2016.03.01

【CRAZY about カーレース】カーレースとは?からの、オススメ映画&漫画♪

どこまでだって走り続ける。勝つことが守ることだから。


日常では聞こえることのない、力強く唸るエンジン音。
一般道路では見ることのできない、凄まじいスピード感。
スポーティで熱狂的なエンターテインメント性。
豪快でセクシーな雰囲気。

これらを体感できる場がサーキットであり、そこで開催される、臨場感と熱気に満ちたスポーツがカーレースです。


カーレースと聞くと、車メインの画を真っ先に思い浮かべるかと思いますが、時に“レースは人生の縮図である”と表現されることもあって、カーレースを題材とした映画やドラマでは、ロマンを追い求め、1台のマシンをとことん速く走らせるために、何人、何十人もの人間が奮闘するストーリーとして描かれることも多いですよね。
歓喜のムードで表彰台に立つレーサーやチームがいる陰には、悔し涙を流す多くのプレーヤーがいる訳です。
そして、1台のマシンをサーキットを走らせるのに、数百万円のお金が必要だと言われていて、カーレースはこれまで商業的にもビジネスの世界に大きなインパクトを与えてきました。


今回は、そんなカーレースの世界を覗いてみましょう、純粋にモチベーションを高めていきましょう、という趣旨のもと、カーレースの概要と、その取っ掛かりとしては非常に優秀なオススメ映画&漫画のご紹介です。

いざ、エンジンかけて参りましょう!!

カーレースの概要

カーレース


カーレースとは、広く「自動車競技」のことを指し、ご存知の通り、そのルールは至ってシンプルで、あらかじめ決められたスタートからゴールまでを走り切るスピードを、ドライバー間(チーム間)で競い合います。
F1レースなど、指定のサーキットコースを周回で走るレースがイメージされやすいですが、それ以外にも、ラリー、ジムカーナ、ドリフトなどの亜流レースがいくつも存在しています。

そして、カーレースの裏側や過程は複雑で、実際に車を速く走らせるには、たくさんの人とお金、技能を結集させなければならず、どんなスポンサーが付くかというのも、レースの結果を揺るがす大きなファクターです。

また、ドライバーのドライビングスキルと体力はもちろんのこと、マシンの調子が勝敗を決することも少なくありません。
そんな速く強く長く走れるマシンをドライバーと共に作り上げていくのが、メカニックです。
レース当日も、エンジン性能やタイヤの種類、ウイングの角度、その他細かいパーツなどを当日の気象や路面状況に合わせて調整し、組み上げていくことになります。


このように、ドライバーの力だけではなく、マシンを取り巻く全ての人間のチームプレーの良し悪しが、レースの結果に大きく響くという側面も、世界中の多くのカーレースファンを一喜一憂させ、熱狂させる主たる要因です。

カーレースの種類


カーレースはいくつかのジャンルに分けられていて、ジャンルによって、ルールや車の種類、レース自体の魅力が変わってきます。

以下では、カーレースの主なジャンルと、それぞれの特徴を簡潔にご紹介していきます。

フォーミュラ系

フォーミュラカー


このフォーミュラ系が一般的にイメージされやすいカーレースですね。
4輪のタイヤがむき出しになっていて、ドライバーの頭部が露出しているフォーミュラカーを使用するカーレースです。

具体的なものとしては、『F1』『GP2』『インディカー』などが挙げられます。

空気を整流するウイングなどのエアロパーツを多く使用することで、車体を地面に押さえつける力(ダウンフォース)を発生させているので、コーナーでさえも高速で走り抜けることができます。

1レースを通して観戦すれば、かなりの爽快感を味わえる代表的なカーレースです。

スポーツカー系


タイヤが泥よけ用パーツ(フェンダー)で覆われていて、ヘッドライト・テールライト・ブレーキランプが装備された、長距離レースに向いているマシンを使用するカーレースです。

具体的なレースとしては、『FIA 世界耐久選手権』『SUPER GT』などがあります。

プロトタイプ系


見た目は一般車に似ていますが、ウイングなどのエアロパーツが多く装着されているような、レース専用マシンを使用するカーレースです。

このプロトタイプ系の車は、将来的な市販を前提として製造されているので、一般の方でも、レースに出場しているマシンと同タイプの車に乗れる可能性もあるという、ある種の親近感を持ってレースを楽しむことができます。

具体的なレースとしては、『ル・マン24時間レース』『ル・マン・シリーズ』などがあります。

ラリーカー系

ラリーカー


市販車がベースになっている一方で、内装にスチール製のパイプを組み込むなどして、レース用に改造したラリーカーを使用するカーレースです。

他のカーレースと大きく異なる点は、サーキット内の塗装されたコースではなく、公道や砂利道などを走行する点です。

主なレースとして、『WRC』『IRC』などが挙げられます。

ストックカー系

ストックカー


チームが独自に設計したマシン(見た目は一般車に似ている)を使用するカーレースです。

ストックカーの定義は幅広く、ほとんど一般車と同様の無改造の車から、完全なレーシング・マシンまで見られます。

主なレースは、『NASCAR』『IMCA』などがあり、走るコースはレースの種類によって大きく異なります。
例えば、NASCARでは傾斜のある楕円形のコース<オーバルコース>、IMCAでは舗装されていないコース<ダートコース>が中心となっています。

ドラッグレース系


縦に細長いマシンが出場することが多い、1/4マイル(約402m)の短距離直線を走るタイムを競うカーレースです。
なお、国内ではドラッグレースをゼロヨン(※0-400mの意)と呼ぶ人も多いです。

