2017.07.26

車の内装/アレンジのファンファーレ/外と内の両輪でひねる/

エクステリアで抜け出せ。インテリアで突き離せ。


さて、車の外装においては、エアロパーツ、ガーニッシュ、ヘッドライトなどで遊び心を発揮する人は多いわけですが、同じぐらいの熱量で、いやそれ以上に内装にもこだわった方が、概して美しいかもしれません。


やれやれ、“内”は適当で“外”だけ頑張るというのは、人間社会において割と冷ややかな目で見られがちでありまして、ともすると、生物は結局のところ食事で作られるとか、内面の美しさが外面に表れるとか何とかって喧伝されるほどに、“外”よりも“内”が大切だという価値観が幅を利かせる節がございましょう。
ただまあ、この件に真剣に回答するならば、どちらが欠けても全然ダメであって、どちらも極めて大事である、ということになるのでありますが。
なお、瞬発力や即効性は“外”に軍配が上がりますので、“内”はさておき“外”を高めていく方が生産性が高い、という面は確実にございましょう。
そりゃ、最初は何事もたいがい“外”から入りますから、その段階でリードするとアドバンテージは莫大である、ということは言えるのであります。



えっと、壮大な与太話はこの辺にしておいて、今回は、車の内装に関して少々。


内装アレンジ:DIY

まず、車をDIYでカスタムするパターンでは、それ用の道具が必要です。

内装では、カッティングシートの張り替え、アクセサリーの取り付け、傷の補修やクリーニングなどを行ったりするので、専用のツールがあれば作業が捗ります。

◆パネルの取り外し

内装パネルを取り外すときは、内張り剥がしが重宝します。
内装パネルは傷が付きやすく、ドライバーなどで無理に外そうとすると、中のツメが折れるなどして、二度と取り付けられなくなる可能性もあります。
そこで登場するのが、プラスチック製の内張り剥がし。

なお、内張り剥がしは、インパネのクラスタやコンソールパネル、ドアの取っ手、メーターパネルなどの取り外し、照明球の交換にも役立ちます。
それほど高価でもなく、通販やカー用品店で気軽に手に入りますし、ドレスアップを行いたい場合の便利ツールです。


◆フィルム施工

カッティングシート、ステッカー、スモークフィルムなどを貼り付ける場合、専用のヘラ、カッターナイフ、シリコンスキージを使いましょう。
とりわけ、プラスチック製のヘラを用意しておけば、窓の隅や手の届きにくい部分であっても、フィルムの水しごき作業によって美しく仕上げられます。


◆LEDの埋め込み

内装をドレスアップするために、LED照明を運転席の足元やドアポケット、前面のインパネなどに埋め込むことがあります。
内装に穴を開ける作業が伴うので、電動ドリルがあれば無難です。

なお、電動ドリルは、ドライバーとセットで販売されているものがオススメ。
穴を開けることはもちろん、ドライバーがあれば電気の力でネジを外してくれるので、より楽チンで、作業がスムーズになります。
また、LEDの配線コードをまとめる結束バンドを用意しておくといいでしょう。



内装アレンジ:既成品

DIYなどの手作業が面倒くさい場合は、既成のパーツで車内環境を変えてみるのもいいでしょう。
シートカバー、ステアリングカバー、マット、カップホルダー、スマホスタンドなど、多種多様なカスタム系商品があります。

◇シートカバー

内装の中で最も汚れやすいのが、シート。
特にペットや子供を乗せる場合、爪跡が残ったり飲食物がこぼれることも多いので、あらかじめカバーをしておけば傷や汚れが目立たなくなります。
シートカバーは、単なる防水目的の価格が安いものからレザー仕様の本格的なものまで、バリエーション豊富です。


◇ステアリングカバー

運転席で目立つのが、ステアリング。
シートカバーと同様、ステアリングカバーもバラエティに富んだ商品が販売されています。
リアル店舗であれば、購入前に実際に取り付けてみて、外観や握りやすさを確かめましょう。


◇マット

足元を演出するために、フロアマットを交換してみるのもいいでしょう。
真っ黒なフロアマットではなく、デザインの入ったものや、模様が刺繍されたものを選べば、印象はガラリと変わります。


◇インパネ/ダッシュボード

インパネやダッシュボードなどにステッカーシートを貼り付けて見た目をカスタマイズすれば、ちょっとしたアクセントになりますし、傷隠しにも最適です。
貼り付け作業が苦手というのであれば、車種専用のダッシュボードマットも販売されていますので、ネットなどで探してみるといいでしょう。


◇カップホルダー/スマホスタンド

ドレスアップというよりも、便利性や機能性の観点で、カップホルダーやスマホスタンドの設置があります。
カップホルダーはすでに備わっていますが、運転席だけでなく、ドアに取り付けるものや、エアコンの送風口に取り付けるものがあり、大人数で車に乗るときには特に大活躍します。

また、近年はスマホやタブレットをカーナビとして利用するユーザーが増えてきました。
スマホスタンドがあれば、画面も見やすくなり、より快適です。



内装アレンジ:玄人的

さらにもっとカスタムしてやろうという場合は、LEDを使用したイルミネーション、フィルム、シートのデコレーションといったところで遊べば、かなり独創的な車になり得ます。

LEDイルミネーション

LED照明で足元を飾ることは前述しましたが、同じことは、インパネ、ドア、シートでも可能です。
テープ式のLEDライトもあったりするので、お好みで貼り付ければ、手軽に光を演出できます。


スモークフィルム

窓に貼るスモークフィルムも種類豊富です。
なお、フィルムを全面に貼り付けることは、道交法上やめた方がいいですが、後部席のリアウィンドウに貼り付ける程度であれば、プライバシーも守られて一石二鳥です。
最近では、紫外線対策が施されているフィルムなどもあり、女性に嬉しいカスタマイズ用品も増えてきています。


シートデコレーション

シートは、内装全体の6割ほどを占めるので、そこの色や素材が変われば、内装全体が様変わりします。
例えば、純正シートを取り外してカーレース仕様のレカロシートに交換すれば、ちょっとしたレーサー気分を味わいながらドライブを楽しむこともできます。



最後に


というわけでございまして、車の内装、イジりたい人はどんどんイジりましょう。

まあ、カスタマイズに正解はないので、各自で好きなようにやればOKでしょう。
やり過ぎは当然NGですが。


そして、インテリアだけでなく、エクステリアにも力を入れることも絶対にお忘れなく。
両方揃ってナンボですからね。






NEXT/STORY