皮膚が凍傷になる場合があります。
『間抜けな人しかそんなことにならないっしょ!』と高を括っていると、あれよあれよと凍傷発症。
本末転倒。
しっかり患部の状態を見ながら冷やしましょう。

また、ガッチガチに圧迫固定すると血管だけが締め付けられるので、かえって逆効果になる場合があります。
冷却との兼ね合いを見ながら、動かしにくい状態で固定して、安静にしてください。
横になるときは、重ねたバスタオルを足の下に置き、頭より数センチ高くするだけでラクチンさが違います。




いずれにせよ、靱帯や腱、筋肉をしっかりと修復する治療を行わないと、後遺症を残したり癖づいたりする可能性があります。
悪化すれば、治るのにも時間がかかるケースがあり、腫れや痛みがひどい場合は受診することが大切なのです。

これを機に、肉(肉離れ)には米(RICE)が必要だと覚えていってください♪





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