2017.05.26

クルマの自動ブレーキ:取捨選択:巧拙

クルマの自動ブレーキって最近それなりに話題で、それはそれで全然ええねんけど、ヒトの自動ブレーキってないん?あったらええと思わへん?めちゃめちゃイライラしたときのシステマチックな対処法があったらええなって、切に思ってるんよ。


そんなこんなで、自動ブレーキというのは、クルマが前方の障害物をカメラとセンサーで感知し、人間のそれよりも早い判断でブレーキをかけることで衝突事故を避けるシステムです。

なお、自動ブレーキのことをスゴく堅苦しく言うと、“衝突被害軽減ブレーキ”ということで、読んで字のごとく衝突被害を最小限に抑えることを目的とした技術であることが分かります。

自動ブレーキシステムに欠かせないカメラとセンサー


そして、クルマが自動でブレーキをかけるうえで、障害物を察知する機能を担うのがカメラとセンサーです。

近年ではカメラ性能が大きく向上したことで、静止でも動作でも、モノでもヒトでもかなりの確度で検知することが可能になっていますが、悪天候時には視界が悪くなるなどの欠点もあるので、そういったところをセンサーで補わないといけません。

センサーにはいろんな種類があって、それぞれの長所を活かしながらシステムに寄与しています。
せっかくなので、代表的なところを羅列します。

◆ミリ波レーダーのセンサー

周囲にミリ波を放射し、その反射波を測定し分析することで対象物の距離や方向、サイズを検知する。昼夜問わず、100m以上先でも察知可能。一方で、コストも大きい。

◆超音波レーダーのセンサー

周囲に超音波を発し、特に近距離のモノを察知するのに秀でている。

◆赤外線レーザーレーダーのセンサー

検知できる範囲は20m程度で、ヒトの検知は難しい。コストは小さいので、簡易型として軽自動車やコンパクトカーなどには積極採用されている。


いや、自動ブレーキほどスゴいやつはいらんねんけど、それに近しい感じで衝突防止的なやつはないん?って思ってたらあるんやわ、これが。


自動ブレーキではないのですが、ジャパン・トゥエンティワン株式会社のMobileye(モービルアイ)など、後付け搭載が可能で、前方にカメラを設置するだけの簡単作業で機能する衝突防止補助システムがあったりします。
平たく言うと、スバルのアイサイトと同じような要領で、フロントガラスに取り付けたカメラで前方の歩行者やクルマを感知し、何かしらの危険がある場合には警報音が鳴る、という装置です。

その利便性から、特に運送業界や観光業界からの支持が厚いらしく、「前方車両衝突警報」「歩行者衝突警報」の他、「低速時前方車両衝突警報」「車線逸脱警報」「車間距離警報」もあって、居眠り運転を防止する効果があるということで近年注目されています。


最後に


なんか、こういう話になると、いつも思うことなんですが、なんでもかんでも自動にしたらハッピーってことじゃないっていうのはありますよね。

結局は、選択を迫られてる感じなんですよ。
自分でやるのかい?やらないのかい?どっちなんだい?みたいな。
エモーションなのかい?ファンクションなのかい?どっちを多めに取るんだい?みたいなね。



ほんで、なんだかんだで人生というのは選択の部分が大きくて、時代と共にテクノロジーが進歩すると、選択肢がどんどん増えるっていうのは、そうなのかなと。

ただ一方で、目の前に50色の絵の具を用意されたらめちゃくちゃ悩むけど、5色しかなかったら、被写体も割とすぐに決まって、絵を描きやすかったりするっていうのは、真理としてあるんですよ。
だから、なかなか難しいですよね。


いずれにせよ、大切なのは選択の巧さ、そして集中の巧さ、みたいなことになってくる気はしますね。
総じて、センスなんちゃうかっていうね。

もちろん、全てを選択できるわけじゃないっていうのはありますけどね。
例えば、そもそもの人間が生まれる場所、生まれる環境、生まれる属性みたいな根源的なところって選べないわけですから。
それでも、その後は何でも選ぼうと思えば、その気になれば、いくらでも選べるわけですから、選んでいったらいいんやと思いますよ。
ましてや、よく分からない一般常識とか固定観念とかを取っ払えば、なんぼでも突破できるんやなって感じますね。



そんな具合で、だいぶ高尚なこと言ってますが、こういう場合でも、言うのも選択、言わないのも選択です。



後味いいので、この辺で。






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