2016.03.10

「免許証の写真」で写りがよくなるコツ~どうぞ見てくださいよ、私の免許。~

『ちょっと免許の写真見せてよ。』


こう友人や意中の人に言われて、スキンシップ込みで仕方なく自分の写真を見せた途端に、笑われ…いじられ…無言でスルー…なんてことはよくありましてですね、免許証の写真というのは、なぜか写りが悪くなるといった話をよく聞きますよね。


実物の方が、カッコいいね。男前ね。カワイイね。キレイね。
もう嬉しいのか嬉しくないのか、自分の中で少し入り組んで、もはや相手の発言に何か裏テーマがあるのではないのか?と、勘ぐりたくなることもある訳ですよ。


そしてですね、自動車の免許証は、一度更新すると最長で5年間は使用しなければならないということで、写りが悪い自分の写真を見る度に、うわ~という方も少なくないと思います。
ましてや日常生活の中で、免許証は身分証明書としての活用場面も多いので、可能な限り良い写りにしたい!!!


ということで今回は、免許の写真写りを良くする、ちょっとしたコツを解説です。

《服装のコツ》相手はプロのカメラマンではないわけ。~いざとなったら、セルフレフ板~

プロカメラマン


まずはじめに意識しておきたいことは、免許センターで写真撮影をする担当者はプロのカメラマンではなく、美しくシューティングすることを目的としている訳でもない、ということですね。

備えてあるライティングなどの機材は高性能なものでもなく、撮影する時には『はい、撮りますよ~。アゴもうちょっと引いて~(パシャッ)はい、次の方~。』といった流れで、ものすごいスピード感で進んでいきますので、露出やライトの配置を気にしてもらうのは半ば難しい訳です。

では、どうするのがストレスなく効果的かと考えると、写りが良くなる服装を心がけるのが基本だということになります。
こちら側が免許写真というフレームに寄せに行くイメージですね。


具体的には、暗い色やタートルネックなど首が詰まったシルエットの服装は、なるべく避けましょう。
暗い色は肌がくすんだ印象を与え、さらに首元まである服は首筋や顎の肉が強調されやすく、若干太めの印象を与えてしまいますので、よほど顔やスタイルに自信のある方以外は回避してください。

オススメは、肌色を引き立てる明るい色のトップスで、首元にアソビがある服装です。
例えば、男性であればワイシャツやVネック、女性であればクルーネックなどのデコルテ広めのシンプルなトップスがいいでしょう。
喉や鎖骨を出すと、顎のラインがスッキリしますので。

ボトムに関しては、白系のアイテムがオススメです。
座った時に膝が光を反射して、“レフ板”の役目を果たしてくれるので、肌色がより明るく見えるからです。

とはいえ、明るい色のトップスと白ボトムの組み合わせは、人によってはコーディネートの難易度が高くなってくるので、そもそも白系のボトムを持ってない…どうしても着慣れない…という場合は、撮影の時に、膝に白いハンカチを乗せるだけでも、同様の効果を期待できますので試してみてください。

《髪型のコツ》やっぱり髪の毛って、ものすごい大事なわけ。~本番前に美容院に駆け込むくらいの勢い必要~

髪の毛


外見や印象において“髪は命だ”と言われるようなこともありまして、ヘアスタイルだけで写真写りはビックリするくらい変化します。

ここは免許証の写真なので、雑誌のポートレート撮影で無造作ヘアで遊ばせて~みたいなニュアンスではなく、最低限、寝癖やアホ毛などを整える方向でいきましょう。
そして、免許に使う写真として推奨されている「目にかからない」「顔の形が分かる」髪型さえ押さえれば、あとはフェイスラインに合ったお気に入りのスタイリングで無問題です。

いっそのこと撮影前に美容院などに出向いて、スタイリングしてもらっていいと思います。
免許の写真は数年残りますから、本来それくらいの気合で臨むべきなのかもしれません。
実際、免許更新前に美容室に立ち寄るという方はいらっしゃいますし、長い間後悔することになるかもしれないとヒヤヒヤするよりは、プロにしっかりスタイリングしてもらうに越したことはありませんよね。

また、ロングヘアの女性に関しては、髪を耳の後ろから首に沿って下ろすヘアスタイルを選択肢のひとつとしてください。
首を細く長く見せられますので。

一方、ショートヘアの男性や女性は、前髪におもいっきり気をつけましょう。
前髪によって、目元に影が落ちると、暗い印象の顔つきになってしまいます。

なお、髪を跳ねさせるなどエアリーな(フワっとした)スタイリングは不向きで、というのも、証明写真では背景や余白もなく、オシャレな雰囲気を再現できないので、ただボサボサな印象になってしまいがちです。
スッキリ額を出すようなスタイリングの方が無難に画映りします。

《撮影時のコツ》人生ではタイミングというものが勝敗を決することってよくあるわけ。~空間と時間を刻むその一瞬、決して気を抜かない~


まず、免許の写真撮影では、写真を撮られる時間帯やコンディションも重要です。

夕方など、起床してから時間が経過していると、どうしても顔がむくんでしまいますし、目のクマや肌のくすみ、女性であればメイク崩れなども時間が経つにつれて目立つようになってきますよね。
ですので、混雑しにくい日を選び、なるべく早い時間に更新手続きを済ますことは、ある種のセオリーで、オススメは平日の午前中です。

また、撮影の瞬間は、意識すべきことが2点あります。
「絶対不意打ちで抜かれない(こちらがタイミングを握る)」と「顎を軽く引く」です。

いざ撮影の順番が回ってきたら、自分のペースで椅子に座るまでは、軽く目を閉じて下を向き、撮影者にシャッターチャンスを与えないようにしましょう。
その間に、最近ホノボノしたこと、面白かったYouTube動画、シンプルに嬉しかったことなどを思い出します。
そして、自然に頬が緩みそぉ…という、まさにその時、穏やかな表情を心がけて、軽く顎を引いて正面を向きます。
勘の鋭い撮影担当者であれば、『ふむふむ、ここね。やるじゃん。』と納得して、シャッターを押してくれるはずです。


知っておきたい、撮影直前の小技がある!

