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車を買い替えたら自動車保険の切り替えはどうする?車両入替の手続きを解説

車を買い替える際には、「車両入替」という自動車保険の変更手続きが必要になるのをご存じでしょうか。新しい車に、現在加入している自動車保険の補償を適用する必要があるからです。万が一、この手続きを忘れてしまうと、新しい車に保険がかけられていない状態で乗っている…ということもあるので、注意が必要です。この記事では、この車両入替について知っておきたいポイントや、手続きを忘れた場合のリスクを解説します。また、車両入替を利用した保険料を抑えるための工夫もご紹介します。

INDEX

車両入替とは?なぜ手続きが必要?

    1. 手続きを忘れると補償が受けられない
    2. 保険料が変更になることも

車両入替の手続きを行うべきタイミング

    1. 手続きは納車前に済ませる
    2. 車両入替の猶予期間がある場合も

車両入替の手続きの流れ

    1. (1)保険会社へ連絡する
    2. (2)差額分の清算をする
    3. (3)買い替えた車が納車される

車両入替手続きをするための要件

    1. (1)車両入替後の所有者
    2. (2)車両入替後の自動車の用途車種

現在の車を廃車せずに利用する場合の留意点

    1. 同居の親子間の車両入替なら保険料が安くなることも
    2. 他人から車を購入する場合には名義変更を忘れない
    3. 【コラム】廃車して別の車に乗り換える場合にも要注意

まとめ

車両入替とは?なぜ手続きが必要?

車を買い替えたときには、自動車保険の「車両入替」の手続きが必要となります。車両入替とは、自動車保険の補償の対象となっている契約車両を新しい車に入れ替えること。つまり、現在契約している自動車保険の補償を、新しい車に適用させる手続きです。

万が一、この車両入替を忘れてしまうと、リスクもあるため、しっかり理解しておく必要があります。では、どのようなリスクがあるのか、なぜ手続きが必要なのか、見ていきましょう。

車両入替とは?

手続きを忘れると補償が受けられない

万が一、車を買い替えたにもかかわらず車両入替手続きを行わないと、新しい車は自動車保険をかけていない状態になってしまいます。車両入替を行わない状態のまま事故を起こしてしまうと、自動車保険の補償を受けられないおそれがあります(ただし、法的に加入が義務づけられている「自賠責保険」は、ディーラーなどの販売店を通じて購入する場合には一緒に手続きをすることが一般的です)。

保険料が変更になることも

自動車保険の保険料は、自動車の車種や型式などによって異なります。そのため、車両入替を行うと、保険料が変更になる場合もあります。一般的には、車両入替で保険料が高くなった場合は保険会社に差額を支払い、保険料が安くなった場合は保険会社から差額が返還されます。なお、支払い方法は保険会社によって異なりますので、契約している保険会社に確認しましょう。

車両入替の手続きを行うべきタイミング

車両入替の手続きはいつ行えばよいのでしょうか。手続きを行うべきタイミングについて解説します。

手続きは納車前に済ませる

車両入替手続きは、買い替えた車が納車されるまでに行います(契約変更日を納車日に設定)。万が一、納車後に手続きを始めてしまうと、手続きが完了するまで無保険の状態となり、補償が受けられなくなってしまうからです。したがって、買い替える車の納車日がわかったタイミングで車両入替の手続きを始めるとよいでしょう。納車日前に手続きを済ませておけば、乗り換えのタイミングで補償の対象が切り替わります。

車両入替の猶予期間がある場合も

自動車保険の中には、買い替えた車を取得してから一定期間内に車両入替手続きを行えば、「手続き完了までの間、以前と同じ補償を受けられる」という特約などを付帯しているものがあります。

しかし、このような特約が適用されるには各自動車保険が設定する条件を満たさなければならないことが多いため、基本的には、納車日までに車両入替手続きを済ませるとよいでしょう。

車両入替の手続きの流れ

車両入替の手続きは、どのような流れで行われるのでしょうか。一般的な手続きの流れは以下の通りです(具体的な手続きは保険会社によって異なります。詳しくは、契約中の保険会社へご確認ください)。

(1)保険会社へ連絡する

車両入替の手続きを行うため、まずは契約している保険会社へ連絡します。一般的には、電話やウェブサイトをはじめ、契約者用の専用ページなどで手続きを進めることも可能です。

新しい車の納車日のほか、車検証に記載されている情報、積算距離計の数値などが必要になるので、保険会社へ連絡する前に必要書類を用意しておきましょう。

車両入替に必要な主な情報
車検証 買い替えた車の車検証(車検証がない場合は、売買契約書などで車名・型式・初度登録年月・ナンバープレート・車台番号・所有者・使用者を確認)
積算距離計の数値 古い車の積算距離計の数値および買い替えた車の積算距離計の数値
車の購入価格の内訳 買い替えた車の購入金額(値引き前)がわかる書類
金融機関情報 金融機関の口座情報またはクレジットカード

