ガッチガチでもない自動車コラム

バッテリーの基礎知識

冬が到来して、ますます寒さが感じられるこれからの季節は、夏のエアコン使用時よりも、バッテリーにとっては過酷な状況です。そもそも、バッテリーはスターターモーターを回転させて、ガソリンエンジンを始動するために必要不可欠な装置。エンジンがかかった後は、オルタネーターと呼ばれる発電装置によって電装品の電気は賄え、バッテリーも充電されますが、寒さで多用されるエアコン、シートヒーター、ヘッドライト、デフォッガ、ワイパー、さらにシガーソケットからの電源供給など、さまざまな電装品を同時に使用すれば、バッテリーにかかる負担も増大してきます。さらに、エンジンの停止時にはオルタネーターは作動せず、バッテリーだけの電力供給に頼ることになります。

バッテリーの構造

ガソリンエンジンに搭載されている鉛蓄バッテリーは普通乗用車の場合、電圧12ボルトのものが使用されています。この12ボルトのものを見た場合、液補充が必要なバッテリーには6つのふたが付いています。それぞれが6つの部屋に分かれていて、直列接続されています。そのひとつの部屋をセルと呼び、1セル当たり約2ボルトを起電。トラックなどに使われている24ボルトのものは、12の部屋をもっているということです。このセルのなかには、水よりも比重の重い希硫酸の電解液が充填されていて、正極板(プラス)に二酸化鉛、負極板(マイナス)に海綿状鉛を使用して、化学反応を利用して電気を起こしています。液面が下がった状態で使用し続けると、極板が露出し劣化の原因となるので、電解液の量が指定の範囲内に収まるよう、不純物を含まない市販の蒸留水のバッテリー補充液を補充します。

バッテリーの寿命

週末だけの自動車使用や、長距離を運転することの頻度の少ない人にとって、バッテリーの寿命は短くなってしまいます。充電することで機能を回復することもできますが、一般的に3年程度がバッテリーの寿命といわれています。基本的には、バッテリーの電解液に使用されている希硫酸の比重をチェックして、放電状態を判断します。放電量が50パーセント以下になると、バッテリーの効力はとても弱い状態。ディーラーや整備工場でバッテリーの交換を行いましょう。

最近のクルマは、エンジンCPUや電子式トランスミッション、駐車アシストシステム、ナビーゲションなどに、バッテリーの機能低下による支障が発生したり、バッテリー交換時に、新たにリセットが必要な場合があるので注意したいもの。
クルマの路上トラブルの上位にあげられるのが、バッテリーがらみのトラブル。路上でバッテリーがあがってしまったら、ロードサービスに頼るしかありません。JAFや任意自動車保険のロードサービスに援助を頼むために、万一の時の対処方法を普段からチェックしておくことが必要です。また、路上でのトラブルの際にクルマから降りる際には、後続車や周囲の様子を確認し、あわてて降りて事故に巻き込まれることのないようにしましょう。

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※本ページに記載されている情報については一般的なものとなっており、保険会社によっては定義・ 補償内容等が異なる場合があります。
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記事を書いた人つちや けい
つちや けい自動車、写真、オーディオ、パソコン、家電などハードなものから、温泉、グルメ関連等まで手掛ける、 守備範囲の広いコピーライター。
新鮮な情報を、きめ細かく収集し、分かりやすい言葉で発信することを心がけている。
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