2016.03.15

【もうすぐ新年度。株っちゃう?】初心者超必見!「株式投資」の基本と始め方

もう今や、株をやるのは、傾奇者(かぶきもの)だけじゃないですよ。


もうすぐ、は~るですねぇ~♪
ちょっと、始めてみませんかぁ~♪


はい。
ということで、『株式投資に興味はあるけど難しそう!面倒くさそう!』『やっぱリスクが大きいイメージがあって、なかなか株式投資に踏み切れない!』というのは、実によく聞かれる声ですね。

そして現在、日本国内において株式を保有しているのは、国民のおよそ20%しかいないと言われていましてですね、5人に4人は株とは無縁の生活を送っている訳ですが、この現状をどう思いますか?

また、日本は欧米の国々に比べ、国民の個人金融資産に占める預貯金割合がかなり大きい国であることは有名で、時に、投資に消極的な姿勢が、国の経済的課題として取り上げられることも最近は多くなってきています。


確かに、株式投資には、ある程度の勉強はもちろん、情報収集力や眼力(ヨミのセンス)なども必要で、それなりのリスクが存在していることも事実ですが、きちんとした手順で学んでいけば、そして何より、生活の一部と言いますか、いっそのこと預貯金をするのと同じイメージで、株式投資を当たり前の趣味のようにしてしまえれば、そこまでハードルが高いものではありません。
実際、近年ではパソコンやスマホを使って、簡単すぎるくらい簡単に株の売り買いができる環境が加速度的に整ってきたということもあって、時間を持て余している専業主婦の方や、金融や経済の知識を付けなければならないサラリーマンなどの働き人の中でも、株式投資を積極的に始める方がどんどん増えてきています。


という訳で今回はですね、株初心者のために、株式投資のメリット・デメリットや、基本概要をご紹介していきます。
株に少しでも興味を持っている方は、とりあえず入門編としてどうぞ。

株式投資で得られるメリット

株で得られるメリット


まずは、株式投資の分かりやすいメリットから見ていきましょう。

株式投資には多くのメリットがある訳ですが、以下では主なメリットを3つ挙げます。

キャピタルゲインと配当金


まず、ここが株式投資を行う一番のメリットであり目的ですよね。

所有している株式を、購入した時点よりも高い株価で売却することができれば、その差益(→キャピタルゲイン)を受け取ることができます。
例えば、株価が1,000円のA社の株を100株買って(※最低でも何株買わないといけませんよ!という単元株ルールがあって、1株だけ買いたい!というのができない銘柄がほとんどです。)、1,100円に値上がりした時に全部売れば、差額の100円×100株の10,000円が利益になるということですね。

また、企業の業績によっては、利益の一部がそのまま株主に配当される、配当金(インカムゲイン)を受け取ることも可能です。


したがって、株式投資を行う最たる目的というのは、端的に、キャピタルゲインと配当金を手に入れること、ということになります。

株主優待


株主優待とは、企業が株主に対して、所有している株数に応じて特典を提供することです。
『うちの株を持ってくれて、株主でいてくれてありがとうございます!その御礼に何か差し上げます!』ということですね。

その内容は、商品やサービス、金券、施設利用権、ポイント付与など様々で、株主優待を提供している銘柄は実に1,000以上あって、キャピタルゲイン目的ではなく、株主優待を吟味して投資先を選ぶというスタイルの投資家もいらっしゃいます。

実際、テレビ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)で、株主優待だけで生計を立てているという、桐谷広人さんが取り上げられて有名になりましたね。

経済や社会情勢に強くなれる


そして、株式投資を成功させるうえでは、国内外の経済状況や各企業の業績、世の中の流行など、いろんな情報を収集した方が有利な訳ですね。
というよりも、しっかり情報収集しないと上手くいきません。
ですので、株式投資を積極的に行っていると、自然と経済や社会情勢に関する知識が身に付き、多くの情報を仕入れるクセが付くようにもなります。

そうやって株式投資を通して得た知識や情報というのは、普段の仕事や会話の中で役立つことも多い訳です。


一方で、知っておきたい株式投資のデメリット


メリットがある反面、株式投資には当然デメリットもあります。


ここも基本ですね。
投資をする以上、損するリスクは避けられません。

投資先の企業の業績が悪くなったり、また、悪くなる要因が見つかったりすれば、自ずと株価が下がり基調となり、その分の損失が生じてしまいますね。
先ほど例に示した現象と逆のことが起こる訳です。

