2016.10.05

【車のタイヤ】タイヤって“交換”するん?(するわい)“組み換え”って何?(知っとけや)

僕が君のカーライフの手足となり、明るく照らしてみせるから。


車を持ってからずっと同じタイヤを付けっぱなし、メンテも全然していないという、ワイルド・ドライバーさん。

今この時この瞬間このタイミングで危険です。
そりゃもう、危険です。
言ってしまえば、タイヤは車の手足ですから。


ということで、たとえ普段から車にあんまり乗っていないにしても、タイヤのメンテナンスは必須です。
ものすごい寝つき悪いくらいに面倒だと思うかもしれないですが、車のタイヤ交換や組み換えは必要なので、今回はその概要を記していきます。

タイヤの種類と用途

タイヤ


タイヤというのは一見どれも似たり寄ったりで、どんな種類があるのか、何が違うのか、ハッキリ言ってよく分かりませんね。
そんな状態でタイヤを選べと言われたとて、泣きじゃくりたいほどに困ってしまいます。

実際、いろんな種類と特徴を持ったタイヤが存在しています。
代表的なところを挙げてみましょう。

低燃費タイヤ

JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が定めた等級制度において、低燃費と安全性の両基準をクリアしているタイヤです。タイヤと地面の摩擦抵抗を少なくして転がりやすくなっています。そして、地面を転がりやすくなることで燃費も良くなるので、“低燃費タイヤ”と名付けられています。

レース・スポーツタイヤ

路面と接する面積を広くとることで、とにかくグリップ性能を高くしているところが特徴です。加速する場合にはスムーズな走りを実現し、停まる場合には地面を掴むようなグリップ感のあるタイヤです。

スタッドレスタイヤ

冬の凍った路面や雪道に強いタイヤとして、今やお馴染みになりましたね。スタッドレスとは“スタッド(鋲)”がないタイヤを意味していて、それまで雪道用で主流だったスパイクタイヤに対抗して名付けられました。タイヤというのは、低温で硬くなると滑りやすくなりますが、スタッドレスタイヤは低温時でもしなやかさを維持します。

ランフラットタイヤ

ランフラットタイヤは、タイヤの空気圧がゼロになっても一定速度をキープしていれば、一定距離を走行できるタイプのタイヤです。パンク時の安全性向上、スペアタイヤ不要化による資源節約、車体総重量の軽減に繋がります。


タイヤの交換

タイヤの交換


そもそもタイヤ交換って必要なん?必要な場合は自力で交換したらええわ!という方も多いでしょう。
そんな方は、割と大振りのマインドセット、よろしくお願いいたします。

せっかくなのでこの際、なぜタイヤ交換が必要なのか、どのように交換できるか見ていきましょう。

※当然ながらタイヤにも寿命があるわけ

丈夫で半永久的に使えそうな雰囲気のタイヤにも寿命はあるわけです。適正交換時期は一般的にだいたい4年と言われていますが、車種や乗車頻度によって若干前後しますので、3~5年を目安に交換するのがベターです。高級腕時計のオーバーホールと同程度の周期ですね。まだまだ大丈夫だと思っていても、古いタイヤはバーストを起こしたり、摩耗して停まりたい場所でピタっと停まれなくなるなど、事故の原因にもなります。特にハンドルを切る回数が多い、路地走行での発進と停止が多いような車は、タイヤの寿命もだいぶ短くなります。

■タイヤ交換の方法

例えばドライブ中にタイヤがパンクしてしまい、急なタイヤ交換が必要となった場合は概ね以下の手順で交換を行います。参考までに覚えておきましょう。自分で作業するのが不安な方は、ロードサービスを利用するなどプロにお願いするのがいいでしょう。


1.安全確認

タイヤ交換作業を行う場所が安全かどうかを確認します。見通しの悪い場所や何かしらの危険を伴いそうな場所では、ハザードランプや三角表示灯を使って知らせるようにします。平らな場所であることも重要です。


2.タイヤ交換に必要な工具が揃っているか確認

軍手、車体を持ち上げるためのジャッキ、ジャッキ用の補助工具、L型ボックスレンチ、クロスレンチ、タイヤ止めが揃っているか確認しましょう。


3.タイヤ止めを平坦で安全な場所で取り付け

タイヤ取り付け作業は必ず平坦な場所で行います。下手したらタイヤがコロコロ転がっていきますから。エンジンを切ってサイドブレーキをしっかりかけた状態にして、交換するタイヤと対角線上にあるタイヤに、タイヤ止めを設置します。


4.ジャッキをセットして少し持ち上げる

ジャッキは、交換したいタイヤの最も近いジャッキアップポイントに設置しましょう。ジャッキアップポイントには、「▽」マークがあったり、覗き込みこむと切り込みが入ってたりします。


5.ホイールカバーを外してホイールナットを緩める

タイヤを取り外しやすくするために、ホイールナットを緩めてからタイヤを取り外しましょう。


6.代わりのタイヤを取り付けてホイールナットを軽く締める

ナットを締めていく際は、対角線上に締めるようにして、タイヤがバランスよく取り付けられるようにします。


7.ジャッキを下ろしてナットをしっかり締める

これで完了。


タイヤの組み換え

タイヤの組み換え

※タイヤの組み換えはタイヤ交換作業の一部

タイヤ交換は、文字通りタイヤを車体から外し、別のタイヤを取り付ける作業全体を表します。一方、タイヤの組み替えはタイヤ交換作業の一部で、ホイールから古いタイヤを外して新しいタイヤに付け替えることを指し、ホイール付きのタイヤを車から外したり取り付けたりする“脱着作業”は含まれません。

※なぜタイヤの組み替えが必要か

簡潔に、同じタイヤ位置のままずっと走り続けていると、前後でタイヤの磨り減り具合に差ができてしまいます。この磨り減りを均一に保つために行うのがタイヤの組み換えで、“ローテーション”とも言われます。走行距離5,000km以上毎に行うというのを目安にしておきましょう。

■タイヤ組み換え手順


(1)タイヤキャップを外し、空気を抜く

(2)タイヤが直接ホイールと接しているビートを外す
※機密にくっついているので、ハンマーやL字金具で叩きながら外していく

(3)タイヤレバーで、ホイールとタイヤの隙間をさらに広げ、分離させていき、タイヤを外す

(4)新しいタイヤを、タイヤレバーを使ってホイールにセット

(5)タイヤに空気を入れる



最後に


運転場所や環境に合わせて取り付けるタイヤを選んだり、定期的にチェックとメンテナンスを行うことは、割と大変で面倒ですが、タイヤをなるべく長く使い、何よりも事故を防ぐためには必要な作業だということが分かってもらえたと思います。

もしも自分でチェックやメンテナンスを行うのが厳しい場合は、カーディーラーなどでしっかり対応してもらいましょう。






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