こんにちは。
恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地です。
僕がドライブにおける恋愛テクニックを紹介していく、このコラム連載。
今回は、「関東ドライブデート」編です。
都心エリアから日帰りで行ける、関東のドライブデートスポットを選出させていただきました。
実際に筆者本人が、女のコと行ったことのあるスポットの中で、実体験を元に独断と偏見に基づいてチョイスしております。
ドライブと言ったらやっぱり海!
ならば、湘南エリアの代名詞的スポット「江の島」は外せないでしょう。
江の島を臨みながら水遊びができる「片瀬海岸」は昼間に行けば楽しいのは当然ですが、夜のビーチはかなりムーディーです。
特に、夏が過ぎた秋の季節はほどよく寒く、身体を寄せ合いながら海を眺めるカップルがチラホラ…
そうです、完全に告白スポットです、ここ。
それと、湘南には海水浴に行ったことあるという人は多いと思いますが、『江の島に上陸したことがある!』という人は案外少ないと思います。
江の島の島内には「江の島シーキャンドル」という展望灯台があったり、「江の島岩屋」という観光できる洞窟があったりと、おそらく未上陸の人は、想像以上に趣のある観光地っぷりに驚かされるはずです。
しかも、日本三大弁天のひとつに数えられる「江島神社」もあります。
ご祭神である弁才天様は、七福神の紅一点として知られている芸術の神。
でも実は、“男女で参拝すると弁才天様が嫉妬して破局する”なんて噂もあります。
…だからこそ行くんです!
『破局する噂があるらしいけど、俺たちの愛のパワーではねのけよう。』的な感じで、意中の彼女と参拝しましょう!!
というよりも実際、最近はそんな風潮が強まったおかげか、破局説が一転して縁結びの神社としても有名になりつつあるので、オススメです。
ドライブと言ったらやっぱり海!
でも、湘南・江の島はもう行き飽きたよ!
そんな方にオススメなのが、千葉の九十九里浜。
江の島界隈のように、夜の海を満喫するのもいいですが、昼間の海を横目に車を走らせたいなら断然、九十九里浜です。
千葉の海というと、ちょっと遠いな~と思う方もいるかもしれませんが、都心から高速を使えば、1時間半弱で到着するのでドライブにはうってつけの距離なんです。
それに、九十九里浜というだけあり、日本一長い砂浜海岸であることがウリ。
ビーチ沿いをひたすら並行して走れる九十九里有料道路からの眺めは、爽快の一言。
まさに、海ドライブの醍醐味を存分に味わえるスポットと言えます。
誘い文句は、『日本一のビーチを走ろう。』で決まりですね。
東京都でありながら、東京にあらず!で有名な秘境、奥多摩。
山と川に囲まれた大自然を満喫できるスポットなので、昼間に行くのがオススメ。
春から夏にかけてバーベキューを楽しめるのはもちろん、秋ならば紅葉狙いで。
例年11月頭ぐらいから色づき始めて、11月中旬ぐらいから見ごろを迎えるので、そのタイミングに行くとベターです。
奥多摩初体験のコなら、ほぼ確実に『え?ここ東京なの?』と目をキラキラ輝かせることでしょう。
どことなく心が浄化されていくような感覚を覚えずにはいられません。
『この人、チャラチャラしてる。』と思われがちな男ほど、奥多摩に誘うと『チャラ男なのにこんな大自然スポット知ってるんだ♪』とギャップも働きますのでいいですよ。
ここはもう完全に夜ドライブ向けの、夜景スポットです。
さっき江の島を紹介しときながらまた湘南かよ!とお思いの方もいるでしょうし、そもそも湘南平ってどこよ?とお思いの方もいるでしょう。
神奈川県でカーライフを送ってきた人にとってはメジャーな場所ですが、他県住民からしたら、ソレドコ?的なマイナースポットであるのは事実です。
しかし、チョイスした理由はちゃんとあります。
当連載2回目は「キス」編でしたが、その際に『他のカップルがワンサカいるような、夜景スポットへ行きましょう。』とお伝えしました。
実は、自分の中でイメージしていたのは、この湘南平で、「湘南」と付くからと言って海に隣接している訳ではなく、むしろ山の中のスポットで、湘南エリアの夜景を一望できてしまいます。
そして、ここには旧展望台(ミニチュア東京タワーみたいな電波塔)と新展望台があり、個人的にオススメなのは旧展望台の方。
というのも、このミニチュア東京タワーには恋人たちがフェンスに南京錠を付けるお約束の風習があり、カップルで行くと“何かイイ感じの空気感”があって、かなりキスしやすい空気が漂っています。
最後を飾るのは、ド定番中のド定番スポットである、お台場。
ド定番なので、写真も付けておきますね。
すでにレジャータウンとして全国的に知名度が高いですし、昼間に行って楽しいのは言うまでもありませんが、夜も捨てがたい!というか、夜の方が活用しやすい!と思います。
観覧車から都心の夜景を見下ろしながらマッタリするのもオツですし(キスできますし)、対岸の都心の夜景を眺めながら真っ暗なビーチをブラブラ散歩するのもオツですし(キスできますし)、ともかく街全体が何かキラキラしていて、ムーディーなこと、この上なしです。
そして、筆者的に最強のメリットだと思っているのが、都心からのアクセスの良さです。
例えば、銀座からお台場まで20分弱。
新宿からお台場まで30分弱。
これが何を意味するか分かりますか?
前述の、奥多摩にしろ江の島にしろ九十九里浜にしろ、日帰りで行けるとは言え、そこそこの距離がありますので、事前に『今度ドライブ行こう。』という約束を取り付けてからのドライブデートになるのが一般的です。
しかし、お台場なら、『今日どうする?お台場行く?』みたいな気軽なノリで行くことができる訳です。
都心から30分くらいの距離でありながら、海や夜景を擁するクオリティーの高いロマンティックスポット(ドライブデートで最強にコスパがいいスポット)、それがお台場なんです。
今回は、神奈川出身で東京在住の筆者がリアルに行ってみて『口説けた!』というデートスポットを選出したため、南関東に偏ってしまいましたが、もちろん北関東にも日帰りドライブデートスポットは盛りだくさんです。
またの機会に是非ご紹介できればいいなと思います。
<文・イラスト/堺屋大地>
【堺屋大地】
恋愛コラムニスト。中高時代はスクールカースト的に4軍男子(非モテ)。現在は痛いほど、どチャラい。そんな4軍マインドとどチャラい経験則を融合させ、真摯に恋愛を分析する。『女子SPA!』にて女性向けの恋愛コラムを連載中。その他、『BusinessJournal』『AOLNews.』などのメディアでも活躍。