ただし、長年経営が安定している企業を選んだり、資金を分散して投資ポートフォリオを組めば、そこまで莫大な損失を被ることは基本的にありません。
(※各株価には、1日の間にここまでしか上下できませんという値幅制限があるので、1日の間に株価がおもいっきり下がってる!というようなことは起こりませんし、値動きが行き切った場合、ストップ高あるいはストップ安となります。ですので、100万円分も買ったのに、それがいきなり50万円に!30万円に!10万円に!ついに0円に!ということは基本的に起こりません。)

なお、さすがにヤバイ!しばらく経って見たら損失が膨らんできている!と思ったら、すぐさま株を手放す“損切り”を確実に実行することが、損失回避の基本中の基本です。

情報収集の時間が要る


株式投資の成功率を高めるには、どれだけ旬で香ばしい情報を収集して、どれだけ鋭い判断ができるかといったところが、非常に大事になってきます。
購入した銘柄の値動きや企業に関するニュースはもちろんですが、世の中全体の経済状況や買い時の銘柄チェックなど、様々な情報を定期的に収集する必要があります。

ですので、株式投資に熱中するあまり、プライベートで他の事をする時間がなくなってしまった…というようなこともある訳ですね。
もちろん、ネットを上手く活用すれば効率的に情報をゲットできますが、実生活面に大きな支障が出ないようなペース配分も大切です。
(※株に関する情報をWebで見る場合、「Yahoo!ファイナンス」がデファクトスタンダードになっています。)

※最初の口座開設や利益確定後の確定申告などが必要


こちらはデメリットと言いますか、ちょっとした手間といったニュアンスです。

そもそも、株式投資を始めるには、各証券会社などで口座を開設する必要がありますね。
また、株式を売買した際に生じた利益が年間で20万円を超えてくると、確定申告をして税金を納めなければなりません。
(ただ、口座開設時に「源泉徴収ありの特定口座」を選べば、払い戻しの際に源泉徴収分が差し引かれるので、確定申告をする必要はありません。)

なお、こういった面倒な手続きをWebで簡単に完結できるようになったことも、株式投資を始める人が増えてきている一因です。


株式投資の目的は設定した方がいい~何のために株を買うんですか?~


そして、実際に株式投資を始める前に、明確な目的を設定することも大事なポイントですね。
なぜなら、目的によって適した投資スタイルや購入すべき銘柄が異なってくるからです。

以下では、株式投資の目的の具体例と、それに適した投資の方向性について見ていきます。

株式を売買して、多くの利益を得たい


ここが代表的な目的ではあるのですが、多くの利益を得たい場合は、比較的値動きの激しい銘柄を選んだり、投資額を大きくしたり、1度に多くの株を取引したりする必要も出てきます。

例えば、安定性の高い大企業などが多い東証1部銘柄の株価は、基本的に値動きが緩やかで株の取引量も少ないので(出来高が少ないので)、そこではなく、主にベンチャー企業で構成されているマザーズ銘柄やジャスダック銘柄に投資した方が、一度で得られる利益も大きくなりやすいといった面があります。
なお、値動きが大きいと、その分、損失額も大きくなりやすいということもお忘れなきよう。

また、例えば投資の元手が100万円と1,000万円では、そこから生まれる利益のケタが違ってきますよね。
仮に、買った銘柄の株価が1.2倍になったとしても、元手が100万円であれば20万円の利益しか出ないですが、1,000万円であれば200万円もの利益になってくる訳ですね。

ただし、そういった投資スタイル(デイトレードが中心)では、当然リスクも大きくなってくるので、リスク対策も同時に考える必要がありますし、情報収集にも力を入れていくことが必須です。

ローリスク・ローリターンで安定運用したい


安定した資産運用手段として株式投資を選ぶ場合は、誰もが知る大企業など、値動きの小さい安定した銘柄を選ぶことも大事です。
また、配当金も視野に入れれば、コツコツと利益を蓄積することも可能です。

ただし、投資である以上、リスクはゼロではないので、その点はしっかり理解しておきましょう。

魅力的な株主優待を得たい


シンプルに欲しいな~と思う株主優待を狙うという手段もあります。
例えば、商品券はかなり利便性が高いですし、生活用品や必需品を受け取れる銘柄もあります。

なお、個人で好き嫌いが変わってくるので、株主優待を狙うのであれば、事前にちゃんと情報収集しておきましょう。


そもそもの「株式」や「株式市場」の基本的な仕組みも知っておくべき

株式の仕組みを知ろう


さて、本格的に株式投資するとなったら、やはり根本的に株式や株式市場についての基礎知識があった方がいい訳ですね。

以下では、株式や株式市場などに関して、基本的なところを見ていきます。

株式とは?


