2017.09.01

【オーストラリアでサーフトリップ】モデルドライビングコース/西オーストラリア

より青きに │ 茫洋たるエアリアル


サーファーであれば誰もが一度は夢見る大陸、オーストラリア。

サーフィンが国技とも言われるほど盛んな国で、人口の約80%は海岸線沿いに暮らしていて、サーフィンをやったことがないという人を探す方が難しいぐらい。


ということで今回、そんなオーストラリアでも比較的メジャーな東側よりも自然豊かなサーフパラダイス、西オーストラリアについて、いい感じにサーフィンしながらの、いい感じのドライブコースをざっくりご紹介。




相棒はこれ。

スバル リバティ アウトバック 1997年


スバルのアウトバック、1997年製。
ややボロいが、まだまだ現役。

ステーションワゴンなので、後ろの座席を倒せばガンボードまで積み込めて、事前に中古のボードを4枚ほど現地で調達したが、スペースはまだまだ余裕だった。



そんなことで、いざ。

サーフトリップ in 西オーストラリア<WA>


まず、オーストラリアでサーフトリップしたいなら、広大な砂漠を背景に、北へ行くか、南へ行くかの2択しかないのだが、今回選択するルートは南。

最初に向かうは、西オーストラリアの首都パース。
そこから海岸線を下っていく。


ちなみに、オーストラリアの美点は、大都市にもサーフィンができるビーチがあるということ。
パワフルな波に慣れるためにも、手始めにパースのスカボロビーチから攻める。

1)パース・スカボロビーチ

パース・スカボロビーチ

Scarborough Beach(スカボロ ビーチ)



パース空港から市内へは、クルマで30分ほど。
パース市内からスカボロビーチまでの分かりやすいルートは、無料高速道路の国道2号線を進み、途中で75号線に乗り換えるもの。
その他、海沿いの景色が綺麗な71号線をひた走るのもオススメ。

国道2号線



なお、スカボロビーチは、パース市民が日常的に海を楽しむために集まる場所なので、ファミリーやカップルも多く、飲食店やバーも充実している。


スカボロビーチ



また、ビーチイベントが頻繁に行われ、周辺にはスーパーもあるので超便利。


スカボロビーチの宿

サーフトリップとなると、テントを張っての野宿をイメージする人も多いかもしれないが、パースはシティなのでキャンプはしない。
かつ、最近のオーストラリアは割とリッチで物価も高めなので、宿泊は市内のゲストハウスやバックパッカーホテルでいいだろう。

例えば、The Witch's Hat(ザ ウィッチズ ハット)
宿泊費が安いうえにスタッフもフレンドリーな、使い勝手に優れたホテルだ。

The Witch's Hat


スカボロビーチの食

スカボロビーチ前には、オシャレなレストランやバーが並んでいる。
中でも、Scarborough Beach Bar(スカボロ ビーチ バー)はオーシャンフロントで、小気味良くお酒が楽しめる。
さらに、パース市内には、中国料理、イタリアン、日本食まで何でもあるので、食事で特に困ることはない。

また、せっかく西オーストラリアに来たからには、名所の巨大公園Kings Park(キングス パーク)に赴いて、“世界一美しい都市”をつまみに、ビールにピザやハンバーガーと、ジャンキーな感じも爽快。

Kings Park


なお、日本では考えられないが、オーストラリアではだいたいグラス1杯までであれば飲酒後の運転が法律上OKなので、豆知識として。

参照:Blood alcohol limits │ NSW Centre for Road Safety



2)マーガレットリバー

マーガレットリバー

Margaret River(マーガレット リバー)



次に、サーフィン好きなら一度はその名を耳にしたことがあるはずのサーフスポット、マーガレットリバーへ。
世界大会WCTも開催される場所で、オーストラリアでも最大の波が立つと言われるポイントだが、その波の凶暴さはビギナーお断りレベル。
ただ、サーフの聖地とも呼べるところなので、丘サーファーとして足を運ぶ価値は十二分にあるだろう。


