2016.05.18

【マイク眞木/インタビュー1】~“保険”っていう名前、どうにかならない?~

Say, Mikey-Step.


著名人やタレントさんに、愛車や車ありきのライフスタイル、保険、その他諸々についてお話を伺ってみるこのコーナー。

今回は、マイク眞木さんにミートです。


1997年に放送されていた人気月9ドラマ『ビーチボーイズ(Beach Boys)』で見せた、あのダンディでワイルドな燻し銀がよみがえります。
都内のご自宅からお届けです。


マイク眞木

■マイク眞木/まいく まき
ミュージシャン・俳優

<プロフィール>
1944年4月27日生。東京都出身。1966年『バラが咲いた』でデビューし、一躍人気歌手となる。若い頃からラグビー、スキー、サーフィン、キャンプなど様々な趣味を極めており、車への造詣も深い。現在も精力的にライブ活動を行うなど、ミュージシャン、俳優として活躍中。


保険:音:響き


マイク眞木さんと言えば、海をこよなく愛する“漢のパイセン”というイメージを持つ人も多いかもしれない。
実際、マイク大先輩は、どんなライフスタイルなのだろうか?



マイク眞木

これ、保険に関連したメディアの取材なんだって?俺、生まれてこのかた、基本的に“保険”って名の付くものに入ったことがないんだよ。というのも、小さい頃から“保険”っていう漢字が嫌いでさぁ。“保健室”とか“病院”とか、そういう少し暗い感じを連想しちゃうんだよね。




早速も早速、型破りで鋭い一発、ごちそうさまです!
が、最近は保険の必要性も、感じ始めてきているという。



マイク眞木

今まで車では1回も事故ったことないし、ゴールド免許だし、強制的な自賠責保険とか以外は特段、ずっと入らなくていいかなって思ってたんだけどね。でも、最近は「あ、赤信号だ。止まんなくちゃ。」と思っても、そのまま行ってしまったよ…みたいな瞬間があるんだよね。要は、身体の反応が鈍くなってきたんだよね。だから、ここは意識して入った方がいいのかってなりつつあるんだけど、やっぱり“保険”って言葉が嫌いなのよ。だからきっと、呼び名が変わったらすぐ入っちゃうと思うよ。うん、“保険”っていう名前だけ、変えてくれない?(笑)




英語で呼ぶのなんて、いかがですか?


マイク眞木

インシュアランス?確かに、その方がまだホッとするね(笑)。まあ、車の保険(※車両保険などの各種任意保険)は検討中ってとこだね。そもそも面倒くさがりだから、どの保険がいいか調べたり、契約書類を読み込んだりするのも苦手でね。だから、誰かがオススメのプラン持ってきて、ここにハンコ押すだけですよ!ってやってくれたら、すぐ入るかも(笑)。




※※※
マイク眞木さんは硬派すぎましたが、皆さんは、是非とも手厚い任意保険に加入して、安定のカーライフをお楽しみください。



車:over 50 years



そして、マイク眞木さんは、1966年に歌手デビュー後、アメリカをキャンピングカーで横断したり、家族でハワイに移住したりと、自然体なマイスタイルを貫いたことでも有名で、その日本人離れしたフットワークの軽さに憧れる人は多い。

車好きに関しても筋金入りで、かなり早い段階から、アメ車やキャンピングカーを生活に取り入れていたという、アーリー・アダプター。



マイク眞木

小さい頃からタイヤが付いた乗り物が好きで、そんなおもちゃで遊んでたよ。今もそうだよね。だから、だんだんおもちゃの値段が高くなってきたな~みたいな感覚だよね(笑)。ちなみに、俺らの時代は16歳で免許取れたのね。そこからだから、もう車には50年以上乗ってるかな。




初めて購入した車は、フォードのカスタムラインだという。
眞木青年、21歳の時だ。



マイク眞木

歌手デビューしたての頃かな。バイトで稼いだ金で買ったね。ドア閉める度にサビが落ちるような中古車だったけど、アメ車特有のうるさいエンジン音が好きだった。それで大学行ったりしてたしね。ちなみに、当時の車はベンチシートだから、前に3~4人乗れたんだよ。だから、4人ギューギューで前に乗ったりして、「バカ後ろに乗れよ!」なんて文句言ったりしてね。




それから72歳になる現在まで、乗り継いできた車はざっと70台超え。
多くの車を乗り継いできたマイク眞木さんだが、車選びのポイントは?



