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任意で加入する自動車保険は、大きく分けると「対面販売型」と「非対面販売型」の2つがあります。
「対面販売型」は代理店の担当者と顔を合わせて契約する自動車保険で、「非対面販売型」はネットや申込書類の郵送等によって自分自身で加入手続きを行い契約する自動車保険です。
この記事では、「通販型」や「ダイレクト型」とも呼ばれる非対面販売型の自動車保険に、どのようなメリット・デメリットがあるのか、また対面販売型と非対面販売型のどちらを選べばよいのかについて解説します。
自動車保険は、代理店の担当者と顔を合わせて契約する「対面販売型(以下、「対面型」)」とネットや申込書類の郵送等によって契約者が保険会社と直接契約(※)する「非対面販売型(以下、通販型(ダイレクト型)」の2つに分けることができます。両者の違いについては以下の図の通りです。
※通販型(ダイレクト型)には(1)保険会社と直接契約を締結するものと、(2)代理店のウェブを介して契約を締結するものがありますが、ここでは(1)を中心にご説明します。
対面型 | 通販型(ダイレクト型) | |
---|---|---|
加入方法 | 代理店の担当者を通じて自動車保険に加入する。 | ウェブや申込書類の郵送等によって自動車保険に自分自身で直接加入する。 |
保険料 | 保険会社が代理店に支払う代理店手数料が必要なため、通販型(ダイレクト型)よりも保険料は高め。 | 代理店手数料は不要な場合が多いため、対面型よりも保険料は安め。ただし、事故にあう可能性が高いと判断される条件の場合は、保険料が高くなることも。 |
補償内容の決め方 | 代理店の担当者と相談して決めることができる。 | 基本的に自分で考えて決める(ただし、ウェブや電話で保険会社に問い合わせることはできる)。 |
事故現場へのかけつけ | 代理店の担当者によっては事故現場にかけつけてくれることもある。 | 保険会社の担当者が事故現場にかけつけることはない(一部保険会社ではかけつけサービスを提供)。 |
保険会社との事故後のやりとり | 代理店の担当者を通してやり取りを行う。 | 契約者が直接やり取りを行う。 |
(対面型と通販型(ダイレクト型)自動車保険の違い)
両者の大きな違いの1つは保険料です。通販型(ダイレクト型)自動車保険は、代理店を介さずに加入手続きを自分自身で行います。そのため、保険会社が代理店へ支払う手数料などの募集にかかる経費が保険料に反映されることがなく、保険料を安く抑えられるという面があります。
また、事故が起きたときの連絡先について、通販型(ダイレクト型)自動車保険の場合は、自身で保険会社の窓口へ直接連絡します。この点も代理店型自動車保険と大きく異なる点です。
通販型(ダイレクト型)と対面型の事故発生時の流れ
一般的に、通販型(ダイレクト型)自動車保険には以下のメリットがあるといわれています。
実感しやすいメリットとして挙げられるのが、対面型自動車保険に比べ保険料が安いことです。 同じ条件で契約する場合、通販型(ダイレクト型)自動車保険の方が支払う保険料は安くなる傾向があります。
その理由は、対面型自動車保険に比べて付加保険料が抑えられる点が大きいでしょう。契約者が支払う保険料は、保険金支払いの財源になる純保険料と保険事業を運営・管理するために必要な付加保険料に分かれます。付加保険料に含まれるのが、代理店に支払う手数料や店舗の家賃、店舗スタッフの人件費などです。
代理店を介さずに加入手続きを自分自身で行う通販型(ダイレクト型)自動車保険の場合、付加保険料のうち、代理店に支払う手数料や店舗の家賃、店舗スタッフの人件費などがかかりません。 したがって、同じ条件で契約しても代理店型自動車保険より保険料は安くなる傾向があります。
インターネット環境さえあれば、見積もりから申し込みまでオンラインで行える点も通販型(ダイレクト型)自動車保険のメリットとして挙げられます。スマートフォンやパソコンなどから気になる自動車保険の公式サイトへアクセスし、車両の型式、車名、車両の使用目的など一定の情報を入力すれば見積もりを取れます。
見積もりの結果、補償内容を確認し納得できれば、そのまま申し込むこともできます。契約する自動車保険によっては、インターネット経由で申し込むと自動的に割引が適用される場合もあります。場所や時間を問わず、自動車保険に加入できる点も魅力といえるでしょう。
前述のように、通販型(ダイレクト型)の自動車保険にはメリットがさまざまありますが、「ネットや申込書類の郵送等によって手続きするのは不安」、「担当者に手続きをサポートしてほしい」などという方もいるため、人によっては通販型(ダイレクト型)では選びにくいこともあるでしょう。
