2016.10.19

【交通標識の触り】まあそんな興味ないやろうけど、軽くだけね。軽くね。軽めにね。

軽く軽く軽めって、こすりすぎなんじゃ │ 言葉の軽業師がよ │ ほんで、軽くって言うてハードル下げつつ、ホンマに軽くいくから嫌いなんじゃ │ スラップスティック野郎がよ


はい、どうも。
ご紹介に預かりました、スラップスティック野郎でございます。

ネット普及に伴う情報革命と情報洪水のおかげで、あちらこちらでスラップスティックが起こっている時代です。
だからこそ、世の中の本質はしっかり見極めていきたいものです。


さて本題ですが、交通標識というのは言わば道路界の守護神であって、それに逆らえばシンプルに罰則です。
そんな手厳しい交通標識には、誰もが知っているお馴染みのものから、思わず二度見してしまうほど変わったものまで、割といろんな種類が存在します。


ほとんどの方が知る由も興味もないであろう交通標識についてご紹介します。
大事なことですから。

交通標識


景気づけに変な圧で入りますが、そもそも交通標識ってなんやと思う?
なあ?
なんやろ?
なあ?
どう?

■交通標識の基本

交通標識には大きく「本標識」と「補助標識」の2種類あります。
そして、補助標識はその名の通り、“◯◯時~◯◯時まで”といったように本標識を補助するために使われるので、大切なのは本標識です。

本標識は以下4種類。


(1)「案内標識」
“東京まで100km”など。旅路をサポートしてくれる道先案内リーダー。


(2)「警戒標識」
“急カーブあり”や“飛び出し注意”など。交通事故を未然に防ぐ注意喚起の役割を担う。


(3)「規制標識」
“一方通行”や“右折禁止”など。日本の交通ルールを陰ながら支えている法の番人の立ち位置。


(4)「指示標識」
“駐車場”や“歩行者専用”など。ドライバーにとっての指示教官とでも言いましょう。

■交通標識の歴史

全国的に交通標識が初めて設置されたのは大正11年、西暦にして1922年です。
それまでも道標のようなものはあったものの、内務省令として“道路警戒標及び道路方向標に関する件”が制定されたことで、道路環境の基礎が出来上がりました。

なお、当初は“◯◯まで何km”といった「案内標識」と、カーブ注意や近くの学校の存在を知らせる「警戒標識」の2種類しかありませんでした。
そこから何度か法律改正を経て、通行止めや速度制限などの「規制標識」、駐車場などを表す「指示標識」と種類を増やし、現在に至ります。

よくある規制標識

ここで、頻繁にお目見えする規制標識をおさらいします。

通行止め

通行止め

交通事故現場や工事現場によくあるのが、“通行止め”。
歩行者も車も路面電車も、全て通行できません。
白地に赤で縁取られ、ドンっと大きく赤バツマーク、下の方には青文字で通行止の文字。
遠出の際や渋滞中にコヤツに出くわした時の絶望感たるや。


車両通行止め

車両通行止め

“車両通行止め”があると、車(自動車、原動機付自転車)や軽車両(自転車、荷車など)、全ての車両がどちらの進行方向からも通行できません。上の“通行止め”と混同しやすいので意識しましょう。

車両進入禁止

車両進入禁止

赤地に白の横線というシンプルなデザインの“車両進入禁止”。
標識のある側からは進入できませんが、対向車線側からは通行できるので、それを見て、ん?おいおい!えい!と思い切って進入すると、見事な後の祭り。


指定方向外進行禁止

指定方向外進行禁止

住宅街や狭い路地に出没する、青地に白矢印が特徴的な“指定方向外進行禁止”。
矢印を無視して進むと対向車線から来た車と鉢合わせて、完全に詰んだみたいなこともしばしば。



海外の交通標識:Do you understand?

所が変われば標識も変わるということで、海外には日本と同じような標識もあれば、ほぼウケ狙ってますよね?ぐらいの勢いを感じるものもあります。

日本でもお馴染みの標識

●車両進入禁止
先ほど紹介した赤地に白横線のデザインは、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツなどで同じ“進入禁止”を表します。その色とビジュアルが喚起するところは、万国共通といったところです。

車両進入禁止



●スピード制限
数字がど真ん中に表示されているスピード制限の標識は、海外でも同じ意味を持ちます。

スピード制限



●警戒標識
黄色地に黒矢印や揺れる車のマークが描かれているものは、進行先の“急カーブ”や“スピン”の危険性を示す標識で、日本同様です。

警戒標識


※日本にない海外独自の標識例


●「カンガルー標識」 in オーストラリア

カンガルー標識

日本ではまずお目にかかれない野生のカンガルーですが、オーストラリアでは頻繁に出没します。ちなみにカンガルーの脚力は半端ではないので、間違っても轢いてしまわないようにしましょう。返り討ちに遭ってしまうかもしれません。



●「ラクダ標識」 in モロッコ

ラクダ標識

モロッコのサハラ砂漠では野生のラクダに会うことも珍しくありませんから、こんなワンダーな標識もチラホラ。


●「スノーモービル通行可」 in フィンランド

スノーモービル通行可

例えば北欧フィンランドでは、こういったスノーモービルの走行OKを表す標識が存在します。一年中雪が降り続くような地域もある、北国らしい標識。


あんまり見ないが、ふざけているわけでもない、若干レアな交通標識

交通標識の中には、見た途端スマホを取り出して写真を撮ってみたり、ん?え?ん?え?ん?ん?え?とリズミカルに戸惑ってしまうかもしれない標識もあります。

●「自転車並進可」

自転車並進可

青地に白で描かれた2台の自転車(ホッピングに見えなくもない)とそれに乗る人の絵。この標識は“自転車並進可”の意味合いです。通常、道路での自転車の並進は迷惑かつ危険な行為ですが(歩道での人の並進ですら厄介)、一部の地域ではOKとされています。


●「軌道敷内通行可」

軌道敷内通行可

基本的に線路上は電車が走るものですが、路面電車となれば話は変わってきます。路面電車用道路は、この補助標識が設置されている場合に限り、線路の上を車で通行することが可能です。


●「最低速度」

最低速度

スピードというのは出しすぎで違反になることがほとんどですが、逆に遅すぎるのが大問題になることもあります。何トロットロ走っとんねん!!コラ!!大迷惑じゃ!!となることもありますね。それを防ぐのが、赤枠で囲われ、青い数字とその下に青線が引かれている、最低速度を決めている標識。スピード制限の標識とはアンダーラインがあるかどうかの違い。



●「転落注意」

転落注意

黄色地に黒い波のような模様とそれに突っ込む車の図は、転落注意を表しています。


●「音符」

音符

北海道の標津町をはじめ、都心部を除いて日本全国ところどころに敷かれている、車のタイヤが道路に擦れると音が鳴る“メロディーロード”という極めて楽しい道路があるのをご存知でしょうか?道路脇には、黄色地に音符マークの標識が立っており、小洒落た雰囲気を醸し出しています。なお、メロディロードがある場所は観光地としても機能しています。




◆ ◆ ◆


よっ!ロマンティストっ!




以上、例えば旅先でのドライブの際は、是非とも土地柄を表すご当地交通標識にも細心の注意を払ってみましょう。




はい。
さようなら。






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