マイク眞木

車選ぶ時は、自分では選ばないんだよね。車がね、俺を呼んでくれるんだよね。口笛吹いて手を振って「こっちよ~おいで~」みたいな(笑)。それに、たいていのオジさんが望む車って、フェラーリ、ロールス・ロイス、ベントレー、ベンツ、アウディとかさ、そういう欧州の高級車が多いでしょ?でも、そういう車って、どっかでちょっと“どんなもんよ?おら!”って雰囲気あるじゃない。俺は、そういうのがダメでね。好きなのは、どっかこう、控えめで照れを感じさせる車。照れてるんだけど、存在感がある、そういう車がいいんだな。




現在の愛車は、ルノーのカングーだそうで、こちらも、あっちから呼ばれてしまって購入したらしい。


マイク眞木

これが、すごく便利なんだわ。仕事上も、経済的にもね。なんでかって、後ろの席にギターが縦にいくつも入るんだよね。まあ、普通のバンを選んだら、そりゃ入るんだけどね。カングーはバンでもないし、乗用車でもないし、みたいな中途半端なとこが気に入ってさ。しかも、エンジンが小さいのに、デカイ図体してるのも気に入ったね。普通に呼ばれたよね。




キャンプ:衝動:新鮮な酸素

マイク眞木



そして、カングーの他にも何台か車を所有していて(呼ばれまくっていて)、千葉にある家のガレージには、6台も置いてあるという。


マイク眞木

ワーゲンのビートル、チェロキー、軽トラ、キャンピングカー、あとは電動自動車と、自分で作った車があるかな。千葉行った時なんかは、家で寝ないでキャンピングカーで寝てるよ。




マイク眞木さんのキャンプ歴は長く、初めてキャンピングカーを購入したのは1967年、23歳の時。
マツダのボンゴを改造して乗っていたという。



マイク眞木

基本的に1人でいるのが好きだから、よく1人で晴海埠頭とか行って寝てたよ。そしたらお巡りさんに怒られたりしてね。「何してんだ!」「いや、キャンプですけど?」「は?車の中で寝るとは何事だ!」みたいなね(笑)。別に駐車違反でも何でもない場所なのにな~とか思いながらも、すごい剣幕で帰らされちゃったりしたよね。それに、当時はまだ、キャンピングカーっていう言葉すらなかった時代だったと思うよ。




今でもキャンプには無性に行きたくなる瞬間が訪れるのだという。


マイク眞木

キャンプは、特に目的とかは無いんだけど、ほら、どうしてもマックのポテトが食べたくなる時とかってあるじゃない?あれと一緒で、衝動的に行きたくなるんだよね。ただ、お気に入りの場所とかも特にはないし、昔に比べると遠い場所には行かなくなったかな。今はちょっとそこまでぐらいな感じだね。千葉の海辺とか、丘陵地帯とか行ってるよ。




キャンプの醍醐味は、どんなところにあるのだろうか?


マイク眞木

キャンピングカーで泊まって、次の日の朝にカーテン開けると、日常とは違う自然の景色なんだ。それで、寝ぼけながら、「あ、そっか、今キャンピングカーの中にいるんだ。こんなところで寝ちゃったんだな。」ってふと思う瞬間、あれが一番いいね。たいていは予定も固定しないで、夜中になって今日はこのあたりで寝ようかって感じで寝るから、起きたら雪山の中にいたりとか、街の中にいたりとか、海が見えたりとか、そういう自然体で生きられてるって瞬間が好きだね。アメリカ中をキャンピングカーで回ってた時もあるんだけど、起きたらとんでもない砂漠地帯にいて、サボテンがボンボン生えてて、こりゃ異質なところに来ちまったな~みたいな。そういうのが新鮮なんだよね。




TO BE CONTINUED


聴いているだけで、ワクワクしっぱなし。
そんなワイルド・トークは後編へと続きます。

『ビーチボーイズ(Beach Boys)』出演秘話も。


乞うご期待。




◇text:犬塚左恵
◇photograph:関根虎洸





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