自動車保険を通販型(ダイレクト型)にするか、対面型にするかについては、以下のようなポイントをチェックしていただくとよいでしょう。
通販型(ダイレクト型)自動車保険では、代理店を介さずに加入手続きを自分自身で行います。代理店のサポートは受けられないので、申し込みはもちろん、更新、契約内容の変更などの手続きを自身で行わなければなりません。自身のペースで各種手続きを進められる点は魅力ですが、対面型自動車保険に比べると自分自身の手間はかかりやすいといえます。
通販型(ダイレクト型)自動車保険では、代理店の担当者からアドバイスを得ることなく、自身で補償内容を決めて申し込みを行います。適切な補償内容を設定したり、契約内容を正しく理解したりするには、ある程度の知識あるいは情報収集力が必要です。そのため、対面型自動車保険に比べると、わかりづらいと感じる方が多いかもしれません。ただし、通販型(ダイレクト型)自動車保険を販売している保険会社の多くは、補償内容や契約内容について相談できる電話窓口などを開設しています。契約に必要な情報を集める環境は整っています。
通販型(ダイレクト型)自動車保険と対面型自動車保険を比べたときに、事故対応が同じなのかどうかという点について、気になる方もいるのではないでしょうか。通販型(ダイレクト型)自動車保険の事故対応とサポートについて解説します。
通販型(ダイレクト型)自動車保険と対面型自動車保険の事故対応やサポートに、大きな差はないと考えられています。どちらも保険会社が事故対応などを行うからです。
例えば、双方に過失のある事故の場合、被害者側の保険会社と加害者側の保険会社が過失割合や賠償金額などを決定します。代理店は交渉には加わりません。事故対応における代理店の役割は、保険会社への連絡の取り次ぎなどに限られています。したがって、通販型(ダイレクト型)自動車保険という理由で、事故対応やサポートが悪くなることはありません。
通販型(ダイレクト型)自動車保険に加入するうえで必ず行っていただきたいのが、見積もりを取ることです。見積もりを取る方法は、各通販型(ダイレクト型)自動車保険の公式サイトで個別の保険会社ごとに取得する方法と一括見積もりサイトで複数の保険会社の見積もりをまとめて取得する方法に分かれます。
できるだけ手間をかけずに複数の通販型(ダイレクト型)自動車保険の見積もりを取りたいという方には、「一括見積もり」がおすすめです。複数の自動車保険の見積もり結果を比較することで、自身に合っている通販型(ダイレクト型)自動車保険がわかります。見積もりを比較するときは、保険料だけでなく補償内容にも注意が必要です。必要な補償や特約がセットされていることを確認しましょう。また、一括見積もりサイトや保険会社の公式サイトの中には、お得なキャンペーンを開催しているところがあります。これらのキャンペーンを比較することでもお得に利用できる可能性があります。
※自動車一括見積もりのシミュレーションへリンク「見積もりの個別取得」は、細かな条件を設定したうえで見積もりを取りたい方におすすめです。各通販型(ダイレクト型)自動車保険の公式サイトでは、一括見積もりサイト以上に細かな条件を設定したうえで見積もりが取得できます。詳細な見積もりを取りたい方は、各自動車保険の公式サイトで個別に見積もりを取るとよいでしょう。
通販型(ダイレクト型)自動車保険には、対面型自動車保険に比べて保険料が安い、インターネットで見積もりから申し込みまで完結できるなどのメリットがあります。一方で、申し込み手続きなどを自身で行わなければならない、補償内容を自身で決めなければならない、といった部分において、デメリットと感じる方もいるかもしれません。事故時の対応やサポートは対面型自動車保険と大きく変わりませんので、保険料の安さを重視したい方や自身で必要な情報を調べることができる、という方は、通販型(ダイレクト型)自動車保険を選ぶとよいでしょう。実際に、各通販型(ダイレクト型)自動車保険の公式サイトや一括見積もりサイトで見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
下記のリンクから一括見積もりをすることができます。
一括見積もりなら、入力は5分ほどでできますので、ぜひ気軽にお見積もりをしてみてくださいね。
いかがでしたか?
自動車保険は種類が多いので、この記事を読んでそれぞれの特徴をつかんでみましょう。
基本的な知識を身につけて、保険料金が割安なダイレクト型自動車保険を検討してくださいね。