納得!知っておきたい予備知識

対物無制限は必要ですか?

数年前になりますが、首都高速道路でタンクローリーの横転炎上事故が発生し、橋げたが熱で大きく曲がってしまったために、約2ヶ月もの間、事故発生箇所を含む区間が通行止めとなったことがありました。
当時TVのニュースをみながら「事故を起こした運送会社は一体いくら請求されるんだろう?」などと考えたものです。

損害には2種類あります

自動車による事故で、他人のモノ (たとえば自動車、建物、ガードレールなど) に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合、自動車保険に加入していれば、その損害は対物賠償保険によって補償されることになります。

ここで対物賠償保険によって補償される損害については、大きく(1)直接損害(積極損害ともいいます)と、(2)間接損害(消極損害ともいいます)の2つに分けることができます。

(1)直接損害
直接損害は、事故にあわなければ支払う必要がなかった費用を負担したことによる損害をいいます。

(例)
・車などモノの修理費用
・代車費用
・事故車を移動するためのレッカー代
・全損の場合の車両評価額

(2)間接損害
間接損害は、事故にあわなければ得られたであろう経済的利益を失ったことによる損害をいいます。

(例)
・店舗を休業したことによる休業損害
・タクシー、トラックなどが使えない期間についての休車損害
・列車など公共交通機関と接触事故を起こしたことによる遅延損害
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首都高速道路の損害は?

それでは冒頭のタンクローリーの事故について検討してみましょう。

まず直接損害としては、以下のようなものが考えられます。

(1)直接損害
直接損害は、事故にあわなければ支払う必要がなかった費用を負担したことによる損害をいいます。

・道路構造物の補修費用
・道路周辺の建物等の修理費用
・1車線暫定開放のための改修費用

これだけでもかなりの金額になりそうですね・・・

また間接損害については、

・通行料収入の減収による損失

が考えられます。

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結局いくら請求されるの?

この事故についての報道によれば、事故発生から開通に至るまでに要した費用はなんと約45億円!内訳は、復旧工事費が20億円で、通行料金の減収額が25億円とのことでした。
首都高速道路としては、金額を精査して事故を起こした運送会社に請求する予定であるということで、その後この件に関する報道が見当たらないところをみると、いまだに解決していないのかもしれません。

やっぱり対物は「無制限」で!

ところで、最近では対物賠償保険を無制限とするのが一般的になりつつありますが、依然として多くの人が保険金額に制限のある契約内容となっています。

確かに、首都高速道路の事故のような極端な事例はめったにありませんが、数千万円程度の事故は一定の割合で発生しています。
また、損害額が契約の保険金額を超えてしまうことが明らかになると、保険会社の示談代行サービスを受けることができなくなってしまいます。(つまり相手方との交渉を自分で行わなければならないということです)保険料はあまり変わらないハズですので、ここはケチらずに無制限を選んでおくことにしましよう。

※本ページに記載されている情報については一般的なものとなっており、保険会社によっては定義・ 補償内容等が異なる場合があります。また本ページに掲載されている情報は、特定の保険商品の募集を目的としたものではありませんので、保険契約の締結や変更手続き等に際しては、保険会社から提供される情報をご参照いただきますようお願いいたします。

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