2017.07.04

車のガソリンの種類:タフなレゾンデートル:磐石のイレギュラー満タンで

ガソリンはワンダフルですよ。ちなみに、私という人間自体はハイオク寄りであって、少なくとも、レギュラー寄りではございません。(おいおい、ちなむな、誰やねん、軽油みたいなノリしやがって、どうせなら重油みたいな生き方せえ)


はい。

ガソリンスタンドでは、『軽油』『レギュラー』『ハイオク』と大きく3種類のガソリン(石油製品)が販売されています。
これらの違い、説明できますか?
林先生になりきって、説明お願いします。
(おい、なりきらんでええねん、林先生になりきったところで何の効能があんのじゃ)



はい。

ということで、それぞれのガソリンの性質について見ていきましょう。
林先生になりきって、見ていきましょう。
(おい、なりきらんでええねん、ていうか林先生になりきって見ていくって意味が分からんのじゃ、ひとりでやっとけ)



はい。

先生、キャー!
林先生~!!
(おい、やかましい、ただのファンやないか、何しとんねん)


ガソリン


軽油(ディーゼル燃料)

軽油は、原油から精製される石油製品で、ディーゼルエンジン専用の燃料なので、別名“ディーゼル燃料”と呼ばれ、他のエンジンには適しません。

ディーゼルエンジンは、例えば欧州の乗用車、トラックやバスなどの大型車に搭載されています。
軽油をディーゼルエンジン内部で圧縮して自然発火させる構造になっていて、点火を必要とするガソリンエンジンとはピストン行程に違いがあります。
そのため、ガソリンエンジンに軽油を入れると、エンジンが突然停止したり、黒い煙を吐き出すなど不具合が起こり、最悪の場合、全パーツを交換しなければならなくなります。

また、“軽”の文字があるからと、軽自動車に軽油を入れる人が必ず一定数はいるわけですが、軽自動車はレギュラーガソリンを使用する車種なので要注意です。
バイクも同様です。

逆もまたしかりで、ディーゼルエンジンにレギュラーガソリンを入れると故障に繋がります。
近年では、セルフ式ガソリンスタンドが普及したこともあり、誤った給油を防ぐために“軽油”ではなく“ディーゼル燃料”と表記するところが増えています。

レギュラーガソリン

ガソリン関連の指標のひとつに、オクタン価というものがあり、欧米ではオクタン価を表示してガソリンを販売するのが普通です。
オクタン価とは、アンチノック性を表す指標で、オクタン価が高いほどノッキングが起こりにくいガソリンであることを示します。
ノッキングとは、簡潔に言うと、エンジン内で燃料の発火タイミングがズレて爆発する現象のことです。

そして日本では、オクタン価が低いものを「レギュラーガソリン ・無鉛ガソリン」、オクタン価が高いものを「ハイオクガソリン・無鉛プレミアム」と呼んでいます。

なお、日本の車種の多くはレギュラーガソリンで走るよう開発されていますが、レギュラー仕様のクルマにハイオクを入れても問題なく走ることができる一方で、ハイオク仕様のクルマにレギュラーを入れるとノッキングが起きやすくなります。
ノッキングを繰り返すと、エンジンの故障はもちろん、ピストン頭部を溶かすなどの重大ダメージに繋がりますので、レギュラーとハイオクの違いは意識しましょう。

また、クルマに合うガソリンの種類を調べるには、給油口の蓋を開けて、「無鉛ガソリン<レギュラー>」「無鉛プレミアム<ハイオク>」の記載を確認可能です。

ハイオクガソリン

ハイオクガソリンは、前述の通り、オクタン価が高く発火しにくいガソリンのことです。
オクタン価が高いほどノッキングが起こりにくいので、エンジン負荷が小さくなりますし、エンジン洗浄剤がブレンドされていて、給油によってエンジンルームの寿命を延ばす効果もあります。
石油会社がアピールするような、エンジン性能アップや環境性能向上といったことは、エンジン洗浄剤によるものです。
エンジンルームがクリーンになれば、排気する不純物が減り、環境に優しくなるのは明らかで、燃費も良くなります。

総じて、ハイオクの価格はレギュラーよりも高くなります。

なお、ハイオクで誤解されがちなのは、主に高級車用のガソリンである、レギュラーよりも走行パワーが大きい、という部分です。
たしかに、欧米の高級車でハイオク仕様は多いわけですが、レギュラー仕様も普通にありますし、ハイオクはあくまでオクタン価が高く発火しにくいガソリンを指していて、レギュラー仕様のクルマにハイオクを給油しても、走行パワーが向上するということではありません。


おわりに


そんなこんなで、セルフ式ガソリンスタンドが増えたことによって、ガソリンの入れ間違いによるトラブルが多発するようになったとJAFも認めていて、軽自動車やバイクに軽油を入れてしまう、ディーゼルエンジン車にレギュラーガソリンを入れてしまう、といったことは日常茶飯事のようです。


というわけで今一度、曖昧さや勘違いを捨て去り、正しい認識を持ちましょう。



そうです。
曖昧さや勘違いというのは、ともすると、クルマはもとより人類のエンジンすら破壊しかねませんから、ちゃんとしましょうね。
思考停止というのは、むっちゃ怖いですからね。
くわばらぁ、くわばらぁ。
(おい、跳んだ跳んだ、スゴい跳躍や、それ自体はええことやねんけど、ここではやめとけ)


あ~!
もう教えて~!!
林先生~!!!
(うっわ、出った~、やっぱ来た~)


だって、今でしょ~!
オチ大事でしょ~!!
(あぁもう帰れぇ、すぐ帰れぇ、ガソリンなしで帰れぇ、そしてどっかの林の中に突っ込んで迷子になってしまえぃ、やがてガス欠で途方に暮れてしまえぃ、いやもうツッコむの割と骨折れるぅ、ボケの切り口が偏屈ぅ)






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