2017.04.27

カートはサーキットのみならず公道もOKやで。まあ、別に走りたくもないやろうけど。

ほら、人通りのエグいスクランブル交差点とかで、これ見よがしに走ってる赤いの見かけたことあるんちゃうかな。緑もいるか。ホンマは赤にしたかったんかな?っていう顔と走り方してる緑いるよね。ふてくされてる感というか、実は赤で行きたかったんですよ感がモロに出てしまってる緑いるよね。結果、緑が気になんねん。緑が視線を奪うねん。



さて、カート。



コバーン??
となった方は相当ロックなので、一緒に仕事しましょうよ。
共に未来を切り開いていきましょうよ。


みたいな感じでやっておりますが、普通はカートと言ったらマリオカートあたりが思い浮かびそうですよね。
あるいは、遊園地などで乗れるゴーカートをイメージした方が多いかもしれません。


そんなカートの住み分けですが、遊具として使われるのが「ゴーカート」で、公道やサーキットを走る本格的なやつが「レーシングカート」といった具合になっていて、カート自体は公道を走るのでなければ子供でも運転できますし、プロドライバーを目指すような猛者が所有しているケースも結構あります。


しかし、一般的にレーシングカートに乗る機会はそうそうありませんよね。
そもそもレース場で走ることを目的としたものなので、まず購入することはないでしょう。

それでも、カートで公道を走り、いろんな意味でブイブイ言わせたいという、クセとロマンがスゴい人もいるということで、今回はそこらへんのお話を少々。


カートで公道を走る場合の規則

カート


このところ、レンタルサービスで一般道を走るカートが増えてきていますが、カートは“ミニカー”扱いで、原付とクルマの中間のような位置付けになっています。
なお、公道を走るには普通免許が必要なので子供はダメです。


以下、カートで公道を走るうえでのルールと特徴。

普通自動車免許が必要

カートで公道を走るには、普通自動車免許が必要です。
AT限定でも大丈夫です。
一方、カートに搭載されるエンジンは50ccを超え、道路交通法では“ミニカー”扱いになるので、原動機付き自転車の免許で乗ることはできません。
なお当然ですが、公道を走るわけなので、道路上の規則は絶対遵守です。

ヘルメットは不要

バイクはヘルメット着用が義務付けられていますが、カートは基本的にヘルメット不要で、ノーヘルOKです。
ただし、カートは普通のクルマと違ってボディに守られることもなく、そのくせ最大速度で60km/hは出たりするので、割と危険な乗り物です。
ヘルメット不要な分、安全運転を心掛けたいところ。

二段階右折は不要

二段階右折は、原動機付き自転車が道路を右折する際に、車道の左端を一度直進して停車し、次に進路方向を右側に修正して直進する規則のことですが、ミニカー扱いの公道用カートはその必要はなく、自動車と同じように右折可能です。

車検制度はなく車庫証明も不要

驚くなかれ、公道用カートに車検制度はなく、車庫証明も必要ありません。
車体は数十万円あれば買えますし、維持費もクルマよりは安価です。
ということもあって、ビジネス的に見ても普通車のレンタルよりも利益が見込めるので、カート関連事業が立ち上がる件数が年々増加しています。

高速道路は走れない

言うまでもないですが、カートで高速道路を走ることはできません。
間違って料金所を通らないようにしましょう。
そもそも遠距離走行には不向きな設計ですし、高速を飛ばすスピードは出ないので、駆け抜ける歓びよりも雰囲気を楽しむ乗り物として捉えましょう。


クルマの構造を知るのにカートのメンテナンスが良さげ

カート


車体が小ぶりで費用も安いレーシングカートは、自動車メンテナンスの基礎を学びやすい、みたいなことがあったりします。
プロのレーサーもここから入りますので、参考程度に見ていきます。

タイヤの空気圧調整

エアゲージを使用してタイヤの空気圧を調べます。
レーシングカートのタイヤは走行で非常に温度が上がり、走行後は空気圧が変化するので適宜調整します。

レース場には空気を入れるためのコンプレッサーが設置してあるので、タイヤの仕様に合わせた空気圧の調整を行います。
公道用カートでも、タイヤのメンテナンスは重要で、空気圧だけでなくタイヤ溝なども日頃からチェックし、パンクを防ぎます。

ホイール・アライメント調整

自動車同様、ホイール・アライメントを調整します。
ホイール・アライメントはホイールの整列具合のことで、サスペンションやステアリングのシステムを構成する部品が、どんな角度で車体に取り付けられているかを示すものです。
平たく言うと、運転を滑らかにするために、タイヤが地面に接地する角度を調整します。

道のコンディションによって調整することが大事で、自動車では大きな機械装置を必要とする一方、カートでは手動調整することが可能です。

チェーンのチェックや清掃作業

金属で全体が覆われている自動車と違い、エンジンやフレームが剥き出しのカートでは、走行後には各パーツにホコリや汚れがかなり付着します。
心臓部となるエンジンの清掃はもちろんのこと、チェーンの汚れチェックや、ボルトの締め付けチェックなどを随時行います。

エンジンオイルの補充や散布

エンジンオイルが切れてしまうと思わぬ故障に繋がるので、常にタンク内に十分な量を補充しておきます。
その他、ブレーキワイヤーやアクセルワイヤー、ギアチェンジワイヤーなどの駆動部にも、動きをスムーズにするためにオイルを散布します。



総じて、カートはパーツの消耗が激しいこともあって、手厚いメンテナンスが求められます。
なお、一般の自動車であれば流通も多いので、交換部品などは簡単に手に入れられますが、カートの場合は輸入品に頼るところも多いので、より丁重に扱います。


最後に


近頃は趣味感覚でカートの新車を購入する人も増えているようですが、カートがそれなりに普及していけば、それ関連の法改正が行われることもあるので、ユーザーはそういったところにも気を配りましょう。
また、デフォルトではスピードが遅いからといって、違法に改造したカートを公道で走らせないように。



とにもかくにも、皆さん、風を切って走っていきましょう。
人生、風を切って走ることで色気が出てきますからね。
そういう意味では、カートって、いいですよね。
スゴく、いいですよね。
スゴく、いいと思いますよ。
うん、いいと思うなぁ。
もう、めちゃめちゃ、ええよね。
ええわぁ。






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