2015.11.18

【車のDIY補修】傷が直る魔法のアイテム!「コンパウンド」を使うコツ&選び方

自分の車くらい、自分で修理しちゃいたくない?


ドライバーの皆さん。
『車のフロントの傷が目立つから、これ、どうにかして自分で直せれば最高だ!』
こう思ったりしたことありませんか?

塗装の下地が剥がれていない程度の傷であれば、“とあるアイテム”を使うことによって、実は素人でも直すことができます。

そんな魔法のようなアイテムが、「コンパウンド」と呼ばれているものです!


ドライバーの中には、『小さな傷なら目立たないから問題なし!』とお考えの方もいるでしょうけど、車の傷を放置しておくと「サビ」の原因になってしまいますし、さらに目立ってしまうこともありますよね。

ということで今回は、コンパウンドを使う時のコツや、コンパウンドの選び方をまとめてみました。
車のいろんな部分の傷に応用できるため、マイカーを持っている方は参考にしてみましょう!

コンパウンドの使い方

まずは、コンパウンドの基本的な使い方を見ていきましょう。


<1>スポンジを水で濡らして、しっかりと絞る

コンパウンドで車を磨く時に必要になるスポンジですが、実はこのスポンジにも種類があり、ものによって修理具合は変わってきます。

スポンジ選びで重要になるポイントは、「保水性の高さ」です。

保水性が高いスポンジを選ぶと、十分に水を吸ってくれるため、削り過ぎを防ぐことができます。
具体的には、原料が天然パルプである「セルロース系」のスポンジが望ましいとされています。

<2>コンパウンドをスポンジにつける

スポンジをしっかりと絞って水分を取り除いたら、コンパウンドをスポンジにつけていきます。

ただし、スポンジにつけるコンパウンドの「量」には注意が必要です!

コンパウンドの量が多いと、車体の塗装にシミが残ってしまう恐れがあります。
量については、「小指の先ぐらいの量」が望ましいとされているため、くれぐれも使い過ぎには注意しましょう。

<3>傷の部分にコンパウンドをならす

準備ができたら、いよいよ傷の部分にコンパウンドをつけていきます。

ここでは、コンパウンドを均等に付着させることを意識しましょう!
スポンジで傷の部分を、ポンポンと3回ほど軽く叩く方法がベストです。

<4>車体を磨いていく

次は、スポンジの研磨面を使って、傷の部分を磨いていきます。

ここでは、「傷に対して平行に動かすこと」を意識して、丁寧に磨いていきましょう!

10回ほど擦ったら、傷の状態をその都度確認します。
この作業を、傷が見えなくなるまで繰り返しましょう。

<5>コンパウンドを拭き取って完了

傷が見えなくなったら、最後はウエスなどの布を用いて、残ったコンパウンドを拭き取ります。
綺麗に拭き取ることができたら、修復作業は完了となります!


もし拭き取っても、まだ傷が残っているような場合には、再び<2>の作業からやり直してみましょう。
なお、スポンジで磨くことが難しい部分の傷に関しては、スポンジの代わりにウエスのような布を使ってみてください。
ただし、この場合は布で研磨作業をすることになるため、「ネル地のウエス」などの、なるべく柔らかい布を使用しましょう。

※初心者がやってしまいがちな失敗例&対処法

基本的には、上記で紹介した手順やポイントを守れば、初心者の方でも問題なく傷を直すことができるはずですが、中には修理に失敗してしまって、『以前よりも傷が目立ってしまった!』と後悔してしまう方も見られます。


そこで参考までに、以下で初心者がやってしまいがちな失敗例とその対処法をご紹介します。

傷を磨き過ぎてしまった!

