自動車保険の基礎知識

車の種類によって保険料が異なります

車の種類が異なれば、使用頻度や事故の際のダメージに差が生じます。保険料の公平性を保つため、自動車保険の保険料は各車種のリスクの実態に合わせて決められています。その車種の区分は、自家用、営業用、バス、大型トラック、ダンプカーなどの運送車両や建設作業車など、様々な用途や車種によって細かく分類されています。私たちに身近な「自家用車」の主な区分は以下のようになります。

「自家用車」の主な区分

プリウスよりもベンツの方が保険料は安くなる?

さらに、もっとも多く利用されている自家用普通乗用、自家用小型乗用については、スポーツタイプやファミリー向けなど多様な形状や性能の自動車があり、他の車種に比べてリスクが細分化されることから、同じ車種でも個々の型式ごとによって保険料を定めて公平な保険料を実現しています。これを「型式別料率クラス」と言います。「型式別料率クラス」は対人、対物、傷害、車両の4つのリスクに対して、型式ごとに9段階のクラス分けをして、事故が多い型式ほど数字が大きくなり保険料が高くなる仕組みです。よって車名が同じでも型式が異なれば保険料が異なる場合が出てきます。ちなみにこの型式別料率クラスは、その車の事故の実績や保険金支払いの実績により、毎年1月に見直されます。

型式別料率クラス

リスク 料率クラス
  安い << 保険料 >> 高い
対人賠償責任保険 1 ~ 9
対物賠償責任保険 1 ~ 9
傷害保険 1 ~ 9
車両保険 1 ~ 9

ちなみに、車両保険を付けない契約の場合、プリウスよりもベンツの方が、保険料が安くなる場合があります。例えば下記2車種の比較では、対物と傷害の料率クラスの低いベンツの方がプリウスより保険料が安くなります。

車名 型式 対人 対物 傷害 車両 保険料
メルセデス・ベンツ
C250クーペ
204347 4 3 4 6 37,360円
トヨタ プリウス ZVW30 4 4 5 5 42,320円
(平成26年料率クラス)

【前提条件】

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限(免責0円)
  • 人身傷害保険:5,000万円(車内外補償)
  • 35歳以上限定、ゴールド免許、本人・夫婦限定、被保険者年齢40歳、12等級

これから自動車を購入しようとしている人は、特に車種にこだわりが無ければ、購入車両を決定する前に希望車種の料率クラスを調べておくと保険料の節約になることがあります。
同じような車種でも料率クラスが違えば、同じ補償内容の保険に加入する場合の保険料も違ってくることになります。特に新車を購入するなどして車両保険に加入する場合には、車両保険の料率クラスに注目してみましょう!車両料率クラスの違いで保険料が何万円も変わることもあります。

保険料の差は車両保険と人身傷害保険の内容で大きく変わる

自動車保険の保険料は合計で表示されますが、保険料はリスク(対人、対物など)ごとに計算されています。対人賠償の保険料は自賠責保険の上乗せであり発生頻度は対物事故より少ないことから、対物賠償の保険料より低い傾向にあります。また、対人事故や対物事故では、高額事故の発生確率は高くはないので、保険金額を高くしても保険料はあまり高くなりません。よって「無制限」で契約してもさほど高くなることはないのです。

一方、人身傷害補償保険や車両保険は、補償内容によって大きく保険料が変わります。特に車両保険は事故発生頻度が高く、補償金額の割に保険料が高くなります。

1~9まである各料率クラス間の保険料差は約20%です。1クラスと9クラスの保険料差は4倍以上になる計算です。料率クラスは毎年見直されますが、変更は±1クラスが限度となっていますので、一気に料率クラスが変動することはありません。ただし、料率クラスが1つ上下するだけで保険料が変わりますので、無事故でだんだん割引が進んでも、料率クラスが上がったことによって、全体の保険料が昨年より高くなるということもあるのです。

※本ページに記載されている情報については一般的なものとなっており、保険会社によっては定義が異なる場合があります。
ご契約をされる際は必ず保険会社のウェブサイト等で、商品内容をご確認くださいますようお願いいたします。

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