ドライブに良い音楽が無いなんて考えられない!あり得ない!信じられない!
最適な音楽さえあれば、ドライブ中の気分は上々、アゲアゲで、運転中の疲れを軽減してくるし、助手席に座る相手との距離を縮めてくれるなど、ムフフな思い出を色濃くしてくれる。
では、名曲たちを引っさげて、ドライブに出掛ける準備をしよう。
最初にオススメするのは、奥田民生自身が30歳の時に作られた名曲。
音楽業界では数字をCから始まる音階で表すことがあり、“イージュー”はE10、つまり、C,D,Eと数えて30番目(当時の年齢)を表している。
ドライブ中のウンチクとしても高度だ。
何より、カッティングギターの音が心地よく響いて、開放的な気分にしてくれるこの曲はドライブにもってこい。
タイトルからして、完全にもうドライブのための音楽。
ヒップホップグループであるケツメイシのアルバム『ケツノポリス4』に収録されている。
2005年度日本レコード大賞ベストアルバム賞に選ばれた名盤だ。
リズミカルでキャッチーなメロディは、晴天のドライブデートにピッタリ。
映画『ジョゼと虎と魚たち』のテーマ曲。
アコースティックギター主体の、シンプルでも印象に残る曲。
PVには、映画主演の妻夫木聡が出演していて、様々な乗り物を運転するロードムービーのような作品になっているのだ。
この音楽を聴きながらドライブに出れば、気分は勝手に妻夫木聡。
1992年の朝の連続テレビ小説主題歌で、幅広い年齢層に支持されたヒット曲。
当時、車の後部座席に乗っていた子どもが、現在、成長した親の立場で運転しながらこの曲を聴くかもしれないと思うと感慨深い。
時代が変わっても聴き継がれていく名曲だ。
要チェック。
歴史がテーマの歌詞とアフロヘアがトレードマークのアーティスト、レキシ。
「歴史」と「ドライブ」となると、相性は微妙だと感じてしまうかもしれないが、ダンサブルで気持ちのいい曲調はドライブにピッタリだ。
クスっと思わず笑ってしまう歌詞もあるため、車中で盛り上がるかもしれない。
2002年度の日本ゴールドディスク大賞にも選ばれた大ヒット曲。
元夫である紀里谷和明氏が手がけた独特の世界観を持つPVも当時大きな話題に。
別世界へ連れていってくれるような煌びやかなアッパーチューンは、週末の夜のドライブに最適。
今にもネオンサインが見えてきそうだ。
爽快なメロディと透き通った歌声が気持ちよく、海へ向かう道を走るなら、うってつけのスピッツの代表曲。
この曲が収められているアルバム「空の飛び方」はドライブデートにピッタリの楽曲が満載。
誰からも愛されるスピッツのアルバムは、全曲通して聴くのがオススメ。
2014年に28年間の活動を終了し解散したTHE BOOMが「日本のサンバ」というコンセプトで制作。
パーカッションの音が心地よく重なって、思わずリズムを取ってしまうこの曲なら、軽快なドライブを楽しめること間違いなし。
多くのミュージシャンにカバーされ、世界中で愛されている名曲。
どう考えても、海辺のドライブにサザンオールスターズは外せないでしょう。
ベストアルバム「海のYeah!!」は、海岸線を走るなら車に置いておきたい名盤。
お馴染みのヒットチューンがこれでもか!と続く。
とりわけ「希望の轍」はサザンファンにとっては特別な1曲だ。
何となく元気がないなら、この曲を流しながらドライブを。
ポップなメロディと刻むビートの疾走感に乗って、いつもよりちょっと遠くまで出掛けたくなるかも。
あなたの背中をそっと押してくれるような気がする。
以上、これからも末永く車中で聴かれ続けるであろう、ドライブに欠かせない10曲をセレクトしてみた。
大げさに言うなら、ドライブと人生は少し似ている。
良い音楽が一緒なら、ドライブの道のりは面白いものになる。
喜怒哀楽やムードが音楽とリンクすれば、人生の機微に想いを馳せることができるはず。
No Music No Drive