今回は、青森県から、大自然を満喫する3つのスポットをご紹介!
秋田県との県境にまたがる「十和田湖」は、約20万年前に始まった火山活動によって形成されたカルデラ湖。
噴火によって出来た陥没に長い年月をかけて雨水が貯まったもので、透き通る湖水が特徴的だ。
「龍飛岬」がある津軽半島は、車で巡ってみると大自然が目一杯に広がり、ダイナミックなドライブが楽しめる。
そして、「大間崎」は“本州最北端”と聞くだけでドライバーの血が騒ぐだろう。
なお、青森は日本随一の豪雪地帯なので、冬場は通行止めになるルートが多いことに注意が必要だ。
十分な準備をしてドライブに出発♪
「十和田湖」は、海抜400mにあり周囲は約46km、最深部は327mと日本では第3位の深さを誇る湖だ。
ドライブでのアクセスは、東北自動車道小坂ICから十和田大館樹海ライン、国道103号線経由がオススメ。
十和田湖の外輪山を上ると、道中の笹森展望所、紫明亭展望台、発荷峠展望台から、季節によって姿を変える色とりどりの自然美が堪能できる。
観光拠点となるのは休屋(やすみや)!
十和田湖南部の湖畔に位置し、宿泊施設や食事処、お土産売り場が集まるエリアだ。
十和田ビジターセンターなどで観光情報を入手しよう。
また、遊覧船に乗って、透き通る湖を目の当たりにするのもいい。
湖のシンボル「乙女の像」がある御前ヶ浜までは遊歩道で散策を。
外輪山(600~1,000m級)の深い緑と、それに囲まれた湖の碧さに、自然美を感じる。
・アクセス
東北自動車小坂IC→県道2号線(十和田大館樹海ライン)→国道103号線
・営業日
無休
・営業時間
24時間
・駐車場
各所にあり
・住所
青森県十和田市
・URL
青森市方面から国道280号線あるいは国道339号線を北上し辿り着く「龍飛岬」の手前には、龍飛岬観光案内所「龍飛館」がある。
太宰治が小説「津軽」執筆のために投宿したという、奥谷旅館が改装されたものだ。
最北端の展望台からは津軽海峡と北海道までも見渡せ、龍飛埼灯台とバス停の区間の国道339号線は、日本で唯一、国道なのに車が通れない「階段国道」として有名である。
そして、国道339号線で岬の先端で折り返すと、青函トンネル記念館がある。
ここから南下し日本海側に抜ける道は竜泊ラインと呼ばれ、眺瞰台展望台から眺めると、まるで竜が山を登ってきているかのように見える絶景に圧倒されるだろう。
岬の先端に立つ龍飛埼灯台は、1932(昭和7)年に初点灯し、日本の灯台50選にも選ばれている。
・アクセス
東北自動車道青森IC→国道7号線→国道280号線→国道339号線
・営業日
無休
・営業時間
24時間
・駐車場
各所にあり
・住所
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
・URL
本州最北端の「大間崎」は東京から798km。
いざ到達すると、ずいぶんと遠くまで来たものだ、と感慨深い気持ちになるだろう。
津軽海峡を挟んだ対岸は函館市で、晴れた日にはわずか17.5km先の北海道が望め、函館山から恵山岬の海岸線が美しい。
海から上る雄大な朝日は息を飲む美しさで、北海道の大地へ沈む夕日も迫力満点だ。
沖合の弁天島には、日本の灯台50選に選ばれている大間埼灯台があり、雄大な景観にアクセントを加える。
そして何より、津軽海峡は潮流が速く良好な漁場で、豪快なマグロの一本釣りの名所!
大間崎観光土産センターでは、オリジナルグッズが人気だ。
当然、町内各所で食べられる、大間マグロの味も堪能したい♪
「まぐろ一本釣の町 おおま」を象徴する、マグロの一本釣りを象ったモニュメント。1994年に水揚げされた440kgマグロの実物大モニュメントだ。
・アクセス
東北自動車道青森IC→国道7号線→国道4号線→国道279号線
・営業日
無休
・営業時間
24時間
・駐車場
各所にあり
・住所
青森県下北郡大間町
・URL
“本州最北端”というプレミア感を味わえるのは、ここ青森県だけ。
乙女の像やマグロ一本釣りのモニュメントなど、各ポイントで写真を撮りながら巡ると、より一層ドライブ旅を楽しめるだろう。
展望台や岬などから眺める景色は季節によって表情が変わるので、友達と、家族と、何度か訪れてみたいスポットだ。
大間のマグロは必ず食べてみよう。
本場で味わう、その感覚は格別だ。