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ヨーロッパで誕生し、日本国内においてもワンウェイ(乗り捨て)型の実証試験が始められるなど、このほど活況を呈する「カーシェアリング」。
好きな時に、好きな場所で車を利用できるサービスの実現に向けて、多くの事業者がカーシェアリング事業へ乗り出しています。
しかし、カーシェアリングは比較的新しいサービスなので、『具体的にどんなサービスなのか、よく分からない。』『デメリットもあるんじゃない?』といった声も少なくありません。
カーシェアリングとは、特定の車を登録会員同士で共有できるサービスのことです。
業者によってサービスの内容は異なりますが、中には指定された駐車場(ステーション)であれば、どこでも車を返却できるようなワンウェイ型サービスも存在しています。
詳しくはコチラ
カーシェアリングのメリットを簡潔にまとめると3点です。
【1】車の購入費・維持費がかからない
【2】レンタカーと比べて費用が安い
【3】レンタカーと比べて拠点が多い
順に見ていきましょう。
カーシェアリングを利用すれば、車を所有する必要がないため、購入費や維持費の節約になりますね。
特に維持費に関しては、以下がかかってきませんので、大幅な節約になります。
・自動車税などの税金
・自賠責保険、任意保険などの保険料
・車検代
カーシェアリングでは、1時間あたり1,000円以内で借りられるケースが多いですし、15分単位や30分単位で借りられる業者も多いので、レンタカーに比べて気軽に利用しやすい点も特徴です。
レンタカーに比べると、カーシェアリングは拠点(ステーション)が多い傾向にありますので、特に都心部では利用できる場所が多く、車の返却場所も選びやすくなっています。
カーシェアリングのデメリットを簡潔にまとめると2点です。
【1】予約時に利用時間を決める必要がある
【2】予約がすでに埋まっている可能性がある
こちらも順に見ていきましょう。
利用する業者にもよりますが、基本的にカーシェアリングは予約時に、利用時間を設定する必要があります。
途中で利用時間を延長できるサービスも多いですが、やはり所有車に比べると、行動や移動に制限がかかりやすいです。
予約が埋まっている場合は、当然のことながら車を利用することはできませんので、予定が決まったら早い段階で予約を済ませておくといいですね。
飲食店での食事に近い感覚になります。
では、メリットとデメリットの両面をあらかた理解したうえで、カーシェアリングの利用手順を見ていきましょう。
カーシェアリングの利用から車の返却までの流れをおおまかにご紹介します。
利用料金や地域だけでなく、前述の通り、サービス内容も業者によって異なりますので、利用できる車種や返却方法などのサービス内容を比較しながら、自分のライフスタイルに合った業者を選んで、会員登録します。
カーシェアリングの予約は、スマホやパソコンを使ってネットで、あるいは電話で済ませることができます。
予約時に指定した日時に、指定の駐車場(ステーション)へと向かいます。
なお、車を解錠する際は、会員専用のカードなどを使用します。
具体的な返却方法については、業者によって若干異なりますが、基本的には、給油と洗車などが必要となるので、そのあたりは契約内容を確認しておきましょう。
なお、カーシェアリングの利用料金については、現金ではなく、あらかじめ登録したクレジットカードで支払うケースが多くなっています。
では、カーシェリングは例えばこんなシーンで活用できるよ!というのを、列挙していきます。
盆や正月など、渋滞が多く発生する時期にカーシェアリングを活用すると、渋滞を上手く回避できることもあります。
渋滞が予想される場所の先まで電車で向かい、そこからカーシェアリングを利用するなど、フレキシブルな動きができることで、快適な旅行やお出かけを楽しめるはずです。
外出先での豪風雨や事故など、思わぬアクシデントに巻き込まれてしまった際に、カーシェアリングを利用できれば、被害を最小限に抑えられて、その後の移動もスムーズになりますよね。
その他にも、自転車のパンクや電車が止まってしまった時などの緊急時にも使えます。
前述の通り、カーシェアリングは15分や30分といった短時間でも利用可能なので、ちょっとしたドライブにも適しています。
出張先で時間が余った時や、旅行先で隙間時間を持て余した時などにも、活用しやすいですね。
カーシェアリングには様々なメリットがあり、利用シーンも豊富なので、日本国内でも少しずつ利用者が増えてきている模様です。
特に、所有車の維持費や駐車場確保などにお悩みの方は、将来的にカーシェアリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか?