2015.08.17

物損事故でゴールド免許は剥奪される?慰謝料事情やお詫びマナーまでをご紹介


交通事故と聞くと、どんなことを想像しますか?

人にケガをさせてしまった、死亡事故などといったものの印象が強いかもしれません。
こうした事故は交通事故の中で「人身事故」と言われています。

しかし、これだけが交通事故ではありませんよね。

交通事故には「人身事故」の他、自動車や建物などを壊してしまう「物損事故」も含まれます。

人身事故を起こした場合には、ほとんどの方が救急車や警察の手配をすぐに行います。

では、物損事故の場合はどうしたらいいのでしょう。
今回は、物損事故を起こした場合の対応方法や知っておきたいことを、まとめました。

物損事故は原則、減点や罰金といった処罰がない。

物損事故を起こした場合、「免許にキズがつく」のではないかと当然心配になりますよね。

知らない方も多いかもしれませんが、実は、物損事故に関しては、原則減点や罰金といった処罰はありません。
ただし、当て逃げや無免許運転、酒気帯びによる物損事故であれば、これらは当然違法ですから処罰の対象となります。

特に注意したいのが「当て逃げ」です。

物損事故であっても、警察への通報は義務化されています。
そのため、物損事故を起こした場所から離れてしまうと、当て逃げと見なされる可能性があります。

もしこうなった場合には、刑事罰が科される可能性がありますし、当然ながらモノを壊した責任として民事責任も負うことになります。
そうならないためにも、警察に通報して状況を伝えることをオススメします。

物損事故は、ゴールド免許の無事故・無違反には影響しない。

しかるべき対応をしていれば、特に処罰はされないのが、物損事故です。

それでは、物損事故を引き起こしてしまった場合、ゴールド免許を持っている人は、ゴールドではなくなってしまうのでしょうか。

実は、ゴールド免許は、5年間人身事故がなく、加点対象となる交通違反さえなければ「無事故無違反」として取り扱われます。
そのため、飲酒運転などに該当しない一般的な物損事故であれば、ゴールド免許の剥奪にはなりませんのでご安心ください。

物損事故を起こした場合、「交通事故証明書」を用意する。

物損事故を起こしたため、加入する自動車保険などから保険金の支払いを受けたい場合にはどうすればいいのでしょうか。

この場合には、事故を起こした後に、警察へ連絡し確認をしてもらったことを証明する「交通事故証明書」が必要になります。

この交通事故証明書は、人身事故については事故発生から5年、物損事故については事故発生から3年を経過したものについては原則交付されませんので、速やかに警察へ連絡する必要があります。

そして、この交通事故証明書をもとに、保険会社は保険金の支払いを行うことになります。

物損事故による慰謝料について

物損事故を起こした場合の慰謝料はどうなるでしょうか。

もしも皆さんが任意保険に加入している場合には、保険会社が相手側(被害者側)と協議を行ってくれます。
この場合、協議により慰謝料や治療代をどうするかを話し合ってくれるため、保険会社が心強い存在になるはずです。

それから過失割合ですが、物損事故においては、事故の状況を受けた保険会社が話し合いのうえ、過失割合(過去に起きた物損事故の裁判例をもとに調整される)を決定します。
そして、過失割合に応じて、相手側にいくら保険金を支払うのかが決まる仕組みとなっています。

もしも任意保険に加入していない場合には、物損事故を起こした本人がいくら補償するのかといった点について、被害者である相手側と協議を行う必要があります。
場合によっては、弁護士などの専門家を交えて協議することになるでしょう。

最後に、お詫びマナーを押さえましょう。


人身事故はもちろんですが、物損事故においても誠意ある対応が求められます。

そこで必ずお金は必要となりますが、保険金の支払いに関しては、加入している保険会社が対応してくれるのでご安心ください。

「ゴメンナサイ」の気持ちを伝える、お詫びに関してはどうでしょうか。

基本的に保険会社が介入しているので、物損事故では加害者本人がお詫びを行うケースは少ないかもしれません。

しかし、誠意を持って直接お詫びをしたいのなら、できる限り早く伺うことをオススメします。
その際には、5,000円程度の当該地域で有名なお菓子を手土産として持参するケースが一般的には多いようです。

少しでも誠意ある対応をとって、つつがない毎日に戻りたいものですね。





以上、物損事故についてのティップスでした。





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