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トップ 知って得する!自動車保険コラム 任意保険証券(自動車保険証券)とは?必要になるときや再発行手順も解説

任意保険証券(自動車保険証券)とは?必要になるときや再発行手順も解説

自動車保険の契約に関する書類

最終更新日:2024年12月19日

自動車保険の加入時に任意保険証券(自動車保険証券)を受け取ったものの、どんなときに必要かわからない方もいるかもしれません。
この記事では、任意保険証券(自動車保険証券)の概要やおもな記載内容、必要になる場面、おすすめの保管場所、紛失した場合の再発行方法などを解説します。

INDEX

任意保険証券(自動車保険証券)とは?

    1. 任意保険証券(自動車保険証券)を発行しない保険会社もある

任意保険証券(自動車保険証券)のおもな記載内容は?

    1. 証券番号
    2. 車の情報
    3. 保険期間
    4. 契約者・記名被保険者
    5. 運転者の範囲
    6. 保険料
    7. おもな補償内容

任意保険証券(自動車保険証券)はどんなときに必要?

    1. 契約内容の確認や変更をするとき
    2. 自動車事故にあったときや事故を起こしたとき、保険金請求をするとき
    3. 自動車保険の契約更新や切り替えをするとき
    4. 勤務先などに任意保険証券(自動車保険証券)のコピーを提出するとき

任意保険証券(自動車保険証券)の保管場所は?

任意保険証券(自動車保険証券)がないときは?再発行はどうする?

任意保険証券(自動車保険証券)を再発行する手順

    1. Web証券にアクセスするためのユーザIDやパスワードを忘れた場合

任意保険証券(自動車保険証券)の紛失が心配な方は、証券発行不要の保険会社を選ぼう

まとめ

監修者情報

任意保険証券(自動車保険証券)とは?

自動車保険の「任意保険証券(自動車保険証券)」(以下、任意保険証券といいます) とは、自動車保険の契約が成立した後に保険会社が契約者に交付する書類です。
保険契約者や運転者の範囲、対象となる車、保険期間などが記載されていますが、保険会社によっては任意保険証券が領収書の役割を兼ねている場合もあります。

任意保険証券が届く時期は、自動車保険の契約手続き後から1週間〜10日程度が目安です。ただし、保険会社によっては届くまでに3週間かかる場合もあります。

任意保険証券(自動車保険証券)を発行しない保険会社もある

任意保険証券は契約の成立後に郵送されるケースが一般的ですが、最近ではペーパーレス化が進み、保険会社のウェブサイト上で「Web証券」として契約内容を確認できる保険会社も増えています。

任意保険証券がペーパーレス化されるメリットはさまざまですが、任意保険証券の紛失防止に役立つ点はとくに大きなメリットです。
さらに保険会社によっては、紙ではなくペーパーレス化された任意保険証券を選ぶと割引きを受けられるサービスを設けています。こうした独自の割引きサービスもメリットのひとつです。

ただし、紙の任意保険証券と違って、ペーパーレス化された任意保険証券の場合は記載内容の確認時に契約者ページにログインしなければならないため、ログインに必要なユーザIDやパスワードを忘れずに覚えておく必要があります。

なお、任意保険証券は契約者ページから印刷できる場合があります。ペーパーレスを選んだものの、契約後に紙の保険証券が必要になった際は、印刷できるか確認しましょう。

任意保険証券(自動車保険証券)のおもな記載内容は?

