2015.06.25

【働く車に目を向けて】バキュームカーが爆発?汚れた洋服などは保険で賄える!?


こんにちは。
ミズミズです。

私は美容と健康のために、週2回は早朝にワンコと公園を散歩しているのですが、バキュームカーを時々見かけます。
最近はあまり走っている印象がなかったので、興奮を抑えられませんでした。

『バキュームカーの話なんて興味ないよ!』だなんて、臭いモノに蓋をしないでいただきたい!
そうです、何事にも好奇心をもって接することを忘れてはならないのです。

ということで今回は、知ってもそこまで得はしない、バキュームカーに関する小ネタを取り上げて参ります。

バキュームカーはカッコいい?


さて、ワンコと散歩しながら立ち寄った公園のトイレ。
水洗なのですが、浄化槽に糞尿を溜めるタイプで、定期的にバキュームカーで吸い取ってくれているようです。

そして、最近はバキュームカーの性能も上がっています。
吸うためには、空気を吐く必要があるので、排気口の風下を通る時は多少匂いますが、排気口に脱臭装置も付いているそうで、昔に比べるとビックリするほど、ニオイはキツくなくなったようです。

さらに、一見普通のトラックに見えるようにカバーされていたり、タンク丸見えの車であっても白を基調とした明るいカラーリングが多かったりと、“バキュームカー=汚い”というイメージを払拭すべく、匂いだけではなく、見た目の清潔さにもコダワリを感じます。

車体を綺麗に保つために、こまめに洗車をする必要もありますし、おそらく維持費も相当かかっていることでしょう。

また、長崎県の佐世保にはパンダ型のバキュームカーがあるそうですね。
パンダの糞は緑色でイイ匂いらしいので、真偽のほどは定かではないですが、そのせいかもしれません。
ただし、どんなに清潔にしたり可愛くしたりしたところで、バキュームカーはバキュームカーなので、出来る限り周囲に気を遣って、早朝(およそ4~5時)に稼働していると思われます。

バキュームカー周りの逸話


そして、つい先日、散歩先の公園にて、ちょうどバキュームカーの運転手さんらしき方がお茶をしていらっしゃったので、お話を聞いてみました。


―――いやぁ、そんなに不満はないよ。昼には仕事が終わるから結構自由だし。それに、さほど匂いでバレることもないし、立派な仕事だと思ってるよ。というより、バキュームカーってさ、カッコよくない?


意外でした。
さすがプロです。
匂いには慣れてしまううえ、爪の間や髪の毛、洋服、車内など、臭気がこもりやすい箇所のケアを怠らなければ、基本的に人体から出たものなので、匂いが染み付くこともないのだそうです。


―――仕事自体はすごく楽しいよ。あと、そこそこ給料もイイしね。


確かに、ネットなどを見ていると、トミカのバキュームカーは最低でも10倍以上のプレミアが付いているのも見受けられます。

バキュームカーがガス爆発!しちゃったらどうなる?


そういう訳で(どういう訳で?)バキュームカーの匂いは我慢できるようなのですが、昨年末、“中国の商店街でバキュームカーがガス爆発した”というニュースがあったのですが、ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?

冗談にしても厳しいですよね。
バスガス爆発ならぬ、バキュームカーがふばbすはt…
心なしか、噛んでしまいました。

とにかく、そんなことになったら、たまたま近くに居合わせた人は、精神的苦痛はハンパではないでしょうし、お洋服も台無しですよね。
と、ものすごく不安になったので、いろいろと調査してみました。

バキュームカーについて


バキュームカーというのは、実は糞尿だけではなく、食物の原材料やその他汚水、例えば、魚の処理工場やオイルを大量に使う場所での汚水の処理などにも使われます。
そのため、糞尿に限らず「積載物=汚水」と書いてあることが最近は多いようです。
材料を運ぶものと汚水を運ぶものは当然別ですが、形状に違いはありません。

この汚水というのは幅が広く、例えば、プロ野球チームが優勝してビールかけを行ったときに、条例の問題でビールを下水に流せなかったために、ビールをバキュームカーで吸った、というくらいです。

さて、バキュームカー爆発ですが、当然オイルを運ぶのと同じ構造ということで、危険がないように相当丈夫に作ってあります。
お値段もそれなりで500~2,000万円のレンジです。
絶対爆発しないぜ!な作りです。
一説では、装甲車レベルだとも言われています。
もしも爆発したら、辺り一面が地獄絵図になりかねませんから、当然と言えば当然です。


以前ガードレールにバキュームカーが衝突した画像なども拝見しましたが、ガードレールはベコベコでもバキュームカー自体は、カスリ傷すら見つからないような状態でした。

しかし、これだけ値段がするのに耐久年数は短く、10年ももたないとのこと。
仮に10年以上の年月が経つと、糞便排出中に中身が漏れてきたり、それ以前に腐食部分から臭ってきたりするそうなのですが、そうなる前に廃車となるので爆発するようなことはないようです。

実際、過去のバキュームカー爆発事件、バキュームカー逆噴射事件などは、そのほとんどが盗難車で、故意であったり、古い車体であったり、扱いに不慣れなことが原因で発生したそうです。
ですので、通常走行している車体内で糞尿が発酵して爆発することはまずない、と考えて相違ありません。

バキュームカーの保険について


そんな高額自動車であるバキュームカー、さぞかし保険料もお高いのでは?と思ったのですが、特殊車両(8ナンバー)は1990年代から急激にお安くなりました。

安くなったということは補償は??と震えましたが、糞尿などで汚れた場合でも、道路での事故であれば、普通に対物補償がきいてきます。
購入時の値段が分かるものがあれば、または、カタログなどを取り寄せて示せば、減価償却分を差し引いて補償されます。


少なくとも
●バキュームカーはちょっとした事故では糞尿を撒き散らさない
●撒き散らしたら保険で弁償してもらえる
ということは分かりましたが、糞尿を被ったという精神的損害についての補償は、別件になってしまうようですね。



まあ、以上です。






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