2016.01.25

ドライブレコーダーの種類、用語、選び方について解説。

ドライブレコーダーって結構種類あるけど、どれを選べばいい?


ここ数年、ドライブレコーダーにも様々な種類が出てくるようになりました。
選べる製品が増えるというのは、ドライバーにとって嬉しい状況ではありますが、選び方が分からないというドライバーも少なくありません。

そこで今回は、ドライブレコーダーの概要に加えて、選び方のポイントを詳しくご紹介します。

ドライブレコーダーの概要と専門用語

ドライブレコーダーとは、映像や音声、スピードなどの走行情報を自動的に記録することができる、車載専用の装置のことですが、自分の車にドライブレコーダーを設置すると、例えば以下のようなメリットが得られます。

・事故に巻き込まれた場合、自分に責任がないことを証明できる
・警察から誤認検挙されてしまった場合、無実であることを証明できる
・自分の運転特性を知ることにより、安全運転の意識が向上する


そして、このドライブレコーダー選びをスムーズに行うには、まず専門用語を正しく理解しておくことが大切です。
何を意味している数字なのか分からない、具体的にどんな機能なのか分からないといった状態では、各製品の特徴を把握することは難しいですよね。


そこで以下では、ドライブレコーダー関連の専門用語について説明していきます。

fps

fpsとは、動画の滑らかさを表す指標です。
「30fps」と表示されていた場合には、1秒間に30枚の静止画像を書き換えていることになります。
つまり、数値が大きいほど高性能であり、価格も高くなる傾向にあります。

LED信号機対応

街中に存在しているLED信号機は、1秒間に100回~120回ほど点滅しています。
この点滅周期と、ドライブレコーダーの周期(前述のfps)が被ってしまうと、LED信号機が映像に映らないことがあります。
そのため、LED信号機対応のドライブレコーダーでは、LED信号機と周期が被らないように、fpsの数値が調整されています。

FULL HD

「FULL HD」と記載されているドライブレコーダーは、記録した画像の解像度が「1920×1080ピクセル」になっています。
なお、「HD」と記載されている製品も存在していて、こちらは「1280×720ピクセル」の解像度です。
文字通り、FULL HDの方が高画質であり、動画や画像が鮮明に記録されます。

Gセンサー

Gセンサーは、事故などで発生する衝撃を感知して、自動的に動画や画像を記録するシステムのことです。
常時撮影でないドライブレコーダーに関しては、この機能が備わっている製品が多くなっています。


ドライブレコーダー選びのポイント


専門用語をチェックしたところで、次は実際にドライブレコーダーを選ぶ場合に押さえておきたいポイントを7つご紹介します。

画質

動画や画像を鮮明に記録できなければ、ドライブレコーダーのデータを上手く活用することが厳しくなってきますので、やはり画質は重視すべきでしょう。

画質に関しては、上記fpsの数値が高く、FULL HDの製品であるほど良くなります。
例えば、テレビで放映されている映像は約30fpsですので、この数値を参考にして画質の度合いをイメージしてみるといいでしょう。

常時録画機能

この機能が備わっているドライブレコーダーは、作動中は常に映像を記録し続けます。
あまり衝撃がない事故の際にも、しっかりと映像が記録されるので、決定的な瞬間を撮り逃してしまうリスクを抑えられます。

エンジン連動機能

ドライブレコーダー使用の注意点のひとつに、「電源のつけ忘れ」があります。
せっかくドライブレコーダーを設置しても、電源をつけ忘れていると、当たり前ですが何も記録することはできません。
そこで、エンジン連動機能が備わっているドライブレコーダーは、車のエンジンをつけると自動的に作動するため、走行中のデータを必ず残すことができるという訳です。

データ容量

データの容量が少なすぎると、記録しておける映像や画像の量も減ってしまいますので、基本的には容量の大きいドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。
また、「ループ録画機能」が備わっているドライブレコーダーを選べば、仮に容量がいっぱいになってしまっても、上書きによって繰り返しデータが保存されていきます。

サイズ

ドライブレコーダーは一般的に、ルームミラーの裏側か、ダッシュボードの中央に取り付けますので、サイズが大きすぎると、運転の邪魔になってしまう恐れがあります。
あらかじめ、取り付け位置を決めたうえで、適したサイズを選ぶようにしましょう。

撮影画角

撮影画角とは、ドライブレコーダーの撮影範囲のことです。
撮影範囲が広いほど、決定的な瞬間をおさめられる可能性も高まるので、できるだけ角度の大きい製品を選ぶといいでしょう。

レコーダー以外の機能の有無

ドライブレコーダーの中には、GPS機能やワンセグ機能、レーダー探知機などが備わっている製品もあります。
カーナビと一体化させたい方は、そういった多機能型のドライブレコーダーを選ぶと便利です。


ドライブレコーダーの種類


そして、ドライブレコーダーは、大別すると4つのタイプに分けることができます。

コンパクトタイプ

フロントガラスに設置するタイプのドライブレコーダーです。
ホルダーと本体に分けられており、ホルダーから本体のみを分離させることができます。
また、サイズが小さいので、運転の邪魔になりにくい点もメリットです。

ミニ型タイプ

車内の天井とルームミラーに挟むようにして設置するタイプのドライブレコーダーです。
ドライバーの視界に入らず、見た目もスッキリしています。

吸盤タイプ

吸盤を使って、フロントガラスやダッシュボードに設置するタイプのドライブレコーダーです。
サイズは少し大きめですが、全体的に価格が安い傾向にあります。
中には、3,000円前後で購入できるモデルも見られます。

分離型タイプ

本体はダッシュボードに収納し、カメラ部分のみをフロントガラスに設置するタイプのドライブレコーダーです。
運転途中に画面を確認することはできませんが、カメラ部分の配線が少ないため、見た目がスッキリしています。





以上4タイプの特徴を理解して、自分の車にピッタリなドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。


ドライブレコーダーとして使える機器

世の中には、ドライブレコーダーとして開発された製品ではないものの、ドライブレコーダーとして活用できる製品がいくつかあります。

以下では、2つご紹介しましょう。


【スマートフォン】
車載用のホルダーを取り付け、「ドライブレコーダーアプリ」をインストールすることによって、ドライブレコーダーとして活用することができます。
アプリによっては、カーナビ機能や安全運転診断機能なども備わっているため、機能をチェックしたうえで選ぶようにしましょう。


【デジタルカメラ】
吸盤フックやホルダーなどを使用すれば、デジタルカメラをドライブレコーダーとして活用することも可能です。
ただし、デジタルカメラによる撮影は揺れに弱いということもあるので、取り付ける前にしっかり固定できるかどうかを確認してください。



おわりに

以上、ドライブレコーダーについて解説してきましたが、国内において、その注目度が少しずつ上がってきていることもあって、今後も新しい製品がどんどん登場するはずです。

また、スマートフォンなどのアプリに関しても、毎年いろんな機能を持ったアプリがリリースされていますし、ドライブレコーダーの設置を考えている方は、ドライブレコーダーとして活用できる代替品にも目を向けてみてもいいかもしれませんね。






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