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さてさて、車は割と大きな買い物で、小金持ち以上でもなければ分割でローンを組む必要性も出てきたりしますが、自動車ローンというのは言わば借金なので、どんなサービスでも基本的に利息が発生します。
ということで、車を買うときにローンは組まないに越したことはありません。
一括で買うのがベストです。
ただでさえ月々の維持費で圧迫されるのに、そこに車両購入費と利息がのしかかってくると考えると、もう合理的じゃなさすぎますね。
それでも多少の関連知識はあった方がいいということで、自動車ローンについて軽く流していきます。
自動車ローンは、“オートローン”“カーローン”などとも呼ばれます。
これまでは信販会社がディーラーと直接契約しているのが普通だったので、消費者はディーラーに言われるがままにローンを組むことも少なくありませんでしたが、今やメジャーな金融機関、JAバンク、損保などが車を専門とするローンを提供するなど、選択の幅が広がると同時に、ネット上には比較サイトが現れ、金利も抑えられるようになりました。
当然ですが、自動車ローンは誰でも組めるというわけではありません。
審査をパスする必要があり、特に金利の低い香ばしいサービスは審査の基準が厳しくなります。
対して、一般にディーラーが提供する自動車ローンは金利が高く、審査基準が緩い傾向にあります。
自動車ローンを組む場合、審査を受ける必要があります。現在はネットで気軽に受けられるので、事前に確認しておくといいでしょう。また、審査では職業や勤続年数が重要です。通常、勤続年数が長いほど有利で、自営業や個人事業主は収入が安定していないと判断されると、保証人を立てるようお願いされることがあります。なお、中でも容易なのは、一部上場企業に勤める会社員や公務員、弁護士、医師などです。
審査をパスすれば、正式な申し込み手続きを行います。申し込みに必要な書類は、サービスを提供している金融機関や信販会社を訪れて手に入れましょう。
ローン期間や最大支払い回数を決めます。期間が長かったり支払い回数が多くなれば、支払い利息も高くなりますが、平均で3~5年の36~60回払いぐらいのイメージを持っておきましょう。また、頭金を多めに設定すると月々の返済額を減らすこともできるので、先方と相談しながら計画的に進めましょう。
なお、ネット上でローン返済額を気軽にシミュレーションできるサイトがたくさんあります。
<参考>自動車ローンご返済額シミュレーション │ みちのく銀行
審査の申し込みから融資まで、最短で2~4営業日ほどで完了します。その後、お金は口座から引き落とされるのが一般的ですが、メガバンクなど大手金融機関でローンを組む場合、返済用の口座が限定されることがあります。
ローン契約前に、金利など確認すべきことは結構ありますが、そこでインターネットが便利です。
例えば以下のようなサイトで、新車および中古車を対象にした自動車ローンについて、エリア別でどの金融機関がどんなサービスを提供しているかなどを調べることができます。
<参考>自動車ローン[マイカーローン] │ E-LOAN
なお、より低金利でローンを組みたいのであれば、会社員や公務員の場合、特定の貸付制度を利用できることもあります。
<参考> Newマイカーローン │ 東京消防信用組合
■メガバンク、地方銀行、JAバンクなど
年利2~3%
※審査は他サービスよりも厳しい
■ディーラーが提供するローン
年利8%前後
※スピード感はあるが利息が高くなる
■残価設定型ローン
年利4~5%
また、金利には固定金利と変動金利があり、変動金利は景気などの外部要因も加味して利率が設定されますが、自動車ローンは融資期間が概ね5年以内と短いので、さほど影響はありません。
近年は、残価設定型ローンによって車を所有するユーザーも増えています。
残価設定型ローンは、車両本体価格の一部を残価として設定し、残りの金額を月々分割で支払うもので、新車を半額ほどの値段で購入できたりするので、まとまった頭金がない場合や、月々の支払いを極力抑えたいという場合に向いていると言えます。
他方、残価設定型ローンには制約が多く、事故を起こしたり傷や汚れで車の価値を落とすと追加料金を支払わなければならなかったり、最後に乗り換えなければ残金を一括払いする必要があったりします。
ちなみに、“残価設定”と聞くと、なんとなくカーリースを連想しますが、カーリースではそもそも車が自分の所有物にはならないですし、全くの別物です。
車を購入するときは、なんだかんだで考えることが多いです。
そして、高い利息を支払うのは、文字通りの無駄ですので、ローンを組んでおけばOKみたいな安直な発想は極力控えましょう。
まあ、何でも諸刃の剣です。
どんな手段でも、だいたいそうなんです。
物事、白と黒の間にグレーがあるわけです。
世の中、白と黒など皆無で、全部グレーと言っても過言ではないわけです。
みたいなことで、オチをおもいっきりグレイッシュにしつつ、さようなら。