2016.06.27

【駐車場の料金】どういう仕組みやねん?パーキングの実態と節約法を教えたれ。

「車を停めているだけで金取られる」 こんな風に書くと、不条理極まりない!入りに入り組んだ仕組みがバッスバス働いてる!とも思えてきますが、駐車料金が発生するのには大人の事情があるのです。(出たよ出たよ、勢いで畳みかけながらの、おおげさなやつ)


いったい誰がどのように儲けてるんですか?(謎)
どうして場所によって料金が違うんですか?(怒)

そもそもの経済やビジネスのカラクリを不思議がる人、世の中の理不尽に敏感な人、そんな血気盛んで知的好奇心旺盛な皆さんのお役に立てるよう、今回は、駐車場の仕組みや価格差の理由、お得な節約方法について、丹精込めて解説して参りたい所存です。(えらい壮大に入ってきてる割に、テーマの狭さがハンパじゃないよね)


とにかくですね、皆さんの駐車場ライフの一助となりたいので、ちょっと見ていってくださいよ。(“駐車場ライフ”って、駐車場に住むみたいなニュアンスになってるやんけ、なんでも“ライフ”付けたら成立すると思うなよ、浅はかな思考回路やでホンマ)

駐車料金が決まる簡単な仕組み


ではまず、駐車料金がどうやって決まっているのかを簡潔に説明します。

駐車料金設定のやり方が、パーキングの経営形態によって異なるのです。

<1>パーキング運営者が土地を借りて運営している場合


駐車料金は、パーキング運営者が設定します。
運営者は、法人も個人もあります。

儲けレベルは『そこそこ』です。(曖昧すぎて、一旦、耳キーンなるわ)

というのも、パーキング運営者は地主から土地を借りている立場で、地主に地代を支払わなければならないので、儲けは『そこそこ』となります。

<2>パーキング運営会社が土地を借りて加盟店が運営している場合


駐車料金は、パーキング運営会社または加盟店が設定します。

儲けレベルは『あんまり』です。(いや、“あんまり”ほど人によって程度が変わってくるワードないぞ、耳キーンなるわ)

地主に地代を支払ったうえ、運営本部へもロイヤルリティ・加盟料を納めなくてはならないので、儲けは『あんまり』です。

<3>地主が運営している場合


当然、駐車料金は地主が設定します。

そして、儲けレベルは『ウハウハ』です。
儲けは、まるまる地主のものになりますので『ウッハウハ』です。(“ッ”増えてるし、すんごい気持ち込もっとんな)

駐車場経営は、言わば、土地活用の鉄板パターンでもありますし、富める者がさらに富んでいく資本主義社会を、肌身で実感できますよね。(お、それなりに経済の本質を突いてるやん、その調子で頼むわ、今回は用事あるからツッコミここまでにしとくわ、せいぜい頑張れよ)



……ただ、その一方で整地から駐車場設置まで、全て自ら行うので初期費用は結構かかりますし、いざ始めても車の入りが悪かったら、それはそれはだいぶ厳しいことになります。

パーキング形態


ツッコミが離脱して、いささか不安なのですが、気合いを入れて進めていきます。




パーキングの形態としては、大きく分けて、コインパーキングと月極駐車場の2つですね。

●コインパーキング
使った分だけお金発生

●月極駐車場
使用頻度は関係なく月定額でお金発生


なお、コインパーキングは、「30分200円」など時間で区切りつつ「20時~翌8時まで800円」というような長時間プランを組み合わせている場合がほとんどですね。


駐車料金の差


日頃からコインパーキングなどを利用していると分かりますが、駐車料金は一律ではありません。
やっすっ!と感じるところから、ボッタクリやんっ!と叫んでしまうところまで様々です。


本意気で叫んでしまわないように、価格差の背景を知っておきましょう。

価格差が生まれてしまう主な要因は以下の通りです。

地域


まずは地域ですね。
全国で明確な差があります。
参考までに、月極駐車場の平均料金は以下です。

・東京都…約36,000円
・宮城県…約21,000円
・高知県…約8,800円

これは「人口が多いから」「東京都民は金持ちだから」というわけではありません。
人というよりも、土地代です。
そして、あくまでも平均値です。
東京と一口に言っても、区や場所で平均賃料が全然違いますし、少数の超高額駐車場が平均値を押し上げている可能性があります。
データで見る限り平均的に高いけれども、肌感覚では乖離しているというのは、よくあることですよね。

場所


例えば、駅から徒歩1分の駐車場と、駅から徒歩10分の駐車場、どちらが高いかは考えるまでもありません。
上で説明した通り、駐車場経営は地代が大きく影響する商売なので、地代の高い駅周辺などの場所は、駐車料金を他の場所と同程度にしてしまうと、商売あがったりで赤字になってしまいますね。