(2)差額分の精算をする

車両入替で保険料が変更になる場合、差額分を精算します。追加分はクレジットカード決済、コンビニ決済などで支払います。

(3)買い替えた車が納車される

(1)および(2)の手続きを終えれば、納車日から買い替えた車が補償の対象になります。

車両入替手続きをするための要件

車両入替は、どのような場合でも行えるわけではありません。具体的には、以下の(1)と(2)の要件を満たす必要があるため、注意しましょう。

(1)車両入替後の所有者

車両入替を行うには、買い替えた車の所有者に関しても条件を満たす必要があります。一般的には、買い替えた車の所有者が以下に該当する必要があります(ただし、細かな条件については、保険会社によって異なります。契約中の保険会社でご確認ください)。

【車両入替後の所有者】
(1)現在の契約車両と同じ所有者
(2)契約中の主な運転者
(3)(2)の配偶者
(4)(2)または(3)の同居の親族

(2)車両入替後の自動車の用途車種

車両入替をするためには、新しい車の車種、用途などに条件があり、基本的には「自家用車」に限られます。一般的には、新しい車の車種が車両入替後の自動車の用途車種が被保険自動車の用途車種と同一であることが必要です(ただし、細かな条件については、保険会社によって異なります。契約中の保険会社にご確認ください)。

【車両入替後の車の用途】
(1)自家用小型乗用車
(2)自家用普通乗用車
(3)自家用軽四輪乗用車
(4)自家用小型貨物車
(5)自家用軽四輪貨物車
(6)自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
(7)自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
(8)特種用途自動車(キャンピング車)

現在の車を廃車せずに利用する場合の留意点

新たに自動車を購入したうえで、現在使用している自動車についても廃車等を行わずに使い続ける場合、要件を満たせば、引き続き所有する自動車と新たに購入した自動車の車両入替を行うことができます。この場合、引き続き所有する自動車は、新規契約として加入することになります。保険料を抑えられることもあるため、確認しておくとよいでしょう。

同居の親子間の車両入替なら保険料が安くなることも

同居の親族が新しく車を購入する場合に知っておきたい点として、自身の契約車両との車両入替とともに「等級の引継ぎ」も行える場合があります。「等級の引継ぎ」が行えることにより、保険料の総額が抑えられる可能性が出てきます。これは、同居の子どもが初めて車を購入するときなどに有効な方法です。

そもそも、自動車保険の保険料は契約者の年齢などの条件によって、大きく影響を受けます。一般的には、若い人ほど保険料は高くなると考えてよいでしょう。したがって、子どもが初めて自動車保険に加入する場合には、年齢が若く等級も低いため、保険料は高くなります。

しかし、車両入替で親の等級を引き継ぐことができれば、親の保険料は自動車保険の新規加入で等級が下がるため高くなるものの、年齢条件により子どもが新規加入する場合に比べれば抑えられることがあります。したがって、車両入替と等級引継ぎを活用することで、保険料の総額を抑えられる可能性があるのです。

車両入替とは?

※車両入替手続きには、記名被保険者の変更も含みます。

(注)等級を引継ぐことができる条件は、保険会社によって異なります。契約中の保険会社でご確認ください。

【同居親族との車両入替をする場合の手続きの流れ】
(1)親が加入している自動車保険の契約車両を子どもが購入した車へ入れ替える(車両変更)
(2)親が加入している自動車保険の記名被保険者を子どもに変更する
(3)親は新規で自動車保険に加入する

(関連リンク)自動車保険の等級制度(ノンフリート等級)とは?基本ポイントを解説

他人から車を購入する場合には名義変更を忘れない

別居の親族や友人、知人などから車を購入する場合、車両入替手続きの前に所有者(名義)を変更しなければなりません。所有者が友人や知人などのままだと、車両入替手続きを進められないケースが多いからです。所有者の変更は、使用の本拠の位置(基本的には車の管理・責任者の所在地)を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所で行えます。

【コラム】廃車して別の車に乗り換える場合にも要注意

現在乗っている車を廃車にして、車を乗り換える場合も車両入替を行うことはできます。ただし、各自動車保険が定める車両入替後の車の条件、車両入替後の所有者の条件などを満たさなければなりません。条件は、車を買い替えるときと同じです。

別の車に乗り換える場合、契約中の自動車保険を解約することもできます。解約のタイミングによっては保険料の返還を受けられますが、返還保険料は短期保険料率という係数を乗じて求めます。残っている期間分だけ返ってくるわけではないので注意が必要です。

廃車にして別の車に乗り換えない場合は、中断制度を利用するとよいでしょう。中断制度とは、今の等級を再契約時に引き継げる制度です。再契約時に高い等級からスタートできます。中断期間は最長で10年です。ただし、中断制度の利用にはいくつかの条件が設けられています。保険会社により条件は異なりますので確認しましょう。

まとめ

車を買い替えた場合には、自動車保険の「車両入替」を行わなければなりません。この手続きを忘れると、事故を起こしたときに補償を受けられないおそれがあります。車両入替手続きは、納車日までに済ませることが基本です。特約などがついている場合、納車後の手続きも可能ですが、特約などの適用には条件があります。できるだけ納車日までに車両入替手続きを済ませましょう。車両入替手続きは、契約中の保険会社へ連絡することで進められます。

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いかがでしたか?

自動車保険は種類が多いので、この記事を読んでそれぞれの特徴をつかんでみましょう。
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