2017.04.18

クルマのエンジンかからへん。それはそれで、人生のエンジンかけてくれへんかな、誰か。

出オチの流儀


皆さん、こんにちは。
この度は人生のエンジンかけ方セミナーにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

教員を担当させていただきますのは、私、月並教育センター長の三叉路 又三(さんさろ またぞう)でございます。
経歴はですね、タクシーの運転手を半年、ザーサイの販売を3年、そして月並教育センターの教員は今年で33年目となります。
最後のやつ、スゴくない?
ねぇ、スゴくない?

とまぁ、私の話はさておいて、本日は皆さんに人生のエンジンをかけるうえでの心得をお伝えしたいと思う次第です。
私と一緒にクルマに乗り、極めて心地の良いドライブでもしながら人生のエンジンをかけるノウハウを教えたるわ、しょうがないなぁ。


では、整理番号2億4,000万番の方、クルマまでご案内しますので、心の中だけで手を挙げていただけますでしょうか。


おっと、ついつい、瞳コンシャスで座組みしてしまいました。
失礼いたしました。


改めまして、整理番号1番の方、クルマまでご案内しますね。


あ。
ちょっと、のっぴきならない用事を思い出したので、帰ります。
さようなら。


失格!!出てくんなアホぅ


あの、おもいっきり無視してくださいね。
オフレコ的なやつが入ってしまっただけですので。
おそらく優秀な企画屋さんの頭の中の、ちょっとしたブレストみたいなもんですから。



さて、気を取り直しまして、普段急いでいるときにクルマのエンジンが動かなくて困った、みたいなことありませんか?
エンジンがかからない原因はいろいろあるので、はい故障!終了!と簡単に諦めるのは尚早ですよね。

一部のパターンを除いて、対処する方法はいくつかあるので、事前に覚えておくと心強いです。


エンジン


エンジンがかからない理由で多いのは「バッテリーあがり」

キーを回してもエンジンが反応しないときは、まず第一にバッテリーあがりを疑ってみましょう。
バッテリーは、ヘッドライトや車内灯などを点灯させるための電気を蓄えている装置ですが、エンジンのセルモーターを始動させるという役割もあります。

セルモーター(スターターモーター)は、エンジンを始動させるモーターで、イグニッションスイッチにより作動します。
モーター先端に取り付けられたピニオンギヤが、フライホイールの周りに刻まれているリングギヤと噛み合ってエンジンを始動させます。
一度回転が始まれば、あとは燃料によってクルマが動きますので、モーターの電力消費量はそれほど大きいわけではありません。

が、バッテリーがあがってしまえば、モーターを回す力が不足し、エンジンがかからなくなってしまいます。
JAFなどのロードサービスが呼ばれる原因上位にも、バッテリーあがりがランクインしているので、常日頃からメンテナンスを心掛けておきたいところですね。

また、セルモーター自体が完全に停止している場合は、内部装置の異常が考えられるので、カー用品店や整備工場で見てもらいましょう。
なお、冬場はプラグの放電に不具合が出やすく、バッテリーの性能も落ちやすいので注意です。

※バッテリーあがりが原因ではない場合

ヘッドライトや車内灯の点灯が確認できるのであれば、エンジントラブルの原因がバッテリーあがりだとは考えにくいので、他に理由がありそうですね。

■ハンドルロック

ハンドルロック(ステアリングロック)がかかり、この世のものとは思えないほど慌てた経験ってあると思います。
ハンドルが動かず、キーを回してもエンジンは反応しないので、どうすればいいか対処に困りますね。

そもそもハンドルロックは、盗難防止のために備わった機能で、クルマを断じて動かさないことを目的とするセキュリティ機能なので、キーを回しても反応しないのは当たり前です。

ロックの解除法は、クルマの取扱説明書に詳しい内容が記載されているので、各々で事前に確認しておくべきですが、一般的な解除法としては、ハンドルを左右どちらかに回しつつ、同時にキーを回して解除します。
スタートボタンを押すタイプのクルマでも同様に、ハンドルを回しながらボタンを押すことで解除可能です。

■シフトレバーの位置

シフトレバーの位置も確認してください。
急発進防止のために、レバーをパーキング<P>の位置にないと、エンジンを始動させることができません。

また、マニュアル車はクラッチを踏み込まないとエンジンがかかりません。

■ガソリンまたはエンジンオイルの不足

当然ですが、エンジンはガソリンがなければ動くことはありません。
ガソリンメーターを見て、ガス欠でないかを確認しましょう。

また、エンジンオイル切れはエンジン内部で焼き付きなどを起こして、温度を異常に上昇させます。
最悪の場合は、金属同士が溶着してエンジンの故障に繋がるので、常にオイルランプを確認してメンテナンスを行うことを心掛けるといいでしょう。