北米では高い人気を誇るジャンルで、車の種類などによって細かくクラス分けされています。



オススメ映画~カーレース初心者はまずはここから~


と言われましても、カーレースっていまいちピンとこないべ!といった方もいらっしゃると思いますので、そんな方は敷居を低く設定し、まずは映画から入ってしまいましょう。

そこで多少なりとも興味を持ってから、徐々に専門的な知識をつけていくのがいいと思います。

ワイルド・スピード(The Fast and The Furious)

ワイルド・スピード


2001年に1作目がスタートし、2016年3月現在、シリーズ7作まで続いているカーレース映画の王道とも言える作品です。
各回で筋書きは異なりますが、様々な場所で開催されるカーレースはもちろん、ド迫力なカーアクション、登場人物たちのチームワーク、凄腕レーサーのドミニクと潜入捜査官のブライアンとの友情ストーリーも見所です。
また、3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』では、東京を舞台に日本車が多数登場していて、妻夫木聡さんや北川景子さんなど、日本の役者さんも多数出演しています。

グラン・プリ(Grand Prix)

グラン・プリ


F1のトップレーサーを目指すために、人生の全てをレースに捧げて突き進むF1ドライバーを描いた映画です。
この映画では、1966年の「モナコGP」や「フランスGP」など、実際のレース映像も使用されていて、ドライバー目線での臨場感を味わうことができます。
本物のF1レーサーが役者として登場しているのも大きな魅力ですし、説得力という意味ではピカイチです。

ドリヴン(Driven)

ドリヴン


カーレース映画と言えばコレというほど有名な作品です。
キップ・パルデュー演じる主人公のジミー・ブライは、カーレースのデビュー年から優秀な成績を収め続けていましたが、徐々にその調子を落としていってしまいます。
そこでチームオーナーが、かつての花形レーサーであった、シルヴェスター・スタローン演じるジョー・タントにブライのサポートを依頼します。
タントには、現役時代に大事故によって引退を余儀なくされたという過去があったものの、最終的にはその依頼を引き受け、ブライと共にシリーズチャンピオンを目指していく、そんなシナリオです。
迫力あるカーレースアクションはもちろん、人間関係が複雑に入り組んだドラマをしっかり楽しむことができます。
ちなみに、この映画は、主演のシルヴェスター・スタローンがアイルトン・セナ(1980年代から1990年代前半のF1を象徴するスタードライバーで、その当時史上最速のF1ドライバーと言われた)に捧ぐために制作したそうです。

オススメ漫画~映像でなくても十分楽しめる~


映画に引き続いて、漫画にも、カーレースを題材とした作品は多くあります。

以下では、初心者でも読みやすいカーレース漫画を3つご紹介します。

F(エフ)/六田登:小学館


フォーミュラカーレースの世界に足を踏み入れた主人公・赤木軍馬が、入門クラスのカテゴリから、上位クラスへのステップアップを目指していくカーレース漫画です。
フォーミュラカーについてはもちろん、フォーミュラ界でトップレーサーを目指す方法や流れについても忠実に描写されています。
また、ライバルレーサーや父親との人間ドラマも描かれており、濃密なストーリーとなっています。

capeta(カペタ)/曽田正人:講談社


主人公のカペタが、父親に造ってもらったレーシングカートで、ジュニアカートに参戦するところから物語が始まるカーレース漫画です。
ドライバー心理が細かく描写されている作品で、独特の緊迫感を味わうことができるので、特にドライバー目線でカーレースを楽しみたい方には、もってこいの作品と言えます。

HAYATE/風童じゅん:講談社


舞台は1992年のF1レースで、弱小チーム“チーム・レラ”の元に、主人公の日向俊郎が現れ、「自分を雇ってみないか?」と交渉するところから物語は始まります。
その際、日向はチーム・レラの弱点を即座に言い当て、監督を驚かせたことから入団テストを受けることになり、その後、日向はチーム・レラの一員となり、ドライバーとしてトップチームを目指していきます。
また、この漫画では、実在したF1チームやレーシングドライバーが登場してくるので、F1ファンであれば、日向とライバルドライバーが対決するシーンなどでは、胸が熱くなること必至です。
なお、エンジンチューンや空力など、専門性の高いワードがいくつも出てくるので、フォーミュラカーについての理解もより深まっていくはずです。


おわりに


以上、ざっと概要を見てきましたが、カーレースはF1だけではないということはお分かりいただけたのではないでしょうか。

カーレースにはいくつかジャンルがあり、各ジャンルの中にもカテゴリ(クラス)が存在しています。
日本においては現在、スーパーフォーミュラ(旧フォーミュラ・ニッポン)とSUPER GTの2大カテゴリーを筆頭に、フォーミュラカー系では、全日本F3選手権、フォーミュラチャレンジ・ジャパン、F4などが開催されています。

ジャンルやカテゴリによって、レースやマシンの魅力は大きく変わってくるので、興味の湧いたジャンルのカーレース映像を実際に観てみるといいかもしれません。
また、機会があれば、サーキットに足を運んでみましょう。
国内で最も有名なサーキット場は、三重県の鈴鹿サーキットと静岡県の富士スピードウェイです。
目の前をマシンが走り抜ける画と音は、想像を遥かに越えてクールですよ。


そして、カーレースの特徴的魅力は、何と言っても、ドライバーやチームメンバーが織り成すチームプレーです。
初心者の方は、まずはライトな感じで、映画や漫画を通して幾分ドラマチックな世界観に触れながら、カーレースへの扉を開いてみてはいかがでしょうか。






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