小顔


写真撮影する際に、一時的にでもいいから小顔になりたい!!と感じる方は多いと思います。

ですので以下では、撮影直前でも小顔効果が出るであろう小技をご紹介します。



【顔→首→肩のリンパマッサージ】

まず、目の周りの骨を親指や人差し指でやや強く刺激します。
上まぶた側は親指で上方向に、下側(特にクマの出やすい部分)は人差し指で下方向に押さえるイメージです。
このマッサージでは、目の周りの血行が改善し、クマやくすみが少し解消されます。

次に、手のひらで、頬骨から顎のリンパ腺を強く押してマッサージしましょう。
ゴリゴリした手応えで、イタ気持ちいいくらいの強さが丁度いいです。

最後に、耳の後ろから顎に沿って首までと、鎖骨部分のリンパ線を刺激すると、溜まった水分や老廃物が流れることで、むくみが解消されます。



【表情筋を動かす】

まず、顎を突き出して上を見ながら、口を大きく「イ」の形にします。
下顎の皮膚をピンと伸ばすイメージです。

次に口を「エ」の形にして、顎を強く引きながら、グっと下を向きます。
そして、口を「ウ」の形にしてから、顔を梅干し並みにクッシャクシャにして、そこから、一気に「ア」の顔に入って、パッと開放します。
そこの「ア」の時に、舌を、これツルんじゃないかってくらいに大きく出してグルグル回すと、さらなる効果を期待できます。




以上のマッサージを何サイクルか、周囲に不審がられない程度に実践してみましょう。


実は、写真を持ち込むっていう手段もある。


ここまで粒だてておいて何なのですが、一部の免許センターなどでは、持ち込み写真での免許更新にも対応しています。
地域ごとに細かい規定が定められているので、お住まいの地域でのルールを確認してみましょう。
ただし、1日あたりの対応人数が決まっていたり、違反を犯して免許停止中である場合や、紛失して再交付を受ける場合は、対応不可なこともあるので気をつけてください。


例えば東京都では、以下のような規定があります。

■府中・鮫洲・江東運転免許試験場で対応
■盗難・紛失などによる再交付手続きを伴う更新ではないこと
■サイズは縁なしで縦3cm、横2.4cm
■申請前6ヶ月以内に撮影したものであること
■カラーであること
■写真用紙に印刷されていること
■正面を向き、顔の傾きがないこと(斜め方向や小首をかしげているものはNG)
■写真中の顔の占める面積は「上三分身」であること(更新場所にガイドスケールあり)
■背景は薄い色<青・灰色・茶色のいずれか>で、グラデーションなしの単一色であること
■加工や修正をしていないこと
■ハレーション(※白飛び)、暗すぎる、衣類や髪で顔が隠れている、笑顔はNG


細々とした条件が多いようにも見えますが、要するに、『常識の範囲内で、しっかり身分証明書として使用できる』というところがクリアになっていれば問題ありません。


知っておきたい、NG写真とNG行動がある!


写真持ち込みの場合でも、現地で撮影する場合でも、いずれにせよノーグッドを突きつけられることがあります。
以下3つのケースです。


●裸に見えてしまう服装

チューブトップなどで完全に肩が露出しているような服装の場合、衣服が写真に映り込まずに「裸に見える」画角になって、そういうテイの人みたいになってしまうので、何事もなかったかのように何か羽織るよう求められます
羽織るものがない場合は、免許の更新ができないこともあるので注意してください。
冗談っぽく聞こえるかもしれませんが、夏場などで薄着の時は、リアルにあるパターンです。



●カラーコンタクト着用

カラーコンタクト(カラコン)によって眼の色が本来と違っている場合は、コンタクトを外すよう求められます。
メガネに関しては厳密には決められていませんが、外すよう求められることもあります。
なお、サングラスや色付きグラスは、言わずもがなです。



●帽子、幅広のヘアバンド、マスク

少しでも顔が隠れてしまい、印象が変わってくるものは、撮影時は外すよう求められます。
なお、帽子など顔周りのアイテムを身に着けていると、メイクや髪が崩れた写真になってしまう危険性もあるので、更新日はなるべく着用しないようにしましょう。



おわりに


いかがでしたか?

以上ご紹介したところを準備万端にしておけば、納得できる写真が出てくる可能性はかなり高いはずです。
免許写真はほぼ一発勝負なので、くれぐれも後の祭りにならないように、出陣しましょう。


出来のいい写真に仕上がった暁には、それをLINEやFacebookのプロフィール写真にしちゃってもいいでしょうし、飲みの席や初デートで会話に煮詰まった時などにドヤって提示できることもあると思います。


皆様のご健闘を心よりお祈り申し上げます。






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