パースからのアクセスは、国道1号線か2号線を南下していけばOK。
2号線は途中で1号線と合体するので、走り続けて4~5時間ほどのドライブになる。
そして、サーフポイントのPrevelly Beach(プレベリー ビーチ)は、街の中心からWallcliff Road(ウォールクリフ ロード)を直進すれば見えてくる。


ビーチの雰囲気は抜群で、駐車場にはサーフボードを積み込んだクルマが何台も並び、世界大会も行われるくらいなので、シャワーやトイレもバッチリ完備されている。

なお、周辺の景観も美しいので、時間が許せば散策してみよう。
国道250号は、林の中を走り抜ける感じがグッド。

国道250号


マーガレットリバーの宿

マーガレットリバーの宿は、予算に余裕があればプレベリービーチ近くで探せばいいが、そうでもない場合は安価なバックパッカーズホテルで無問題。

バックパッカーズホテルはマーガレットリバーに3ヶ所あるが、中でもオススメは、街の中心にあるMargaret River Backpackers(マーガレット リバー バックパッカーズ)
キャンプサイトもたくさんあり、1日10数AUSドルで借りられる。

Margaret River Backpackers


マーガレットリバーの食

マーガレットリバーでは、ワイルドにBBQはどうだろう。
ビーチ沿いにはBBQ用コンロが複数あり、誰でも自由に使えるようになっている。
サーフィン終わりに、仲間とオージー名物BBQなんて、考えただけでもワクワクする。
もちろん、中心街に行けば、カフェやバーはいくらでもある。

なお、毎週月曜日と水曜日限定でオープンしているSoup Kitchen(スープ キッチン)という炊き出しカレーのお店は、1食5AUSドルで食べられて、かなりのボリューム。

Soup Kitchen




3)デンマーク

デンマーク

Denmark(デンマーク)



西オーストラリアの中で最も美しいビーチを持つとも評される地、デンマーク。
ヨーロッパのデンマークとは異色の、西オーストラリアのビーチタウンで、都市部から離れていて人も少なく、混雑とは無縁の遠浅イージーブレイクポイントである。


道程は、マーガレットリバーから東に続く国道102号線たどるだけ。
また、パースからであれば、国道1号線を南に進めば到達できるし、Ocean Beach Road(オーシャン ビーチ ロード)を降りて行けば簡単にサーフポイントにたどり着く。

注意点としては、割と田舎で野生のカンガルーがクルマのライトに反応してぶつかってくることがあるので、特に夜道の運転は気を付けよう。

カンガルー


なお、メインのサーフポイントはOcean Beach(オーシャン ビーチ)で、街から少し南下したところ。

また、デンマークはスカボロやマーガレットリバーと違い、まだまだ観光地化は進んでいないので、ビーチ周りに目立った店はなくアーバンな感じはないが、とにかく自然に恵まれている。

デンマークの宿

街の中にある、Blue Wren Travellers Rest YHAというバックパッカーズホテルは、閑静で利便性も高いので文句なし。

なお、付近にはキャラバンパークという、テントを張ったりキャンピングカーで滞在できる場所が点在しているので、適宜利用してもいい。

Blue Wren Travellers' Rest YHA


デンマークの食

デンマークは街の規模こそ小さいが、小綺麗なカフェやレストランをよく見かける。

例えば、街の東側の入り口近くにあるRavens Coffee(レイヴンズ コーヒー)はリーズナブルでオススメ。

また、オーストラリアの4大スーパーのひとつIGAの隣で営む、Mrs Jones Cafe(ミセス ジョーンズ カフェ)はゆっくりと食事を楽しむのにうってつけ。

Mrs Jones Cafe




まとめ


西オーストラリアには、雄大な自然、おおらかで快活な空気感など、日本では体験し得ない魅力が詰まっている。

ことサーフィンに関しては、日本では味わえない波のデカさとパワーがチャレンジングで面白い。
日本のサーフトリップではありがちな、波を外すというのもほぼないから嬉しい限り。



P.S.

想定期間は1週間程度、費用はだいたい40万円。
シーズンや節約次第で、もっと安価に。







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