なお、全国で駐車料金の高いエリアTOP3は以下です。

1位:東京目黒駅周辺…1,183円/時
2位:東京神保町駅周辺…1,100円/時
3位:東京表参道駅周辺…1,020円/時
※from しらべぇ


当然、東京の有名駅周辺は高くなってきますね。

ちなみに、たっかっ!と叫んでしまいそうな時は、経営者は大変なんですね!頭使って収支計算してるんですね!と、冷静な大局観でもって心を落ち着けましょう。
ベラボウに高い値段設定になっている場合でも、経営的に仕方ない部分があるのです。

時間


トラフィックが多い時間帯は高い、少ない時間帯は安い。
これ当たり前です。

昼間は車(人)が多いので、少々料金が高くてもお客さんが入ります。
けれども、車が少ない時間帯は料金を安くしないと入ってもらえません。

逆にドライバー側からすると、狙い目は、早朝か夜間ですね。

施設


例えば、同じ系列デパートであっても、場所によって有料と無料の駐車場があります。
その違いが生まれる理由は簡単で、有料にしても採算が合うのであれば、喜んで有料にするわけです。
施設内に人気テナントが入っているデパートや、立地の良いショッピングモールが有料駐車場を持っている傾向にあるのは、そういうことです。
ですので、地方のショッピングモールなどであれば、ほとんど無料です。

ただし、駐車場を有料化している施設でも、あまりに高くしてしまうとお客さんが離れていく可能性があるので、「5,000円以上の購入で2時間無料」といった、よくある対策を打つことになります。
幾分したたかです。
これがビジネスです。


駐車料金の節約

駐車料金の節約


というわけで、駐車場に大金を払うなんて我慢ならねぇぞ!という人に、駐車料金を節約できる耳寄り情報をお届けします。


(1)安い時間帯を狙い打ち


早朝と深夜の駐車場は割安なので、できれば、その時間帯に活動しましょう。
この場合、夜行性の方が有利です。
また、夜の予定や飲み会などは20時以降に設定し、「20時~翌8時まで停め放題800円」みたいな駐車場を有効活用してください。

『え?他人の予定?空気?常識?大人?そんなものは知りません。勝手に自由におっぱじめて楽しんでもらえばいい。なぜならば、私の人生は私がルールですから。普段、人生は自分次第だ!などと言っているくせに、そういう時だけ空気を読め!などと言わないでいただきたい。』と、ブレない鉄のハートも必要悪だったりします。

(2)洗車


ガソリンスタンドで洗車する習慣がある人にとっては、かなり香ばしい目の付け所です。
繁華街でお買い物の際は、近くのガソリンスタンドに寄って洗車を頼み、その間に急いで爆買いしましょう。

(3)クレジットカードでポイントを貯める


金額は変わらないがその分のポイントが貯まるという、ささやかな抵抗です。
ちょっとした悪あがきですが、クレジットカードで清算できる駐車場があれば、そこに停めましょう。


(4)大きい買い物と組み合わせる


「5,000円以上ご購入の方は駐車料金3時間分無料」
ショッピングモールやデパートに必ず用意されている戦略に、あえてハマリましょう。
攻撃は最大の防御です。

もちろん、駐車料金を節約するために全く不要な物を買うという寒いオチにならないようにお気を付けください。
意外とやってしまいがちですから、本当に気を付けましょう。
そういうのが、まさに本末転倒ですので。

(5)検索サイトを利用する


最近では、地域やエリア別に駐車場を検索できるWEBサイトがあります。
登録されている駐車場も増えてきており、知らない土地でも安心です。

(6)もう駐車場を使わない、要するに、車を使わない


駐車場からの卒業。
「もうあなたとは会わない。私、あの人(=公共交通機関)の素晴らしさにようやく気づいたわ。」と、恋多き乙女よろしく、公共交通機関に乗り換えてしまいましょう。

なお都会であれば、電車やバス、タクシーがあれば十分です。
しかも時間も早いです。

ちなみに、分かりますよ、すごい分かりますよ。
車を持っている、車に乗っている、というプライドやステータス感。
そこは、自分との闘いですよね。

一歩、踏み出す勇気を。
次なるステージへ。


まとめ


以上、街に点在する各種駐車場はそれぞれ経営形態が異なるので、料金に違いがあるわけです。
全てはビジネスが絡んでいます。
経済社会ですね。



決して土地が広いとは言えない日の丸国において、群雄割拠の駐車場戦国時代とも言える、このご時勢…



ダメです。
良いシメが、思い浮かびません。
ツッコミ、帰ってきてください。
心待ちにしております。


とりあえず終わりです。





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