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ドライブで、日本各地の太平洋沿岸を走ることは少なくないが、高知の眺望がベストだと言う人もいるくらい、荒々しい断崖絶壁の上から臨む太平洋の迫力は指折りだ。
全国的に有名な「室戸岬」と「足摺岬」の周辺には、観光資源が多く、施設も充実しており、長いドライブを一休みして立ち寄りたいスポット。
岬の展望台からは、広大な視界が広がり、どこまでも続く海に太平洋の雄大さを感じられるだろう。
また、弓状の海岸線の中心部、須崎市にある「横浪黒潮ライン」は、太平洋側では珍しい内海である浦ノ内湾の穏やかな景色が人気だ。
そんな高知をドライブして、ダイナミックな景観を存分に楽しんでみよう♪
「室戸岬」は、高知県の、太平洋に突き出した弓状の沿岸部、東側の先端部だ。
地図で見ると、鋭角な地形が印象的で、沿岸部には地球活動の痕跡を思わせる断崖が多い。
岬の先端には室戸岬灯台があり、日本最大級の2m60cmのレンズが設置されていて、約49km先まで光が届くようになっている。
歴史的に見ても、約1,200年前に弘法大師が苦行を重ね、悟りを開いたと伝わる御厨人窟、太平洋を見つめる中岡慎太郎銅像、四国霊場第24番札所の最御崎寺など、自然と人間が交わった由緒ある観光スポットが満載だ。
ちなみに室戸岬あたりは、台風の通り道としても知られ、1934年に室戸台風、61年に第2室戸台風と、室戸岬に上陸し大きな被害を出した記録が残っている。
《写真提供》高知県観光コンベンション協会
室戸岬へのアプローチでは、室戸市役所付近から山間部を抜ける「室戸スカイライン」を走るのもいい。岬に近づくと、急に視界が開けて、海が一気に広がる光景は圧巻。
・アクセス
高知自動車道南国IC→国道32号線→国道55号線
・営業日
無休
・営業時間
24時間
・駐車場
20台
無料(その他各所に駐車場あり)
・住所
高知県室戸市室戸岬町
・URL
弓状の高知県沿岸部の中央に位置し、複雑に入り組んだ地形が特徴的な須崎市。
1979年に、市内を流れる清流・新荘川で最後の二ホンカワウソが目撃されたことでも有名だが、沿岸部の半島部分は、北に穏やかな入り江の浦ノ内湾、南に壮大な太平洋と、対照的な風景を一望できることでも人気の観光スポットだ。
この半島部の稜線を縫うように走る「横浪黒潮ライン」は、四国の沿岸部随一の断崖上の全長約19kmの風光明媚なドライブルートとなっている。
途中の須ノ浦パーキングには坂本龍馬の遠縁、幕末の志士・武市半平太像がある他、天気のいい日は、遠く足摺岬まで見渡せる。
ここは是非、ドライブルートに組み込んでみてほしい。
《写真提供》高知県観光コンベンション協会
浦ノ内湾は、湾口から奥まで3里(約12km)あるため「横浪三里」と呼ばれ、入り組んだ湾が静かな佇まいを見せる景勝地だ。
・アクセス
(土佐市側から)高知自動車道土佐IC→国道56号線→県道39号線→県道23号線→県道47号線
(須崎市側から)高知自動車道須崎東IC→国道56号線→県道23号線→県道47号線
・営業日
無休
・営業時間
24時間
・駐車場
各地に駐車場あり
・住所
高知県土佐市~須崎市
・URL
四国最南端の岬、高知を代表する観光スポットの「足摺岬」。
磯釣りのメッカ、岬の西側の臼碆(うすばえ)には、黒潮が日本で最初に接岸する場所と言われ、渦を伴いながら潮が流れるユニークな光景が伺える。
岬には展望台が2つあり、どちらも視界は270°となっているので、そこからの眺めは、広大な太平洋の水平線は緩やかにたわみ、地球が丸いことを実感できるほどだ。
岬の東側先端の断崖に立つ白亜の足摺岬灯台は、高さ18mで、1914(大正3)年に点灯されて以来、沖を航行する船の安全を見守り続けている、歴史ある建造物。
また、日本人として初めてアメリカに渡ったとされるジョン万次郎の像、四国霊場第38番札所の金剛福寺、海が作った洞門としては日本一の白山洞門などもあって、見どころは満載な岬だ。
《写真提供》高知県観光コンベンション協会
高さ80mもの断崖絶壁は、何万年ものプレート移動によって繰り返された地殻変動の結果だと言われる。地球の雄大さを感じざるを得ない。
・アクセス
高知自動車道→四万十町中央IC→国道56号線→国道321号線→県道27号線
・営業日
無休
・営業時間
24時間
・駐車場
足摺岬先端50台
第一駐車場150台
無料
・住所
高知県土佐清水市足摺岬
・URL
高知を代表する室戸岬と足摺岬、絶景の横浪黒潮ラインをご紹介したが、もちろん、当地に至るまでの道中も楽しんでほしい。
というのも、これだけ壮大な太平洋を見ながらのドライブは、他の土地にない高知県の特長だからだ。
あの最後の清流・四万十川など、大自然の息吹を感じること必至だ。
いざ!
ダイナミズム in 高知♪