2017.03.10

セルフ車検に見る、セルフ感が強くなる時代の生き様(ウケるもセルフ、スベるもセルフ)

巻き添え食らってスベることばかりの世の中で、セルフの重要性が改めて問われている。みたいなことがあったりする


次のニュースです。
本日午後1時頃、東京都渋谷区にて、クルマに乗っているテイの男が逮捕されました。
男は、“これまで風を切って生きてきたつもりだが、車検切れには気付いていなかった”などと供述しており、警察は今後も取り調べを続ける中で、これまでの男の人生の深みを明らかにしていく方針です。

ということで今回は、スタジオに専門家をお呼びし、男の逮捕の契機となった「車検」について迫っていきます。

ズルズル大学社会学部助教授の上面野 虚偽作(うわつらの きょぎさく)さんにお越しいただきました。
上面野さん、よろしくお願いいたします。



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カット、カット。
カットや。
とりあえず、ウワツラノ キョギサクさんは絶対ヤバいよね。
ウワツラノは百歩譲ってギリギリええとして、親はどんな名前付けとんねん。
ていうか何の専門家やねん、そいつ。
やめとけ。




ダルイんで、こっちで説明していきます。

自動車を所有している方は2年に1回の車検を受ける必要がありますね。
正式には自動車検査登録というもので、国土交通省が定めた所定の検査を行うことで、自動車の所有権を国に登録および証明しなければなりません。

なお、車検の相場はカー用品店やガソリンスタンドで6~9万円、ディーラーで9~12万円ほどになってくるので、それなりの出費が強いられます。
そこで、もっと安い車検はないのか?自分で検査はできないのか?という希望もあり、自ら運輸支局にクルマを持ち込んで検査を受ける「セルフ(ユーザー)車検」に注目が集まっています。


車検


では一応、ゲストの経歴を説明しますと、上面野さんは地元の有名進学校を卒業後、5年ほどの濃密な浪人生活を経て、24歳という若さでズルズル大学に入学されました。
学生時代はコインランドリーに入り浸っていたために就職先がなかなか見つからず、教授に黒ゴマをすってズルズル大学院への進学を決められました。
それから、ひと悶着、ふた悶着あって助教授へと昇格し、開発現場に一度も携わることなく机上の空論を重ね続け、現在はコメンテーターという、実際何をしているのかよく分からない分野にて大活躍しておられます。

それでは上面野さん、男の逮捕の契機となった「車検」についてご説明をお願いできればと思います。
なお、お断りしておきますが、上面野さんは専門家としてお呼びしておりますので、ひと笑い、ふた笑いは担保していただきますよう、よろしくお願いいたします。



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カット、カット。
カットじゃ。
うっとうしい。
情報量がバチクソうっとうしい。
ていうか、だから何の専門家やねん、そいつ。
いや逆に専門性しか感じひんけど、クセの凄味が前面に出すぎや。
やめとけ。




ダルイんで、こっちで説明していきます。

車検は少なくとも5万円以上の出費になりますが、仮にケチって車検を通さずにクルマに乗っていれば無車検運行となり、道路運送車両法の罰則で違反点数6点、6ヶ月以上の懲役または30万円以下の罰金が科されます。

ちなみに、車検さえ通れば今後メンテナンスもする必要はないと考えているドライバーも一部いますが、車検は法律で定めた保安基準を満たしているかどうかを判断しているだけなので、メンテナンスが不要になったという意味ではありません。

また、車検を行う場所ですが、一般自動車の場合は運輸支局です。
その他、国土交通省が定めている指定自動車工場で受けられる制度もあり、そこでは整備を含めたサービスを受けることが可能です。
軽自動車は、軽自動車検査協会が指定する専用検査場で行うので、間違えないよう注意しましょう。

そして、検査に合格すれば晴れて「自動車車検証」と「検査標章/ステッカー」が発行されます。
検査標章はフロントガラスに貼り付けることが法律で義務付けられていて、貼り忘れたままクルマを走らせると50万円以下の罰金を科されます。


セルフ車検


さて、上面野さんにお伺いします。
近年セルフ車検みたいな感じのやつが注目を集めかけているようですが、個人で車検を受ける方法をご存知でしょうか。
また、セルフ車検の費用なども併せてお伺いできればと思います。

くれぐれもお断りしておきますが、ひと笑い、ふた笑いは確実にお願いいたします。
マジメに進行していったところで、そんなもんは世の中に溢れかえっておりますし、こちら制作側はもとより視聴者側も求めておりません。



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カットやな。
全然カットやわ。
ずっと鬼畜やな。
台本どうなってんねん。
クリエイティブ・ディレクターどこや。
サブは寝とんのか。
ほんでスポンサーは寛容の神様か。
ウワツラノもさっきから一言も喋ってへんやん。
気色悪いな。




ダルイんで、こっちで説明していきます。

カー用品店やガソリンスタンド、ディーラーなどを通さずに、車検を自身で行うのが、読んで字のごとくセルフ車検で、最寄りの運輸支局に直接予約することができて、所要時間もトータル3時間程度と、割とコストパフォーマンスに優れています。