車のキーと車のミニチュアと書類に記入する人

任意保険証券には、契約している自動車保険の補償内容が記載されています。任意保険証券の記載内容がわかっていれば、補償内容を確認するときもスムーズです。

任意保険証券のレイアウトや記載事項は保険会社によって異なりますが、ここでは一般的な任意保険証券に記載されている事項を紹介します。

【任意保険証券に記載されているおもな事項】

以下で詳しくみていきましょう。

証券番号

自動車保険の1契約ごとに証券番号が割り当てられており、任意保険証券にはその証券番号が記載されています。

証券番号は、自動車事故が起きた際に保険会社に連絡するときや、契約内容の問い合わせをするときなどに必要になります。証券番号を伝えることで問い合わせがより円滑に進みます。

なお、保険会社によって形式は異なりますが、原則として、証券番号は契約を更新するたびに変わります。証券番号が変更すると郵送で任意保険証券が送られてきますが、任意保険証券が郵送されない場合には契約者ページで確認したりすることもできます。

車の情報

任意保険証券には、自動車保険の補償対象である自動車の情報も記載されています。自動車の情報とは、「車名」、「型式」、ナンバープレートに記載されている「登録番号」、車を初めて運輸支局に登録申請して受理された「初度登録年月」、車を判別するために打刻された「車台(車体)番号」などです。

また、自家用普通乗用車、自家用小型乗用車などについては、車の型式ごとの事故実績にもとづき保険料の割増し引き率を算出する「型式別料率クラス」が記載されています。

保険期間

補償の開始日時や終了日時も任意保険証券に記載されています。保険期間は保険会社により異なりますが、1年契約のケースから、2年、3年という長期契約のケースまであります。

また、保険期間内に自動車事故が発生すると、補償対象となる保険事故の場合のみ保険金が支払われますが、契約者が期限内に保険料を支払わないと、保険期間中の事故であっても保険金が支払われないこともあるためご注意ください。

契約者・記名被保険者

任意保険証券には、自動車保険の契約者やおもに運転される方(記名被保険者)の情報が記載されています。

具体的には、住所や氏名、生年月日が記載されています。また、おもに運転される方の運転免許証の種類(色)などが記載されている場合もあります。

運転者の範囲

任意保険証券には運転者の範囲(年齢や家族までの範囲)の情報も記載されています。

自動車保険では「記名被保険者のみ」や「記名被保険者と配偶者のみ」など運転者の条件を事前に設定でき、その条件によって補償される方の範囲が異なります。

たとえば、「〇歳以上の方」という年齢条件や本人限定・夫婦限定などの運転者の範囲の条件なども保険証券に明記されており、条件に当てはまらない方が車の運転をして自動車事故を起こした場合、補償は受けられません。

保険料

年間保険料や初回払込み保険料、払込み方法、払込み期日について記載されています。

おもな補償内容

任意保険証券には、補償範囲、保険金額、特約の有無などの補償内容が記載されています。

自動車保険は、特約を付帯することにより、基本的な補償以外の部分にも備えることが可能です。
たとえば、新車特約(車両新価特約)は、新車を購入後、所定の期間内に一定以上の損害を受けた場合に、新たに自動車(新車)を購入するための費用が補償される特約です。一般的には年数が経過するほど車両の価値は下がっていきますが、この特約を付帯していると、新車価格相当額がカバーされます。

また、保険会社によっては、保険金請求に付随して発生する費用に備えることもできます。たとえば、弁護士費用特約に加入していると、自動車事故の発生により相手方に損害賠償請求をするために支払った弁護士費用が補償されます。

任意保険証券(自動車保険証券)はどんなときに必要?

任意保険証券(自動車保険証券)

任意保険証券は、ご自身で補償内容を確認する以外にも必要な場面があります。おもに、以下のような場面で必要になります。

【任意保険証券はどんなときに必要か】

それぞれについて詳しくみていきましょう。

契約内容の確認や変更をするとき

車を買い替えたタイミングで契約内容を変更する場合や、車両保険の自己負担額や運転者の範囲の変更といった補償内容の見直し時に証券番号が必要です。

これらの手続きの際に、任意保険証券自体の提出が必要になるわけではありませんが、手元にあると手続きがスムーズになります。

なお、保険会社によっては、契約変更手続きを保険会社のウェブサイト上で完了できるケースもあります。その場合は任意保険証券は不要です。

自動車事故にあったときや事故を起こしたとき、保険金請求をするとき

自動車事故が発生した場合、現場での事故対応後に、ご自身が契約している保険会社へ自動車事故の状況を報告する必要があります。その際に、任意保険証券に記載されている証券番号を聞かれることがあります。

