2015.12.16

【ドライブで行く】山口の人気観光スポット~本州と九州を繋ぐ要所の粋~

山口の人気観光スポットを3カ所取り上げてみた

本州最西端の山口県は、本州と九州を繋ぐ交通の要所。

「関門橋」と「関門トンネル」を通して多くの車両が行き交い、「関門海峡」を大型船舶が通行する。
この橋とトンネルは、どちらもドライブで走ってみたいルートだ。

また、北に日本海、西に響灘、南に瀬戸内海があるため海岸線が長く、それぞれの個性を持った海岸線ドライブを楽しめる。
ここは通り過ぎるだけではなく、一度高速道路を下りて、歴史や自然を味わう旅に出てみよう。
意外な発見が待っているかもしれない。

関門橋(山口県下関市)

本州と九州を繋ぐ関門橋は、橋塔間が712m、橋台間の吊橋全長が1,068mの東洋有数規模の吊橋だ。
道幅は6車線で、海面から橋桁までの高さは満潮時で61mと、大型船舶も余裕を持って航行できるようになっていて、中国自動車と九州自動車道を接続する関門自動車道の一部だ。

なお、高速道路を走っていると、あっという間に通過してしまうため、下りでは手前の壇ノ浦パーキングエリアで関門橋の美しさを満喫したいところ。
展望台と展望レストランから、関門海峡と関門橋を一望できる。

壇ノ浦は、源氏と平氏の壇ノ浦の戦いでも有名な土地であり、その歴史へと想いを馳せてみるのもいいだろう。

関門橋(山口県下関市)

《写真提供》おいでませ山口
関門橋の開通は1973年。以降、累計約3億6,000万台の通行量を記録しているが、40周年を迎えた2013年から、100年耐えられる橋を目指し改修が行われている。



・アクセス
中国自動車道下関IC下りる、またはそのまま関門橋へ

・営業日
無休

・営業時間
24時間

・駐車場
各所にあり(有料/無料)

・URL

・住所
山口県下関市みもすそ町


秋吉台(山口県美祢市)

秋吉台では、約3億5,000万年の地球規模の歴史を体感しよう。

遠い海の底からサンゴ礁として誕生した秋吉台は、長い年月をかけてドリーネや鍾乳洞を作り出し、やがて日本一のカルスト台地となった。
かつては森林もあったが、農業の発展によって草地に変えられたと言われていて、人の営みもしっかり刻まれているのだ。

そして、カルスト台地や鍾乳洞だけではなく、周辺には「秋吉台科学博物館」をはじめ、「秋吉台自然公園サファリランド」「秋吉台リフレッシュパーク」「秋吉台家族旅行村」と観光体験施設が数多く、家族連れにも嬉しいエリアだ。

秋吉台(山口県美祢市)

《写真提供》おいでませ山口
山口県といえば「秋吉台」を思い浮かべる地形ファンも多いのでは?近年では、トレイルウォーク・ランやサイクリングでも人気上昇中。



・アクセス
中国自動車道美祢東JCT→小郡萩道路秋吉台出口→国道435号線→県道242号線

・営業日
無休

・営業時間
24時間

・駐車場
各所にあり(有料/無料)

・URL

・住所
山口県美祢市秋芳町秋吉台台山


千畳敷(山口県長門市)

山口県は、日本海側と瀬戸内海側の両方に海岸線を持つ県だ。

日本海側に少し突き出した土地にある千畳敷は、標高333mの高台に広がる風光明媚な草原。
台地の広さは26,400平方メートルにも及び、日本海に浮かぶ島々、青い海、空の360度パノラマを堪能できるため、その姿は“日本海を望む大広間”と称されている。

千畳敷にはカフェやレストハウス、キャンプ場も整備されているので、ゆっくり時間をかけて雄大な眺めを楽しもう。
また、近くには親水公園の「菅無田公園」があり、18,000本ものキリシマツツジや菖蒲、あじさいなどが咲き誇る人気のスポットだ。

千畳敷(山口県長門市)

《写真提供》おいでませ山口
背景に見える風車は「日置ウィンドパーク」のもの。2基の風力発電で、約140世帯分の電力をまかなえるそうだ。



・アクセス
中国自動車道美祢IC→国道435号線→国道316号線→国道191号線→一般道

・営業日
無休

・営業時間
24時間

・駐車場
各所にあり(有料)

・URL

・住所
山口県長門市日置中1138-1


最後に

全国的には少しマイナーな山口県観光だが、歴史的に有名な壇ノ浦の戦いの場であり、幕末動乱期には維新の志士たちを輩出し、さらには歴代総理大臣を全国最多の8人も出していて、かつ通算在任期間が最長だという、人材の宝庫としての一面もある。

本州と九州を繋ぐ要所を、歴史のロマンを求めて車で巡る旅はいかがだろう。






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