セルフ車検の手順は以下。


1)車検を受けるための必要書類の準備

セルフ車検には「車検証」「自動車損害賠償責任保険証明書」「自動車税納税証明書」「自動車検査票」「自動車重量税納付書」「継続検査申請書」「定期点検整備記録簿」の提出が必要。定期点検整備記録簿は、自ら点検して作成したものか、ディーラーやガソリンスタンド、民間整備工場で点検して記入してもらったものを用意。車検後に整備を予定している場合は必要なし。


2)国土交通省のサイトから運輸支局に予約

現在ではインターネットを活用してセルフ車検を予約することが一般的。軽自動車を除いて、電話で予約することはできないので注意。予約を行う際に車台番号を教える。予約は検査日の2週間前から行うことが可能。


3)車検場/検査コースへ

車検当日は用意した書類を検査窓口に提出し、車検場/検査コースまでクルマを移動。検査する項目は以下で、車検場にいる検査官に書類を提出し、指示に従い検査を行う。
※地域により検査項目が異なることもあり

・外廻りや電気系統の検査
車体外観や灯火類など

・サイドスリップ検査
タイヤの横滑り具合、直進における安定性など

・排ガス検査
排ガスの一酸化炭素、炭化水素の濃度など

・スピードメーターとヘッドライトとブレーキ検査

・下廻りの検査
タイヤチェックやオイル漏れの有無など



4)検査合格後に車検証の発行

検査に合格し、必要な書類一式を車検証交付窓口に提出すれば、新しい「車検証」と「検査標章/ステッカー」が交付される。検査に合格できなかった場合は、必要箇所を整備した後に再検査を受けることになる。一発合格のためにも、事前に各装置を点検するか、民間整備工場などで整備しておくと無難。



セルフ車検の費用ですが、「自動車重量税」「検査手数料」「自賠責保険料」込みで、5~8万円の出費となります。
ディーラーなどを利用した車検では、上記プラスで点検費用や代行手数料が必要なので、その分セルフは安くなります。

軽自動車のセルフ車検

軽自動車でセルフ車検を受ける場合は、運輸支局ではなく、軽自動車検査協会という機関で予約を行います。
ネット予約完了後、事務所を指定されるので、そこにクルマを持ち込んで車検を受けます。

バイクのセルフ車検

バイク類は最寄りの運輸支局でセルフ車検を行うことが可能です。
念のため触れておきますが、車検の対象となるのは250cc超のバイクで、250cc以下は不要です。
初回登録後の車検有効期限は3年、以降は自動車同様2年毎に受ける必要があります。


セルフ車検の要諦


ここで、Twitterから番組に対するご意見が届いておりますので、ご紹介します。

『上面野さんってカッコいいですね/10代女性』
『抱腹絶倒という、長年忘れていた感覚を取り戻しました/10代女性』
『とにかく非常に勉強になります/10代女性』
『結婚してください/10代女性』

などなどのコメントが寄せられております。
誠にありがとうございます。

高評価がエグいので、上面野さんには番組の最後までお付き合いいただきましょう。
それでは次のニュースです。



――――――



アカン、カットや。
もうカットの梅雨前線や。
ていうか、茶の間に10代女性しかおらんのか。
どんな放送形態しとんねん。
極度の原宿ナンチャラカンチャラみたいなやつか、これ。
あのな、どうでもええけど、なんでも拾ってもらえると思うなよ。
結局、ウワツラノは一言も喋ってへんやん。
車検についてのコメントも一切してへんし。
気色悪いねん。




ダルイんで、こっちで説明していきます。

セルフ車検のメリットは、先に見たように価格が安いことです。
場合にもよりますが、通常より5万円ほどは安くなると思っていいでしょう。
また、自ら検査するという意味では、クルマについて詳しく知ることもできるので、そこを目的にセルフ車検というのも幾分モチベーティブかもしれません。

逆にデメリットは言わずもがな手間です。
特に初めて車検を受ける場合など、業者に任せた方が安心、自ら準備して検査場に行くのが面倒くさいという方は、最寄りのカー用品店、ガソリンスタンド、ディーラー、民間整備工場などに頼んで、車検を代行してもらいましょう。


おわりに


えっとまあ、セルフ車検っていう概念があるよ~というお話でした。
別に自分でやってもええんやで~という。
常識に侵されてたらアカンで~という。




あーもうどうでもええ。
そんな上手いことまとめようなんて、これっぽっちも思ってへんよ。
裏テーマが表になってもうてる節あるから、捉え方次第や。
そういう世の中ってオモロイけど、ボラティリティはエグい。

結局最後はセルフやねん。
ボケたら誰かが必ずツッコんでくれると思ってたらアカンで。
もちろん、ちゃんとボケられてるかどうかが大事なのであって、ボケたつもりちゃんが一番キツイんやけどね。



以上。






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