また、保険金請求時に保険会社に提出する保険金請求書は、証券番号の記入を求められるケースがあります。保険金請求書に証券番号を記入する際は、任意保険証券を手元に用意すると良いでしょう。

自動車保険の契約更新や切り替えをするとき

多くの自動車保険は、保険期間が1年間に設定されており、保険期間後も契約を継続するには更新手続きが必要です。更新方法は保険会社によってさまざまですが、「保険会社に連絡する」「保険会社のウェブサイト上の契約者ページから手続きする」などの方法があげられます。

保険満期日が近づくと保険会社から書面またはメールで更新の案内が届きますが、更新を忘れないようにご自身でも任意保険証券でのこりの保険期間を確認すると安心です。

また、別の保険会社の自動車保険に切り替える場合は、現在加入している保険の任意保険証券が必要です。

勤務先などに任意保険証券(自動車保険証券)のコピーを提出するとき

通勤時に自動車を使用する場合、補償内容を確認するために勤務先から任意保険証券のコピーの提出を求められることがあります。おもな理由は、マイカー通勤時の事故で生じる企業へのさまざまなリスクを回避するためです。

たとえば、事故を起こした従業員が任意保険に未加入、かつ賠償能力がなかった場合、企業に損害賠償請求を起こされる可能性も考えられます。
こうした万が一の事故で生じるリスクへの備えとして、従業員の保険加入状況を確認する企業もあります。この場合は任意保険証券自体が必要になるため、事前に勤務先へ確認しましょう。

任意保険証券(自動車保険証券)の保管場所は?

ミニチュアの車と自動車保険の書類に記入する人

任意保険証券は、車検証などと一緒にダッシュボードに保管することをおすすめします。事故があった際にすぐ取り出して補償内容や保険会社を確認できるうえ、紛失の心配もないためです。

ただし、任意保険証券にはさまざまな個人情報が記載されているため、管理には十分気を付けましょう。原本の保管に抵抗がある場合は、コピーしたものを保管すると良いです。

保険証券は車のダッシュボードなどに保管を

そのほか、スマートフォンで写真を撮ったり、証券番号をメモしたりするのもひとつの方法です。事故が発生した際の保険会社への連絡時は、自動車保険の証券番号を求められる場合があります。

その際、原本が手元にない状態でも、写真やメモで証券番号を確認できれば、保険会社へスムーズに問い合わせができます。

任意保険証券(自動車保険証券)がないときは?再発行はどうする?

「任意保険証券を保管していたはずなのになくしてしまった」「自動車保険の証券番号がわからない」などの場合は、速やかに保険会社へ任意保険証券を紛失した旨を伝え、再発行請求をおこないましょう。

紛失したら補償が受けられないのではないかと不安になるかもしれませんが、任意保険証券を紛失していても契約が無効になることはありません。

再発行の請求後、新しい任意保険証券が郵送されます。受け取ったら大切に保管しましょう。新しい任意保険証券が届くまでの日数は、再発行の手続き完了後1週間〜10日が目安です。

また、保険会社のウェブサイトの契約者ページからログインして契約内容を照会するサービスを提供している保険会社もあるため、すぐに契約内容を知りたいという場合は、契約している保険会社へ問い合わせてみましょう。

なお、Web証券は紛失する心配がないため、再発行の手続き内容を覚えておく必要はありません。ただし、内容確認の際にログインIDやパスワードが必要になるため、忘れないように注意してください。

任意保険証券(自動車保険証券)を再発行する手順

STEP1からSTEP3をひとさし指で指している

紙の任意保険証券の再発行は、一般的に以下の手順に沿っておこないます。

【紙の任意保険証券を再発行する手順】

なお、再発行の手続きには、自動車保険の契約内容に関する以下のような情報を保険会社に伝える必要があります。


【再発行の手続きに必要な情報の一例】

また、保険会社によっては、ウェブサイトから再発行の手続きを完了できる場合もあります。

Web証券にアクセスするためのユーザIDやパスワードを忘れた場合

Web証券ページへのアクセスに必要なユーザIDやパスワードなどを忘れた場合は、ログイン情報の再設定をおこなって対処しましょう。保険会社の案内にしたがってユーザIDやパスワードを再設定すると、今後は再設定したアクセス情報を使ってログインできます。