コンパウンドで傷を磨き過ぎると、塗装の下地が露わになってしまいますね。
これは、特に傷が目立ちやすい、黒系の車でよく見られる失敗例とされています。

傷の磨き過ぎを防ぐには、こまめに状態を確認することが効果的です。
上記で、「10回磨いたら確認する」と紹介しましたが、傷が少し目立ちにくくなったら、確認する頻度を増やしてみましょう。
また、小さめのスポンジを使用するなど、磨く範囲を狭くするのも効果的な手段です。

事前に汚れを落としていなかった!

どのように保管していても、車には、小石・鳥の糞・鉄粉など、いろんな汚れが付着します。
これらの汚れを付着させたまま磨くと、その汚れによってさらに傷がついてしまう恐れがあるのです。

ですので、コンパウンドで車を磨く前には、必ず洗車するようにしましょう。
単に水をかけるだけでなく、手洗いなどで徹底的に汚れを落とすことが大切なポイントです。

ヘッドライトを磨いたら黄ばんでしまった!

ヘッドライトの部分も、コンパウンドで丁寧に磨けば、傷を直すことができます。

しかし、再び同じ部分に傷ができると、「黄ばみ」が再発してしまうケースがよく見られます。

というのも本来、車体用のコンパウンドは、ヘッドライトを磨くのには向いていません。
実は、ヘッドライトを磨くアイテムとしては、「ヘッドライト専用のクリーナー」が存在しています。
このクリーナーを使用しても直らない場合には、無理してコンパウンドで磨かず、専門業者に依頼することを考えてみましょう。

コンパウンドの選び方&価格

『そもそもコンパウンドって色々な種類があるから、どれを選べば良いか分からん!』
修理初心者であれば、このように感じるのも無理はありません。

お察しの通り、コンパウンドには様々な種類の商品が存在しており、傷の深さによって選ぶべき商品は変わってきます。


コンパウンド選びで、まず重視するべきなのは「粒子の大きさ」です。
コンパウンドは、その粒子の大きさによって、主に以下の4つの種類に分けられています。

●粗目、中目コンパウンド
●細目コンパウンド
●極細目コンパウンド
●超微粒子コンパウンド

「ぱっと見て分かるかどうか微妙」程度の傷であれば、極細目コンパウンドや超微粒子コンパウンドでも十分に対応できます。

洗車傷のように、「見れば分かる」程度の傷を修理する場合には、細目コンパウンドの使用を考えてみましょう。

粗目、中目コンパウンドに関しては、ガリ傷のような「かなり目立つ」傷に対して使用することが一般的です。

粒子が大きいコンパウンドほど、塗装を磨く力は大きくなっていきますので、初心者の方は失敗を防ぐために、粒子が小さいコンパウンドから使用してみましょう。



また、自分で修理するとなると、やはり値段も気になるところですが、コンパウンドの値段は商品によって大きく異なります。
およその目安は以下です。

■粗目、中目コンパウンド…2,500円前後
■細目コンパウンド…1,000~4,000円前後
■極細目コンパウンド…2,000~3,500円前後
■超微粒子コンパウンド…2,000~3,000円前後

内容量によっては、500円前後で購入できるコンパウンドもありますが、特に細目コンパウンドは商品が多い傾向にあるため、値段の幅も広くなっています。

気になる方は、楽天市場へのリンクを付けておきますので見てみてください。

また、複数のコンパウンドを購入する際には、費用が高くつき過ぎないように気をつけましょう。

さいごに


今回紹介した方法で車の傷を直す場合、「コンパウンド選び」が特に重要なポイントになってきます。

この段階で間違えてしまうと、いくら手順や方法に注意したとしても、失敗する可能性が高くなってしまいますので、車の傷の深さをちゃんとチェックして、数あるコンパウンドを比較したうえで、イイ感じのものを選ぶようにしましょう!

また、黒系の車を修理する際は、特に慎重にいきましょう。
コンパウンドの中には、「ダークカラー用」の商品も見られるため、そのような商品の使用も考えてみてください。


人生どんなこともDIY(Do It Yourself)できれば幸せ♪ですね。






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