■スパークプラグの劣化

スパークプラグ(点火プラグ)は、エンジンを稼働させるうえで重要な部品のひとつです。
ガソリンを燃焼させるための点火の役割を担うので、ここが故障すれば、当然エンジンが動かなくなります。

スパークプラグの交換時期の目安は走行距離2万~3万kmぐらいで、長期間の使用で先端部分が黒く変色し、へたってきます。
なお、交換は自ら行うこともできますが、不安な方は専門家に任せるといいでしょう。

■ラジエーターを含めた冷却系の故障

ラジエーターは、エンジンを冷やす役割で、ラジエーターホースの破損による水漏れが起きていたり、冷却水を循環するウォーターポンプが損傷していたりすると、エンジンをいい具合に冷却することはできません。
その結果、オーバーヒートという現象が起こり、エンジンそのものが使い物にならなくなることもあります。

エンジン内部が超高温状態になると、水温計がHマークに近付くので、もしも針がHマークを超えていたらオーバーヒート状態だと判断しましょう。
そのままクルマを走らせると危険なので、すぐに停車してディーラーや専門店に相談するか、ロードサービスを呼びましょう。
また、常日頃、冷却水の量を確認しておくことも大切です。

■タイミングベルトの破損

タイミングベルトが切れてしまった場合もエンジンは稼働しません。

走行中に破損すれば大事故に繋がる可能性もあるので、タイミングベルトが切れると言われる、購入から10年後や走行距離10万kmを目安に交換を意識しましょう。



エンジンルームのチェック項目


エンジントラブルを未然に防ぐためには、日頃からエンジンルームをチェックすることも重要です。

車検を行う際に、ガソリンスタンドや整備工場などで全体チェックはしてくれますが、それだけで満足するのは少し野暮です。
使用部品のほとんどは年々どんどん劣化するので、以下のような定期的なメンテナンスを心掛けたいところです。

●バッテリーの状態をチェック

バッテリーテスターなどを使用して電圧を測定します。
エンジン始動時の電圧使用量は14V以上となりますが、停止時では12.6Vとなります。
エンジン始動時に12Vを下回る電圧では、エンジンが途中停止する可能性があるので注意してください。
バッテリー交換は、購入後2~3年が無難です。

その他、バッテリー補充液の量を確認することも大事です。
近年ではメンテナンスフリーのバッテリーが主流になりつつありますが、バッテリー補充液を入れるタイプも健在なので、その場合、バッテリー横面には“液面上限”と“液面下限”のラインが引かれていて、バッテリー液面が液面下限線に到達する前に、液を補充するなどのメンテナンスを行いましょう。

●エンジンオイル量や漏れをチェック

エンジンオイルが規定量に達しているかをチェックします。
教習所でも学んだはずですが、おさらいします。

まずボンネットを開けて、オイルレベルゲージを探します。
オイルレベルゲージを引き抜いた後、付着しているエンジンオイルを布などで拭き取り、再び元の場所へ挿入します。
最後までしっかりと挿し込みましょう。
そして、先端の上限(UPPER/MAX)と下限(LOWER/MIN)、ふたつの穴のマークを参考に、オイル量を目視で確認します。
上限に達していればオイル超過で、下限ではオイル不足となります。
ふたつの穴の間にオイル線があるというのが望ましいので、調整しましょう。

●冷却水の量をチェック(水冷式のクルマのみ)

冷却水が規定量に達しているかをチェックします。

エンジンルーム内にあるリザーバータンクにて目視可能です。
先にも触れましたが、走行中に車内の水温計が限りなくHマークに近付いている場合はオーバーヒートする可能性もあるので、すぐにラジエーターの故障か冷却水不足を疑ってみましょう。

●タイミングベルトをチェック

タイミングベルトは、いつ切れるかの予測が残念ながらできません。

ゴム表面に付着したオイルが劣化を早めることがあるので、走行距離10万kmに達すれば交換という一応の目安を過信せずに、不穏な空気を感じたら業者に見てもらいましょう。



おわりに

エンジン



というわけで、こういう感じに陥らないようにしましょう。
クルマの場合、全然あり得ますから。

時々ボンネットを開けて内部の様子を調べるクセぐらい付けておくと、生産的かもしれませんね。




もう割と、徹頭徹尾ズルズルです。

胸くそ悪いので、さようなら。






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