ログイン情報の再設定方法は保険会社によって異なりますが、多くの場合は保険会社とメールでのやり取りを通しておこないます。再設定をおこなううえで不明点や疑問点がある場合は、保険会社へ問い合わせましょう。

任意保険証券(自動車保険証券)の紛失が心配な方は、証券発行不要の保険会社を選ぼう

自動車保険の加入にあたって任意保険証券の紛失が心配な方は、紙の任意保険証券が発行不要の保険会社を選びましょう。
前述のように、紙ではなくペーパーレス化された任意保険証券を選べる保険会社が増えています。ペーパーレス化されていれば紛失する心配がないほか、管理の手間もかかりません。

しかし、ペーパーレス化された任意保険証券を選べる自動車保険の種類は複数あるため、保険選びに時間がかかってしまう場合もあります。こうした場合は、自動車保険の一括見積もりサイトが便利です。

自動車保険の一括見積もりサイトでは、複数の自動車保険を比較しながら、ご自身にあった商品を効率的に探せます。新規加入時だけでなく、自動車保険を見直したい場合もおすすめです。

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まとめ

この記事では、自動車保険の任意保険証券の概要や記載事項、必要な場面、おすすめの保管場所、保険証券紛失時の再発行方法を解説しました。

今回ご紹介した任意保険証券の記載事項は、あくまでも一般的に書かれている内容のため、実際の記載内容や記載方法は保険会社ごとで異なる場合があります。任意保険証券や契約内容で不明点がある場合は、保険会社へ直接問い合わせましょう。

また、近年は書類のペーパーレス化が進んでおり、紙の任意保険証券を発行していない保険会社もあります。紛失が心配な場合は、ペーパーレス化に対応した自動車保険を選ぶのもひとつの方法です。

なお、自動車保険の任意保険に未加入の方は、もしもの事故に備えてこの機会に加入することをおすすめします。加入する自動車保険選びに悩む場合は、複数の商品を比較・検討できる自動車保険の一括見積もりサイトを活用すると選びやすくなるでしょう。

監修者情報

ファイナンシャルプランナー 田仲幹生先生

監修 田仲 幹生(ファイナンシャルプランナー)

生命保険会社および税理士事務所に勤務を経て、栃木県宇都宮市を中心にファイナンシャルプランナーとして活動。保険や税務会計の相談を得意とする。また、自己資金で自ら株式や投資信託に投資をするなど、知識だけではない実践派のファイナンシャルプランナーとして活動。金融商品の仲介や販売はせず、金融機関から少し離れた顧客主義のアドバイスおよびコンサルティングをおこなっている。
https://fpoffice.okane-iroha.com/

【保有資格】
日本FP協会会員(CFP®)、1級FP技能士、宅地建物取引

※CFP®、CERTIFIED FINANCIAL PLANNER®、およびサーティファイド ファイナンシャル プランナー®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。

※このページの内容は、一般的な情報を掲載したものであり、個別の保険商品の補償/保障内容とは関係がありません。ご契約中の保険商品の補償/保障内容につきましては、ご契約中の保険会社にお問い合わせください。

※税制上・社会保険制度の取扱いは、このページの最終更新日時点 の税制・社会保険制度にもとづくもので、全ての情報を網羅するものではありません。将来的に税制の変更により計算方法・税率などが、また、社会保険制度が変わる場合もありますのでご注意ください。なお、個別の税務取扱いについては所轄の税務署または税理士などに、社会保険制度の個別の取扱いについては年金事務所または社会保険労務士などにご確認のうえ、ご自身の責任においてご判断ください。

(掲載開始日:2022年10月11日)

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