そもそも、株式というのは、企業が事業を運営していく資金を調達するために発行している債券(株券)のことです。
株式投資というのは、その企業が発行する株券を買うことであり、ひいては株主になるということですね。

投資家(株主)が株式を買う時に支払ったお金は、企業の経営費として使用される訳で、言わば、企業は株主に対してお金を借りている立場にあって、企業は株主利益の向上を担っているという構図です。
ですので、株式会社が定期的に行っている株主総会や決算発表というのは、平たく言うと、企業の所有者である株主たちに情報開示を行う場だということですね。

そして、この株券は市場(投資家間)で売買されているのですが、その売買の仲介役として機能しているのが証券会社で、一般的な株式の売買においては手数料が発生し、この手数料が証券会社の利益となります。

株式市場とは?


株式市場というのは、株式の発行や売買が行われている市場のことを指します。

そして、株式市場を管理・運営しているのが証券取引所で、国内では、東京証券取引所、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所の4つがあります。
この4つでは、上場している企業と売買される株式数が異なっていて、中でも、取引量(売買高)が最も多い東京証券取引所が中心的存在で、株式カテゴリでは、東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダック、投資信託カテゴリでは、上場投資信託<ETF>、不動産投資信託<J-REIT>を扱っています。
なお、日本の有名な大企業の株式は、ほとんどが東証1部に登録されていて(上場していて)、楽天も東証1部銘柄ですね。


より具体的なイメージを掴んでいただくために、以下、東京証券取引所が持つ主要な株式市場の特徴を記します。

●東証1部
厳格な基準をクリアした企業だけが上場できる市場。
誰もが知る有名な大企業はだいたいここです。

●東証2部
イメージとして、東証1部ほどは大きくない中堅企業などが多く上場している市場。

●マザーズ
主にベンチャー企業や新興企業が上場する市場。

●ジャスダック(JASDAQ)
マザーズと同様、ベンチャー企業や新興企業向けの市場。
なお、IPO(新規上場株式、その公募)で、初めて上場する企業はおよそジャスダックかマザーズへ上場します。
現在は東証1部にいる楽天も、2000年に初上場したのはジャスダックでした。


証券取引所の取引時間


そして、上記の証券取引所での取引時間は、基本的に以下のように定められています。

■前場
午前9時~午前11時30分

■後場
午後12時30分~午後3時

※休日・年末年始を除く



また、参考までに、主な海外株式市場の取引時間も示します。

□NY市場<日本時間>
23:30~6:00
※前場後場の区別なし
※夏時期(サマータイム)は22:30~5:00

□ロンドン市場<日本時間>
17:00~1:30
※前場後場の区別なし
※夏時期(サマータイム)は16:00~0:30

□香港市場<日本時間>
前場 11:00~13:30
後場 15:30~17:00


なお、注文は取引時間外でも行うことができるので、平日に仕事のある方でも、株式投資を行うことは可能です。
少しややこしいのですが、どの銘柄をどれくらい売り買いするかという注文を出すことはできるのですが、実際の売買は取引時間内でしか成立しない(株価に反映されない)ということです。

最後に


株初心者の中には、少額で始めたいけど、適した金額が分からない!といった方も多いのですが、結論から言ってしまえば、数千円~数万円の資金でも株を始めること自体はできるので、特に金額にこだわる必要はありません。
当然ですが、はじめから大金をはたくよりは、ある程度慣れてきた段階で、少しずつ投資資金を増やしていくのが通常的な進め方ではあります。


なお、株式投資というのは、どこかマネーゲーム的側面が誇張されたりすることもあるのですが、基本から順序立てて理解していけば、さほど難しいものではありません。

いきなりテクニカルな部分(専門用語、チャートの見方、“空売り”などの手法)を学ぶのではなく、まずは概念的な部分も含めて基礎を叩き込んでみましょう。





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