2015.10.13

【ドライバー必見】「車検切れ」は深刻なトラブルに繋がりかねない


『車検が切れそうなことを、うっかり忘れていた…』といった経験をしたことがある方はいませんか?
どんなタイプの車両であっても、国内では1~2年ごとに車検を受ける必要があります

「車検が切れても、すぐに受ければ大丈夫でしょ?」とお考えのあなた。
それは違います。

マイカーの車検が切れてしまうと、思わぬトラブルに発展してしまうことがあるのです。
そこで今回は、車検が切れると具体的にどのようなことに困るのか、詳しくご紹介します。

「車検切れ」の罰則は?

道路運送車両法には、車検切れの車を公道で走らせてしまった場合、

■6ヶ月以下の懲役、または30万円以下の罰金
■減点6点

の罰則が課されると明記されています。


さらに、車検切れの車の多くは「自賠責保険が切れている」点にも注意が必要です。

自動車損害賠償保障法には、無保険の車で公道を走行した場合の罰則は、

■90日の免停と1年6ヶ月以下の懲役、または80万円以下の罰金
■減点6点

と明記されています。


つまり、車検切れの車を公道で走らせた場合には、懲役や罰金のリスクがある上に、合計で「12点」の減点が課される恐れがあります。

このように、日本では車検切れの車を公道で走らせることは許されていません。


なお、車検が切れてしまったら移動できないのか?と疑問に思うかもしれませんが、車検切れの車を移動させる手段としては、レッカー車で牽引してもらう方法があります。
しかし、牽引は走行している状態と同じ扱いになるため、実はこの方法は法律上では禁止されています。
トラックに載せて運ぶといった方法もありますが、この方法では車を移動させるだけでも費用が高くついてしまうでしょう。

「車検切れ」の車を車検に出す場合は、どんな流れ?いくらかかる?

車検切れの車の車検の流れについては、車検が切れていない車の場合と大きな違いはありません。

ただし、上記で説明したように、車を移動させる手段を考える必要があります

車を移動させる手段としてオススメなのは、「仮ナンバーを発行する」方法です。
仮ナンバーとは、車検切れの車を回送する場合にのみ、特別に許可されるナンバーです。

仮ナンバーの発行手続きは、市区町村の役場(市役所など)で行うことができます。

具体的に必要になるものとしては、

・運転免許証
・印鑑
・自賠責保険の原本(発行日から1ヶ月以上有効なものに限る)
・対象となる自動車の証明書類(車検証など)

の4つとなります。

ここで注意すべきなのは、自賠責保険が切れている場合には、まずは自賠責保険に加入することから始める必要があるという点です。

また、車検切れ期間中の自動車税はどうなるのか?と疑問に感じるかもしれませんが、基本的に車検が切れているからと言って、自動車税が免除されることはありません。
ただし、地域によっては課税の「保留措置」が取られることがあります。

じゃあ、払いたくない場合はずっと保留しておけばいいのか言うと、当然そうではありません。

あくまでも保留の状態であるため、その後車検に出す場合には、それまで保留していた分の自動車税を全て支払うことになります。
細かい流れについては地域によって異なるため、お住まいの地域で情報を事前に確認しておきましょう。

もしも、「車検切れ」で事故に遭ったら

車検切れの車で事故を起こしてしまった場合、自賠責保険・任意保険とも「補償が受けられない」可能性があります。

ほとんどの保険では、『重大な過失があった場合には、適用対象外となる』といった内容が、契約内容に含まれています。
つまり、「車検切れ」という事実が重大な過失として見なされてしまうと、事故の際に保険が適用されることはありません

このようなケースで、例えば、人身事故を起こすと多額の賠償金を支払うことになってしまう恐れがあります。
そのため、仮ナンバーなしで車検切れの車を運転することは控えましょう。




いかがでしたか?

マイカーの車検が切れると、大きなトラブルを招いてしまうことがお分かりいただけたと思います。

日頃から車検の有効期間を意識しておくことはもちろん大切ですが、ついうっかり忘れてしまう可能性はゼロではありません。
今回ご紹介した、車検切れの車を車検に出す流れも、しっかりと理解しておくことが望ましいでしょう。



以上、車検切れについてでした。





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